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【武装名】 GNロングライフル 【読み方】 じーえぬろんぐらいふる 【保有MS】 GNX-803T ジンクスⅣGN-001REⅢ ガンダムエクシアリペアⅢ 【詳細】 GNX-803T ジンクスⅣとGN-001REⅢ ガンダムエクシアリペアⅢが装備する専用のビームライフル。 GN-XⅣの主武装であるビームライフルの大出力ロングバレル仕様で、対艦や要害攻撃に適した装備。 バレルを取り外すことで取り回しや連射性に優れたGNショートビームライフルとなる。 エクシアRⅢが装備するものは左腕のハードポイントに接続された長距離狙撃用の大型ビームライフル。 折りたたむことが可能でGNソードのように取り回しに難があるものの、ある程度行動を阻害しないよう配慮されている。
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フルアーマー・ユニコーンガンダムFULL ARMOR UNICORN GUNDAM 登場作品 機動戦士ガンダムUC 型式番号 RX-0 全高 21.7m 重量 45.1t 所属 民間 搭乗者 バナージ・リンクス 武装 バルカン砲ハンド・グレネードビーム・ガトリングガンハイパー・バズーカビーム・サーベルビーム・トンファービーム・マグナム 【設定】 ユニコーンガンダムの最終決戦仕様。 バナージ・リンクスの友人であるタクヤ・イレイの発案によって、ネェル・アーガマ内で改修された。 従来の武装に加え、艦内にストックされていた他機体の装備等を再利用して全身に取り付けた他、低下した機動性を94式ベースジャバーのブースターユニットを改造して装着することで補うという、素人のオードリー・バーンにすら失笑されるレベルの(見た目は)無茶苦茶な仕様。 あらゆる装備をありったけ装備しただけでは普通は機体のバランスが崩壊して操作性が劣悪になるはずだが、完璧な計算によりバランスを保っており、弾切れになりデッドウェイト化した武装は切り離す事が可能となっている。 なお、シールドが2枚追加された以外は増加装甲を施してないのでフルアーマーというのはおかしいのだが、発案者であるタクヤがフルアーマーと呼んだのでそのまま採用されている(一応アーマメント(武装)の略とはされている)。 しっかりとNT-Dの発動を視野に入れ、追加装備は装甲の展開箇所に干渉しないように装着してある。 【武装説明】 バルカン砲 60mm口径の近接防御機関砲。 頭部に2門が内蔵されている。 ハンド・グレネード ジェガン用の3連装手榴弾。 脚部側面に2基ずつ、計4基が装備されている。 ビーム・ガトリングガン メガ粒子弾を高速で撃ち出して弾幕を形成する4連装ガトリング。 シールドの裏面に2挺が取り付けられている。 元々はクシャトリヤ用の武装だが、アナハイム規格によりユニコーンでも使用可能になっている。 VSシリーズでは第一形態のサブ、第二形態のメインになっている。 第一ではメインからのキャンセルで落下もでき強力な武装だが、弾数が第一と第二で共通なので弾数管理には気を付けたいところ。 ハイパー・バズーカ ロケット弾を射出するMSサイズのバズーカ砲。 背中に2門を背負う形で装備されている。 また、砲身にジェスタ用のグレネード・ランチャーとスタークジェガン用の3連装ミサイル・ランチャーを2基ずつ装着されている。 VSシリーズでは第二形態時の武装で、その場で二連射と横回転しながら二連射が出来るようになった。 その場撃ちから横回転にもキャンセルが可能。 ビーム・サーベル 近接戦闘用のビーム兵器。 バックパックに2基、両腕部に1基ずつの計4基が装備されている。 ビーム・トンファー 両腕部のビーム・サーベルを取り出すことなく直接発振させることが可能。 そのままトンファーのように振り回せる他、後方から接近する敵を刺突することもできる。 VSシリーズでは第三形態のN格最終段で確認可能。 ビームマグナム 本機専用のビーム・ライフル。 最大の特徴は「マグナム弾」と称される専用のEパック(エネルギーパック)を使用する点である。 Eパック1つに付き1発しか撃てないが通常のビームライフルの4発分もの高威力を誇り、掠めただけで敵機を撃破に至らしめる事もできる。 通常マグナム弾Eパックを5セット連結した状態で装着する。 使用しないときはバックパックや腕部にマウントして携行することが出来る。 VSシリーズでは第一形態のメイン射撃で、現在では手動リロードになっている。 第三形態では特格でシールドを飛ばしていないときは発射までシールドファンネルが射撃バリアとなり、前方の射撃を防いでくれ、さらに特格キャンセルで移動にも使えるので非常に頼りになる。 第2形態のCSにも追加されており、威力と誘導に優れておりコンボの〆に最適。発生は相変わらず遅いので注意。 シールド 本機専用のシールド。 小型のIフィールド・ジェネレーターが内蔵されており、実体弾やビーム攻撃のみならず、ビーム・サーベルも「弾く」ことができる。 後にガンダムF91などに採用されたビーム・シールドの先駆けともいえるが、シールド本体が大振りで被弾面積が広く、破壊されやすいという欠点も抱えている。 終盤は、ファンネルのようにサイコ・フレームの力によって推力もないのに宇宙を飛び回りガトリングガンで攻撃を行う、ネオ・ジオングのサイコ・シャードによってガトリングが爆散してもシールド本体は無傷という凄まじさを披露した。 原作小説版だと次々に破壊され最終的には目くらましに使われユニコーンに撃ち抜かれた(覚醒技のラスト)のにアニメ版だと最後まで無事だった。 【原作での活躍】 小説版 物語の舞台が再び宇宙に戻り、袖付きとの共同戦線を破棄し、戦闘状態に入った時にフルアーマーで出撃。 様々な武装を使い袖付きのMSを多数行動不能にした後にローゼン・ズールと対峙する。 サイコ・ジャマーによってNT-Dを使用不可能にされるが、トライスターの死を感知し、バナージが覚醒、ユニコーンも呼応し再度NT-Dを展開する。 またしてもパイロット同士が精神感応を起こすが、アンジェロが拒絶しローゼン・ズールは機能を停止する。 そのまま出撃したシナンジュと対峙するが、クシャトリヤが足止めし、ユニコーンは先行する。 次いで追撃してきたバンシィと交戦状態に入る。 2機のガンダム同士による戦闘は苛烈さを極めたが、途中でバンシィが暴走しクシャトリヤを撃墜、それによりリディが正気に戻り戦闘終了。 最後にシナンジュと対峙、サイコ・フレームのない機体が割り込めることができないほどのサイコ・フィールドを形成するが、バンシィとの共闘によりシナンジュを撃墜。 OVA版 小説版とは順序と展開が異なっており、トライスターは最終決戦に参戦しておらず、バンシィ・ノルンと先に戦闘に入るが、クシャトリヤが足止めをし、合間に袖付きのMSを多数行動不能にする。 そのままローゼン・ズールと対峙し、サイコ・ジャマーによってNT-Dが使用不可能になる。 しかしクシャトリヤがバンシィ・ノルンにより撃墜され、マリーダの死念を感じ取ったバナージによりユニコーンが覚醒し再びNT-Dを展開、原作と同じく精神感応が起こるがアンジェロは拒絶、ローゼン・ズールは自滅する。 最終座標インダストリアル7で、フル・フロンタルが駆る巨大MAネオ・ジオングと対峙。 本来の自分を取り戻したリディ・マーセナスのバンシィ・ノルンと協力して最終決戦を挑む。 その最終決戦の最中、ユニコーンとネオ・ジオングのサイコフレームが共鳴し、一年戦争時のアムロ・レイとララァ・スンのように、バナージとフロンタルのニュータイプとしての認識能力を拡大させ、“刻”を形象として垣間見る(実際にタイムトラベルした訳ではなく、“宇宙の記憶”を精神的イメージとしてフラッシュして垣間見たとの事)。 “刻”の最果ての虚無の世界を突き付け自分の人類へ対する諦念を理解させようとするが、その虚無の世界を目の当たりにしても「それでも…それでも!」と抗おうとするバナージの熱意に呼応したユニコーンが発する“暖かな光”によって、ユニコーンを握り潰そうとしていたアーム・ユニット4基を灰状に分解、本体にもその“暖かな光”をユニコーンの「ソフトチェストタッチ」によって注ぎ込むと、搭乗していたフロンタルの中の「残留思念」が浄化され、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。 小説、OVAともにその後マーサによってラプラスの箱を消滅させるために放たれたコロニーレーザーをリディのバンシィ・ノルンと共にサイコ・フィールドを展開し、受け止める。 その後、バナージはユニコーンと同化し、全身から緑色の結晶をはやしたモノとなり宇宙に旅立とうとしてしまう。 しかし、リディやオードリーの必死の呼びかけや父の幻影により、自我を取り戻し元に戻ってネェル・アーガマに帰還する事ができた。 その後、本機は「シンギュラリティ・ワン」(技術的特異点)と呼ばれ封印されたはずだが…? 【パイロット説明】 バナージ・リンクス CV:内山昂輝 ユニコーンガンダムを参照。 【ゲーム内での活躍】 EXVS.FB(PS3版) 後述のMBでの参戦に伴い、DLCとして登場。 ほぼMBの上方修正後の環境トップの性能のまま参加となった。 MBと違い、FBでは待ちが強く、より安全に第一形態で射撃戦ができるようになり、多くの相手に有利が突けるようになったので、弱体化されたとはいえまだまだ強いバンシィ・ノルンと並んで環境トップに躍り出ることなった。 EXVS.MB 公式サイトに本機が描かれている。 その後、コスト3000で追加参戦した。 格闘が発生の遅いタックルしかなく、機動力も低いが優秀な射撃武器を持つ第一形態で出撃する。 そこから特格でブースターを切り離すことで、ガトリングとバズーカ、単発ダウンのビーム・マグナム、細く曲げれるゲロビを持つ万能機、再度特格でサイコミュ・ジャック付きプレッシャーを放ち、高い機動力とシールド・ファンネルを有する万能より格闘機となる。 覚醒技はバンシィ・ノルンとサーベルで攻撃してからの二機のビーム・マグナムで〆る乱舞系覚醒技になっている。 常時デストロイモードで、3形態目になるとサイコフレームが緑色に輝き、格闘の特格派生でネオ・ジオングに行ったソフトチェストタッチを行うなど、全体的にEP7を再現したモーションが多いのだが、サイコ・ジャマーを受けてもユニコーンモードには戻らない。 モーションも全体的に作りこまれており、アップデートにより性能も向上し環境トップクラスの性能も誇るため、非常に高い人気を誇る。 ちなみに、普通のユニコーンだとマグナムの弾数とカートリッジが同じという演出があるが、フルコーンだと何発撃とうがマグナムのカートリッジの数は減らない。 EXVS2でマグナムが手動リロードになったバンシィもカートリッジの数が可変するようになったので手動リロードの有無が原因だと思われる。 EXVS2 大きな変化はなかったがアップデートにて各種強化が入った。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 第1形態 右手にビーム・マグナムを持ってポーズ。 第2形態 左手にハイパーバズーカを持ってポーズ。 第3形態 シールドを周囲に浮遊させつつビーム・マグナムを両手で構える。 敗北ポーズ 武装が無い状態で漂っている。 【余談】 ゲーム版においてタクヤが見た夢がフルアーマー開発のきっかけになった。曰く「ぼくの考えた最強のユニコーン」 彼はその後バンシィ・ノルンの武装を見てバンシィとフェネクス(ナラティブ版が出る前)のアームド・アーマーを装備した更なるフルアーマー「プランB」を考えたが、実装には至らなかった…という設定でアーケードカードゲーム「トライエイジ」にて登場した。 数年後、ナラティブ仕様のしっぽ(スタビライザー)付きアームド・アーマーを装備した姿が「ユニコーンガンダム・ペルフェクティビリティ」としてまさかの公式化となった。 それにフルアーマーユニコーンの追加装備を装備した「ユニコーンガンダム・ペルフェクティビリティ・ディバイン」も登場した。 「プランB」時代は再現するのにキットの複数買いに塗装などかなりお金と手間がかかったが、公式化に伴いガンダムベースで購入できるようになった。
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オールラウンダー Lv HP ブースト 格闘 射撃 リペアキット数 5 1 408 120 171 136 対 物理格闘 6.51% 対 物理射撃 10.76% 100 2,225 220 653 517 対 ビーム格闘 5.85% 対 ビーム射撃 5.77% 目次 特徴・評価 武器性能メイン格闘/ビーム・サーベル メイン射撃/ビーム・ライフル サブ兵装1/ビーム・ジャベリン サブ兵装2/ハイパー・バズーカ SPA/ハイパー・バズーカ(連射) コンボ例 入手方法 情報提供欄 特徴・評価 格闘性能や武装特性などはまさにスタンダードなオールラウンダーといった構成。扱いやすいがこれといった長所もない。特徴が無いのが特徴。 オールラウンダー入門用と言った性能だが早期解放特典なしだと入手時期がやや遅めで、ぼちぼち他ガンダムが手に入ってきた後だとやや地味な機体という印象になってしまうか。 アップデート前は他のオールラウンダーよりもリペアキットが1つ少ない(3つ)という苦境に立たされていた。現在は他のオールラウンダーの標準値と同じ5つになっている。 メイン射撃ダメージ サブ1ダメージ サブ2ダメージ 通常格闘の段数 通常格闘フルヒットダメージ 特殊格闘の段数 特殊格闘フルヒットダメージ SPAダメージ 300 7hit 715 1050 3 984 1 435 10hit 7200 各種防御値を無視して格闘・射撃値を1000とした場合のダメージ(攻撃倍率×1000) メイン射撃ダメージ サブ1ダメージ サブ2ダメージ 通常格闘の段数 通常格闘フルヒットダメージ 特殊格闘の段数 特殊格闘フルヒットダメージ SPAダメージ 156 7hit 471 543 3 644 1 285 10hit 3730 レベル100・パーツなし・アーマーピアッサー発動でフリーザクを攻撃した場合のダメージ 武器性能 メイン格闘 ビーム・サーベル 通常 特殊 属性 3回 1回 ビーム・サーベルによる3連撃。初段の踏み込みがかなり早い。 特殊格闘はバックステップ→サーベル刺突での吹き飛ばし。単調な敵の格闘ならかわしてカウンターする事もできるが無敵判定やすり抜けなどはないので注意。打上・打下・両サブへキャンセル可能。 メイン射撃 ビーム・ライフル 弾数 リロード時間 属性 6 10.0s 攻撃倍率、弾数、リロード時間、歩き撃ち可能とまさにスタンダードなメイン射撃武装。 発射時に足が止まらず、地上でなら射撃中もブーストゲージが回復する。 サブ兵装1 ビーム・ジャベリン 弾数 リロード時間 属性 1 10.0s ビーム・ジャベリンでの突撃。最大7ヒットで拘束・吹き飛ばし効果あり。リロードも早くコンボに組み込みやすい。投擲はしない。 上下方向への誘導は無い。本作の格闘武装の殆どはこの仕様なので覚えておこう。 サブ1でバランスを削りきって打ち上げたり、空中コンボの〆としてサブ1→打ち下ろしなどに使える。 特格・サブ2からのキャンセルが可能で、キャンセル先には打上・打下がある。 サブ兵装2 ハイパー・バズーカ 弾数 リロード時間 属性 3 27.0s 弾速が遅めで着弾時に爆発し周囲の敵を巻き込めるバズーカカテゴリの武装。 距離が離れると横移動で回避されるので近づいたり空中から撃ち下ろせば当てやすい。 タイミングがややシビアだが打上→地上サブ2(→メイン射撃)→メイン格闘→打上~とお手玉ループコンボが可能。 SPA ハイパー・バズーカ(連射) タイプ 発動条件 属性 攻撃 なし その場でバズーカを10連射する。一年戦争系機体ではトップクラスの威力。 コンボ例 打上コンボ 打上 ジャンプ→格闘2段→格闘3段→サブ2(or特格) サブ1 打下 コンボ継続力が頼りないため以下のコンボとの併用がおすすめ。 お手玉コンボ 打上→射撃→サブ2(敵落下)→格闘3段→打上~ 格闘タイミングがややシビア。数回繰り返してから打上コンボへ移行するとコンボ火力を伸ばせる。 バズーカコンボ 打上 ジャンプ→格闘3段→急降下→地上サブ2(敵落下)→格闘3段→打上~ 格闘での追撃を増やしたバージョン。ブースト消費量は増えるがダメージを稼ぎやすい。 入手方法 設計図 必要数 ステージ ドロップ 備考 設計図Ⅰ 2 D1Aトゥルー グフ 設計図Ⅱ 2 D2Dイレギュラー プラグイン・P 設計図Ⅲ 3 D3Cトゥルー ビグ・ザム 通常通りに設計図で入手する他、パッケージ版早期購入特典・ダウンロード版予約購入特典で先行開放権を得られる。 機体名 ガンダム 形式番号 RX-78-2 ロール オールラウンダー 僚機時パイロット アムロ・レイ 作品 機動戦士ガンダム 情報提供欄 このコメント欄は、Wikiの編集ができない方の情報提供のために設置しています。 編集依頼、内容に関する議論などにご利用ください。 編集の依頼を行う際は、かならず編集すべき箇所と内容を明記してください。 動かしてみると特格が引いて突くタイプのせいで時間かかるせいでコンボに入らないし素直には使いにくい。バズーカも空中叩きつけにキャンセルできない。意外と動けないのも問題だが、ただでさえオールラウンダーはロールアクション再発動でのリペアキット補給に時間がかかるのに、なぜか初期所持数3ってのがよくわからん。なじぇ…? - 名無しさん (2022-10-10 15 45 45) 本来は初期機体でガンキャノンより動ける代わりにキット数減らして調整してあるとかだったかもしれない - 名無しさん (2022-10-10 17 01 24) こう、あれだ。アムロと仲良くなって好感度5になったら専用限界突破パーツとかもらえて、ガンダム(マグネットコーティング)とかなってパワーアップとかしないかな~…キャンセルポイントとリペアキット数上昇とか - 名無しさん (2022-10-10 17 37 23) 格闘1段目の判定が上に強いから切り上げ→バズーカ→通常格闘3段でループできる。エリアルコンボでダメージ稼げないけど、パーツ厳選すればコンボダメージ4万程度見込める - 名無しさん (2023-01-24 19 05 42) 空中コンボ性能が低い為に横槍で潰されやすいお手玉コンボへの依存度が高めなのが難点。弾数2倍ビルドでバズーカ打ち放題にするとシンプルに射撃戦楽なのと大抵のMAを弾切れ前にダウン奪えて便利 - 名無しさん (2023-12-31 10 17 28) 名前
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GX-9901-DX ガンダムDX ガンダムDX パーツデータ GX-9901-DX ガンダムDX 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 その他固有装備 HG 76 300000GP 格闘 飛行 ライフルマスタリフラッシュシステム大剣マスタリ放熱フィンツインサテライトキャノン大型スラスター 頭部バルカンブレストランチャーハイパービームソード BURST ツインサテライトキャノン MG 91 300000GP TVアニメ『機動新世紀ガンダムX』に登場。新連邦軍がジャミル・ニートが搭乗していたガンダムエックス2号機を元に新開発したMS。 本作では本機のMGはゲームオリジナルと表記されているが後に発売された。複数実装された装備群は放送当時の1/100HGのボーナスパーツとして付属した本編未使用武装。 ガンダムDX パーツデータ 頭部 機体耐久値 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 反応速度 アビリティ オプション HG Lv01 25770 3 9530 1.9% 1.9% 90% Lv01 ライフルマスタリ 頭部バルカン Lv★ 66250 4 24850 5% 5% 91% MG Lv01 54370 2 20160 3.96% 3.96% 90% Lv01 ライフルマスタリ Lv★ % % % 胸部 機体耐久値 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 スラスター アビリティ オプション HG Lv01 77330 2 35110 5.7% 5.7% 12720 Lv01 フラッシュシステム ブレストランチャー Lv★ 198750 3 90250 15% 15% 20250 MG Lv01 163140 1 72340 11.88% 11.88% 16420 Lv01 フラッシュシステム Lv★ % % 腕部 機体耐久値 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 外し補正 格闘攻撃力 アビリティ オプション HG Lv01 25770 4 9530 1.9% 1.9% 0% 20860 Lv01 大剣マスタリLv01 放熱フィン --- Lv★ 66250 5 24850 5% 5% 5% 56420 MG Lv01 54370 2 20160 3.96% 3.96% 0% 36820 Lv01 大剣マスタリLv01 放熱フィン Lv★ % % % 脚部 機体耐久値 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 移動速度 アビリティ オプション HG Lv01 77330 3 35110 5.7% 5.7% 80% Lv01 放熱フィン ハイパービームソード Lv★ 198750 4 90250 15% 15% 82% MG Lv01 163140 2 72340 11.88% 11.88% 80% Lv01 放熱フィン Lv★ % % % 背部 機体耐久値 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 51550 3 8170 3.8% 3.8% 80% Lv01 ツインサテライトキャノンLv01 大型スラスター BURST ツインサテライトキャノン Lv★ 132500 4 21300 10% 10% 87% MG Lv01 108760 2 17280 7.92% 7.92% 80% Lv01 ツインサテライトキャノンLv01 大型スラスター Lv★ % % % 武装 名称 系統 HG MG 76 95 ハイパービームソード 大剣 61 91 DX専用バスターライフル ライフル 70 95 ディフェンスプレート 小型シールド 76 91 ツインビームソード ツインブレード 76 91 ビームジャベリン ランス 70 99 G-ハンマー ムチ デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 ガンダムX ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ --- --- --- --- --- ---
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ロックオン・ストラトス(ライル)(Lockon Stratos)(CV 三木 眞一郎) ロックオン・ストラトス(ライル)(Lockon Stratos)(CV 三木 眞一郎)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…西暦2283年3月3日、31歳 血液型…O型 身長…186cm 体重…68kg 趣味…喫煙 原作搭乗機(2nd)…GN-006 ケルディムガンダム→GN-006GNHW/R ケルディムガンダムGNHW/R 原作搭乗機(劇場版)…GN-002RE ガンダムデュナメスリペア→GN-010 ガンダムサバーニャ 通称…ライル(※) 備考…本名 ライル・ディランディ(Lyle Dylandy) ※公式および原作ファンの間では、本名のライルで呼ばれることが多い(実際、原作中でも刹那などは本名で呼ぶ回数が多い) ハロ(オレンジ)(CV 小笠原亜里沙) 製造年月日…2196年以降?(公式外伝『00I 2314』より) 原作搭乗機(2nd)…GN-006 ケルディムガンダム→GN-006GNHW/R ケルディムガンダムGNHW/R 原作搭乗機(劇場版)…GN-002RE ガンダムデュナメスリペア→GN-010 ガンダムサバーニャ 通称…相棒、ニイサン 【属性】 CB(A.D.2314) ガンダム 射撃機 ファンネル(ビット) 【台詞】 選択時全力で狙い撃つ! やれやれ…休暇は終わり、だな これが最後の戦いだ…サバーニャ!発進するぞ! オーライ!ガンダムサバーニャ、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜ! 俺は兄さんほど遠距離射撃が得意じゃねぇ。狙い撃たねぇ。だからさ…乱れ撃つぜぇぇっ! 戦闘開始時行くぜ!ハロ!(CPU戦) どうやら俺達の出番のようだな!いくぞ!(CPU戦) 現実に起こっちまったんだ。戦うしかねぇだろ!(CPU戦) 世界から疎まれても、咎を受けようとも、俺は戦う!(CPU戦) 何を企んでいようが、この先に行かせるわけにはいかねぇなぁ!(CPU戦) この名の通り、狙い撃つぜ! 悪ぃな、休暇は終わりだそうだ! パイロットの腕が勝敗を分けるか…おもしれぇ! さぁて、ソレスタルビーイングの再起動といきますか! 俺が呼ばれたってことは、ただ事じゃねえんだろうな? あいつ、兵士じゃないな…こんな奴まで戦闘に駆り出されてるのか…!(僚機属性「民間人」) 出来れば子供にこんなことさせたくはないんだけどな…(僚機属性「子供」) 張五飛…厄介だなぁ、扱いには気をつけねぇと(僚機五飛) ロ「あんまりカッカしてると、命取りになるぜ?」五「俺はいつでも冷静だ!問題などない!」(僚機五飛) あいつの鈍さは筋金入りだな…(僚機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー)) エクシア!?ダブルオーじゃなくていいのか!?(僚機刹那(エクシア)) あれは王留美の…何企んでるんだ?(僚機ネーナ) てめぇ…!生きてやがったのか…!!(僚機サーシェス) てめぇは兄さんの…!くそったれ!!どの面下げてきやがった!?(僚機サーシェス) リボンズ・アルマーク…!こいつ生きていやがったのか…(僚機リボンズ) マイスター二人にマリーか。中々な顔触れだな(僚機アレルヤ) よお!えっと…AEUの…誰だっけ?(僚機コーラサワー) 頼りにしてるぜ、ヴェーダのバックアップなしじゃあ満足な戦闘はできねぇからな(僚機ティエリア) あんたには、ELSから助けてもらった恩があるな(僚機グラハム) GNドライヴ…?いや、違うな…(僚機マフティー,レーン) ロ「刹那、アヴァランチエクシアを使うのか?」刹「ああ、行くぞロックオン」(僚機刹那(アヴァランチ)) ロ「付き合うぜ、刹那」刹「頼んだ」(僚機刹那(セブンソード)) 学ばせてもらう、か。俺もそうしたかった所なんだがな、兄さん…(僚機レオス(共通)) 繋いだその手、何があっても離すんじゃねぇぞ。失ってからじゃ、遅すぎるからな…(僚機アムロ(ν),ムウ(ストライク),キラ(ストフリ),アスラン,アレルヤ,コーラサワー,コウ(3号機),レオス(共通),セシアで確認。パイロットが恋人持ち?) 新手のガンダムタイプ!?随分とスタイリッシュな連中だな…(僚機キラ(ストライク),アスラン,シン(インパルス),ステラ,スウェンで確認。種系ガンダム?) 子供だとぉ!?くっ!(敵機属性「子供」) 待ってたぜ。えっとぉ、誰だっけ…模擬戦君!?(敵機コーラサワー) 攻撃そこ!(メイン射撃) 遅い!(メイン射撃) 沈め!(メイン射撃) 墜ちろ!(メイン射撃) こいつ!(メイン射撃) もらった!(メイン射撃) 甘い!(背面メイン射撃) とどめ!(背面メイン射撃) チャンス!(背面メイン射撃) させるか!(背面メイン射撃) どうした?(背面メイン射撃) のがさねぇ!(背面メイン射撃) よっしゃ!(射撃CS) オーライ!(射撃CS) 外しゃしねぇぜ!(射撃CS) きっちり仕留める!(射撃CS) ハ「ネライウツゼ、ネライウツゼ!」(射撃CS) オラオラァ!(マルチ射撃CS) ここまでだ!(マルチ射撃CS) 手加減無しだぜ!(マルチ射撃CS) 逃げんなよオラァ!(マルチ射撃CS) パターン読めてんだよ!(マルチ射撃CS) ほらよ!(サブ射撃) これでもくらってろ!(サブ射撃) 一つ残らずぶちかますぜ!(サブ射撃) GNミサイル、乱れ撃ちだ!(サブ射撃) 舐めるな!(格闘) にがすか!(N格闘) ハロ!ピストルビットだ!(N格闘) 行け!(横格闘) おせぇ!(横格闘) 外すか!(横格闘) もらった!(横格闘) どうするよ?(横格闘) ピストルビット!(横格闘) いける!(前,後格闘) こっちだ!(前,後格闘) やらせるか!(前,後格闘) 叩き落とす!(前,後格闘) 仕掛けるか!(前,後格闘) ピストルビット、出し惜しみなしだ!(前,後格闘) 乱れ撃つぜぇ!(N特殊射撃) ハロ、行くぜ!(レバー入れ特殊射撃) へっ、容赦しねぇぜ!(レバー入れ特殊射撃) ハロ、粒子をケチるな!(レバー入れ特殊射撃) ハロ!全火力を叩き込むぜ!(レバー入れ特殊射撃) 無駄だ!(N特殊格闘) ビット展開!(N特殊格闘) シールドビットだ!(N特殊格闘) シールドビット展開!(N特殊格闘) ここは俺が!(レバー入れ特殊格闘) 俺に任せな!(レバー入れ特殊格闘) ハ「シールドビットテンカイ、シールドビットテンカイ」(レバー入れ特殊格闘) ビット回収!(特殊格闘 回収) ハロ!ビットを!!(特殊格闘 回収) 俺達は…ソレスタルビーイング!(覚醒技) よっしゃ!上等!(連携成功) 悪くねぇなぁ!ハハハ!(連携成功) 五「俺とタイミングをあわせた…?」ロ「お前も中々の腕みたいだな」(連携成功 五飛) 刹「よく合わせてくれた」ロ「オーライ!」(連携成功 刹那(セブンソード)) 俺としたことが…!(誤射) すまねぇ、借りは必ず返す!(誤射) 兄さんのようにはいかないか…(誤射) 弱点を狙い撃ち…ってね(一定以上のダメージ) サーチ捕捉した! 逃すかよぉ! おっ!一機発見! ようし、あれか! 勝負を望むのなら、俺は容赦しねえぜ!(敵機五飛) 悪く思うなよ、刹那…(敵機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー)) 兄さんの仇、取らせてもらうぜ!(敵機サーシェス) 何だァ…アレルヤ、散々探し回らせておいて女連れかぁ?フハハハ、やるじゃないの(敵機アレルヤ) マイスター対マイスター…どっちの腕が上か、勝負!(敵機ティエリア) あんたに恨みはねぇが、覚悟!!(敵機グラハム) 刹「何故俺たちが反目しあう…!?答えろロックオン!」ロ「一度銃口を向けちまったんだ…こうするしかなかったのさ…」(敵機刹那(セブンソード)) これでラスト!(ロックした機体を撃墜で勝利) あれが最後の一機だな…!(ロックした機体を撃墜で勝利) ロ「どうしたぁ?正々堂々やり合おうぜ」五「ふん、元よりそのつもりだ!」(ロックした機体を撃墜で勝利 敵機五飛) ロ「刹那…覚悟してくれよ…!」刹「くっ…!何故だ…ロックオン!」(ロックした機体を撃墜で勝利 敵機刹那(セブンソード)) 被ロック前からかよ! 右! 後ろか!! ハ「ゼンポウチュウイ、ゼンポウチュウイ!」 ハ「ミギダ、ミギダ!」 ハ「ヒダリダ、ヒダリダ!」 五「勝負だ!逃しはしない!」ロ「腹くくった方が良さそうだな…」(敵機五飛) 刹「何故反目し合う!?答えろロックオン!」ロ「一度刃を合わせちまったんだ。こうなるしかなかったんだよ…」(自機被撃墜で敗北時 刹那(セブンソード)) 被弾時ぐっ! 野郎! くそっ! しまった! この程度…! 危ねぇな、オイ! うおぉっ!(ダウン) ぐああぁぁ!(ダウン) うっ!うあぁっ!(ダウン) なんだこいつは!?(スタン) ぬおっ!なんだ!?(誤射) おいおい…俺は敵かよ?(誤射) くそっ!洒落になんねぇぜ…!(誤射) こっちは味方だ!何やってんだ!!(誤射) ナイスアシスト!(僚機がカット) サンキュー!助かったぜ!(僚機がカット) 被撃墜時ぐああぁっ! ここまでかよ…! ハロ!脱出するぞ! やられたってのか… クソッ!機体がもたねぇ… ロ「ちっ、抜かっちまった…」五「それが貴様の実力!弱さなのだ!」(敵機五飛) 突破された!?(僚機被撃墜) クソッタレが…!(僚機被撃墜) 仲間がやられた!?(僚機被撃墜) ハロ!戦況はどうなってる!?(僚機被撃墜) ガードチョロいぜ! 舐めんなよ! 危ねぇ危ねぇ! 野郎!(ガードブレイク) しまった!(ガードブレイク) 弾切れ時残弾ゼロ!? チッ!弾切れかよ…! 粒子が足りねぇ!?こんな所で…! 敵機撃墜時まずは一機! 出直してきな! 脇が甘いんだよ! そぉら!次いくぜぇ! ハロ!次はどいつだ!? ロ「こっちは任せろ」五「俺も負けてはいられん!」(僚機五飛) ロ「へへっ、乱れ撃つぜ!」刹「助かった」(僚機刹那(セブンソード)) ロ「すまねぇな、悪く思うな?」五「貴様、勝ち逃げか!?」(敵機五飛) 刹「何故だ!?ロックオン!」ロ「悪く思わねぇでくれよ、刹那」(敵機刹那(セブンソード)) 五「どうだ!」ロ「容赦ねぇ戦い方しやがる…!」(僚機が敵機撃墜 五飛) 刹「このまま一気に押し切る!」ロ「よっしゃあ、援護するぜ」(僚機が敵機撃墜 刹那(セブンソード)) 復帰時けど、マダマダだぜ! 考えるのは後だ!行くぜ! 俺はまだ…兄さんのトコには行けねぇんだよ! 終わっちゃいねぇ…終わらせちゃいけねぇんだ!(コストオーバー時) 覚醒時行くぜ!ハロ!(ゲージMAX) さあ、ここからだ!(ゲージMAX) 何を企んでいようが、ここから先は行かせるわけにはいかねぇなぁ!(ゲージMAX) トランザム! トランザム!行くぜ! 侵攻ルートを切り開く! アニューとだって分かり合えた…お前らとだって! トランザムはここまでか…(覚醒終了) ハロ!相手へのダメージは!?(覚醒終了) こいつ、何しでかす気だ…(敵機覚醒) 増援時 戦況変化時先手を取らねぇとな…(開始30秒) ごちゃごちゃ考えてる暇は無さそうだな(開始30秒) 戦うぜ…俺は…戦う!(独白) 兄さんのようにはいかねぇか…(独白) ハロ、今日は本気モードで行くぜ!(独白) そうさ…俺たちは過去じゃなく、未来のために戦うんだ!(独白) なんだ!?(乱入時) ったく、きりがねぇ!(乱入時) プランにない機体…(シャッフル乱入) 撤退したのか…?(敵機全滅) ここで帰っちまうような相手ならいいんだが…(敵機全滅) ターゲット発見、狙い撃つぜぇ!(ターゲット出現) よぉし見つけた!のがしはしないぜ!(ターゲット出現) よぉ、待ってたぜ!(ボス出現) こいつが親玉か…いい面構えだ(ボス出現) そぉら、一気にいくぜぇ!(あと1機撃墜で勝利) もう一押し!気合い入れていくぜ!(あと1機撃墜で勝利) ここまではプラン通り…さすがだな(あと1機撃墜で勝利) このままじゃマズいな(あと1機被撃墜で敗北) 諦めるかよ、クソッタレが!(あと1機被撃墜で敗北) くそっ、このままじゃ…!(残り30秒) ヤバいな…でも、まだ目はある!!(残り30秒) これ以上は危険だ!撤退する!!(タイムアップ) プランの限界時間!?ここまでか…!(タイムアップ) 勝利最後は俺が決めないとな? これがソレスタルビーイングだ! ヘッ!ざっとこんなもんだ!(僚機の攻撃で勝利) ミッションコンプリート、トレミーに帰還する!(僚機の攻撃で勝利) 自機被撃墜で敗北時うおおぉぉ! ぬああぁぁ! くっ…くそったれが…! 抜かったな…ざまあねぇぜ… ちっ…ミッション失敗!撤退する! 刹「何故戦わねばならなかった、ロックオン!」ロ「へ…仕方ねぇだろ!」(敵機刹那(セブンソード)) 勝利時リザルト言ったろ?本気モードだって…!(完勝・大勝) 俺達は…ソレスタルビーイング!(完勝・大勝) ノルマは果たした これが…ソレスタルビーイングだ! トランザムでトレミーに帰艦する! ミッションクリア!…ギリギリだったぜ(辛勝) これより、トランザムでトレミーに向かう(辛勝) ま、今日のところは花を持たせてくれよ(僚機五飛 自機とどめ) ほ〜、口だけじゃねぇみたいだな(僚機五飛 僚機とどめ) 刹那一人に、いい格好させるかよ!(僚機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー) 自機とどめ) 全く…刹那には敵わねぇな(僚機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー) 僚機とどめ) まっ、ここは譲れねぇな、刹那(僚機刹那(エクシア) 自機とどめ) 大した奴だぜ…今回は素直に認めるよ(僚機刹那(エクシア) 僚機とどめ) 兄さんのためにも、テメェにだけは負けられねぇ!(僚機サーシェス 自機とどめ) くっ…!よりにもよってコイツに先を越されるとは!(僚機サーシェス 僚機とどめ) まぁ、二人には仲良くやってくれりゃいいさ(僚機アレルヤ 自機とどめ) アレルヤにマリー、あいつらには敵わねぇなぁ(僚機アレルヤ 僚機とどめ) 今日も上等だ!(僚機ティエリア 自機とどめ) ティエリア!(僚機ティエリア 僚機とどめ) マイスターの面目躍如ってね(僚機グラハム 自機とどめ) 流石に刹那とやり合っただけの事はあるな(僚機グラハム 僚機とどめ) あれだけカッカしてりゃ、勝てるものも勝てねえよ(敵機五飛) 刹那…後味悪いぜ、全く…!(敵機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー)) わりぃな刹那、俺の機体もガンダムなんでね(敵機刹那(エクシア)) 憎しみは何も生み出さねえ…分かってはいたけどよ…(敵機サーシェス) アレルヤ、マリー…後味は…良くねぇな…(敵機アレルヤ) おいおい刹那、こっちも鈍くなっちまったのか…(敵機刹那(クアンタ,フルセイバー)) ティエリア…勝ったところで得るものなしか、クソッタレ!(敵機ティエリア) あの機体でこれほどやるとはな…(敵機グラハム) 敗北時リザルトぬわっ、言わんこっちゃねぇ…! 兄さんのようにはいかないなぁ… これが…こいつが…人間のやることか! なんて情けねぇ男だ、ライル・ディランディ…! ミッション失敗か…くそっ!トレミーに帰艦する! ちっ…刹那がやられちまうとはよ…!(僚機刹那(00) 僚機被撃墜) ちっ…危なっかしい戦い方してるから…!(僚機刹那(エクシア) 僚機被撃墜) これで良かったのかもしれねぇな…(僚機サーシェス 僚機被撃墜) アレルヤ!?(僚機アレルヤ 僚機被撃墜) いくら肉体は入れ物だからって、そんなに粗末にしていいのかよ…(僚機ティエリア 僚機被撃墜) 無茶な機動をするからだ、見てられねぇ…!(僚機グラハム 僚機被撃墜) ロ「刹那!」刹「俺の…俺のガンダムが!」(僚機刹那(セブンソード) 僚機被撃墜) 張五飛か…へっ、本当に容赦のねえ野郎だ…(敵機五飛) 本当に倒すことはねぇだろうが!(敵機刹那(00,クアンタ,セブンソード,フルセイバー)) 慢心かぁ?俺が…!くそっ…!(敵機刹那(エクシア)) くっ…!あいつを撃つせっかくの好機だったってのに…!!(敵機サーシェス) なんて反射能力だ…!あれが超兵か…!(敵機アレルヤ) 流石にヴェーダには敵わんか(敵機ティエリア) あの機動…狙いが付けられねぇ…(敵機グラハム) コンティニュー待てよ、テメェ! 俺を置いていっちまう気か? 俺をこのまま置いていく気か? 愛してるよ(継続) 切り拓くぜぇ…未来を、明日(あした)を!!(継続) その前に一息つかせてくれ…(終了)
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シナリオ攻略 プロローグ(2) 『ガンダム殲滅指令』 勝利条件 前編 敵の全滅。 後編 敵の全滅。 敗北条件 前編 刹那の撃墜。 後編 ヒイロの撃墜。 初期配置・増援 前編 初期 初期味方 ガンダムエクシア(刹那) 初期味方 ガンダムキュリオス(アレルヤ) 初期味方 ガンダムナドレ(ティエリア) 初期敵 GN-X(セルゲイ) 初期敵 GN-X(ピーリス) 初期敵 GN-X(コーラサワー) 初期敵 GN-X(ユニオン兵)×8 初期敵 GN-X(AEU兵)×4 初期敵 GN-X(人革連兵)×3 後編 初期 初期味方 ウイングガンダム(ヒイロ) 初期味方 ガンダムデスサイズ(デュオ) 初期味方 ガンダムヘビーアームズ(トロワ) 初期味方 ガンダムサンドロック(カトル) 初期味方 シェンロンガンダム(五飛) 初期敵 トールギス(ゼクス) 初期敵 トーラス(ノイン) 初期敵 トーラス(OZ兵)×2 初期敵 エアリーズ(OZ兵)×6 初期敵 リーオー(OZ兵)×6 敵データ 前編 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 GN-X セルゲイ 16 5800 7(2) 3240 6 1 GN-X ピーリス 16 5800 7(2) 3240 6 1 GN-X コーラサワー 16 5800 7(2) 3240 6 1 GN-X ユニオン兵 15 5800 7(2) 3240 6 6 GN-X AEU兵 15 5800 7(2) 3240 6 4 GN-X 人革連兵 15 5800 7(2) 3240 6 3 後編 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 トールギス ゼクス 16 8000 7(4) 7200 16 1 トーラス ノイン 16 5000 6(4) 3120 5 1 トーラス OZ兵 15 5000 6(4) 3120 5 2 エアリーズ OZ兵 15 3800 5(3) 3120 4 6 リーオー OZ兵 15 3900 5(3) 3120 4 6 イベント・敵撤退情報等 前編 味方は全員気力最大の状態でスタート。なお、アレルヤは「夜明けの鐘」の超兵モード。 コーラサワー撃墜でイベント。ティエリアが離脱。 ピーリス撃墜でイベント。アレルヤが離脱。 敵全滅 or 4PPでイベント。後編へ。 後編 味方は全員気力+30の状態でスタート。 敵全滅 or 4PPでマップクリア。 攻略アドバイス 前シナリオに引き続き前編・後編とも4PPで強制クリアとなる。前編では味方が離脱してしまうためピーリスとコーラサワーは3EPまで残しておいたほうが良い。「集中」を持たないティエリアは「鉄壁」をかけておけば安心。 前編は全滅を狙うと屈指の難シナリオ。詰めスパロボの域の計画性が必要とされる。GN-Xの射程は7のため、うまく引き付けないと反撃できず、全滅させられない。GN-Xから8マス(ビームサーベルの射程距離ギリギリ)に位置取ることで効果的に反撃していこう。 またトランザムの使い方が鍵となる。EN回復(小)を勘定に入れても2発が限界だが、当てれば確実に一機落とせるので、効果的に使おう。とは言え、GNビームサーベル等のEN消費武器を使いまくってるとさすがに回復が追い付かないので、出来るだけGNビームライフル等を使ってENは節約したいところ。 敵の行動パターンではマップ最下部にいる三機のGN-Xがアレルヤを無視して刹那に突っ込んでいくことと、セルゲイよりピーリスの方が行動が早い(3EPに二人が生き残っているとアレルヤでセルゲイに止めを刺すことはできない)に気をつけよう。 本気で全滅を狙う場合、次のように立ち回る必要がある。前提として、アレルヤは変形しないこと。1PP。刹那は「集中」を使い、初期位置から2マス下へ移動して射程内の1機を攻撃。アレルヤは初期位置がちょうどセルゲイ・ピーリスから7マス目なので、「集中」を使って1マス上に移動し、射程内の1機を攻撃。ティエリアは「鉄壁」をつかって初期位置から2マス下に移動し、射程内の1機を攻撃。こうすると、EPでコーラサワー以外の敵が全て攻撃してくるので、ピーリス以外は全て反撃。ただしこの時、刹那に攻撃してくるうちの1機にはGNビームサーベル(GNソードでも可)を使うこと。全てセブンソード・コンビネーションを撃ってしまうとENが足りなくなる。セブンソード・コンビネーションはクリティカルしないと落とせない。注意。 2PP。アレルヤはそのままの位置から「集中」でセルゲイを攻撃。撃墜するが、移動はしないこと。ティエリアもそのままの位置で、「鉄壁」でコーラサワー以外の敵を攻撃。重要なのは刹那で、この時点だとGN-Xが1,2機残っているはず。なので、精神コマンドを使わず真下へ移動力一杯に移動。EPでは全て反撃。なおこのフェイズでは刹那が攻撃されない。 3PP。ティエリア、アレルヤはそれぞれコーラサワー、ピーリスを撃墜。トランザムを使ってしまってもいい。刹那は「集中」を使って1マス右にずれ、GNバルカンで1機を攻撃。この時点だとエクシアの残りENが114のはずなので、セブンソード・コンビネーションは2回しか撃てない。EPでは1PPに撃ち漏らした敵機と、このPPで削った1機をライフルで撃墜。後の2機へはセブンソード・コンビネーションで反撃、撃墜。これで全滅となる。 ちなみに2周目で刹那がABを習得していると相当楽になる。他二人も習得していれば尚更。 後編は戦力的に全く問題無いので、各方面にそれぞれガンダムを派遣してやれば全滅させるのは決して難しくない。配置と移動力から素直に動くと、北にカトル・トロワ、東にデュオ、西に五飛となるが、北はカトル1人で十分。トロワは南に動けば、ゼクス・ノインとぶつかるヒイロの援護もできる。特にゼクスの方は攻撃力が高く、被弾すると危険。トロワが「信頼」を使えるので、撃ち所を誤らないように。 戦闘前会話 前編 初戦闘 刹那、アレルヤ、ティエリア セルゲイ 初戦闘 ピーリス 初戦闘 コーラサワー 初戦闘 後編 初戦闘 デュオ、トロワ、カトル、五飛 ゼクス ヒイロ 隣接シナリオ プロローグ(1) 『ブラックリベリオン』 プロローグ(3) 『世界最後の日』
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歴代主人公が兄弟だったらpart27 ガンダム一家、南へ(前編) /序 ジョッシュ『こちらブラボー・リーダー! ビッグバード応答せよ!』 管制官『こちらビッグバード、どうした、無線封鎖中じゃなかったのか?』 ジョッシュ『レーダーに飛行中のMS、MAと大型艦の反応多数! そっちじゃ確認してないのか!』 管制官『なんだって? …ああ、そいつは民間機だな。 フライトプランもちゃんと出てる』 ジョッシュ『民間機!? ふざけるな、熱量はどう見ても軍用、それも特上品だぞ! どっかのテロリストか、ゲリラじゃないのか!?』 管制官『機体は軍用機だが、所属は民間、一部は個人所有の機体だ。 へんなちょっかいかけるなよ? 中には“月”の所属もあるんだ。 国際問題起こして、ボスの額に磨きをかけんでくれ』 ロラン『近海で演習中の連邦軍みたいですねぇ』 アムロ「(軍の暗号通信をあっさりと…相変わらずムダに高機能だな…)」 ディアナ「ありがとう、ロラン」 ダイスケ「特に珍しい光景とは思えませんが…何かお気になる点でも?」 ハリー「ディアナ様?」 ディアナ「…具体的にどう、とは言えないのですが…なんとなく気に掛かるのです。 小石が引っかかっているような…微妙な違和感が…」 ダイスケ「了解いたしました。 部下には気を引き締めるように言っておきます。 ですが…」 ディアナ「? なにか?」 ダイスケ「ディアナ様におかれましては、此度の航海、ごゆるりとなされますよう… なに、何事かあったとて、これだけの“ガンダム”があれば恐れるものはありますまい」 ダイスケ艦長の振り返った窓の外には、 機首を並べるウェーブライダーとGフォートレスの姿がある。 その向こう側にはラクス・クラインの座艦、エターナルがあり、ディアナの乗るホエール同様、 格納庫には飛行能力を持たない、あるいは低い更なるガンダムを納めているし、 視界の外にもまだいくつものガンダムが飛んでいるはずだった。 アムロ「あ~、いや、戦闘力はともかく、人間としては未熟者ばかりですので、 あまりあてにはなさらない方が… まあ、そういう事態になれば、全力を尽くすのにやぶさかではありませんが」 ダイスケ「いやいやご謙遜を。 正直申しますと、ギンガナム艦隊全軍を以てしても、 今の我々にどれほどの被害が与えられるものかと…」 ハリー「ダイスケ艦長、そのような発言は控えられよ。 ギンガナムが聞けば、本当に試しかねん」 ギンガナム「ぶえーーーーっくしょい!」 キラ「………」フキフキ バルトフェルド「おや? お風邪かい、ギンガナムの御大将?」 ギンガナム「む…いや、これはだれぞが小生の噂をしておるとみた。 大方ディアナか、その腰ぎんちゃくであろう!」 言うが早いか、隣を進むホエールに向かって舌を出すギンガナムと、尻馬に乗るメリーベル。 ラクス「それはなによりですわ。 せっかく皆で出かける海水浴、風邪などで邪魔されてはつまらないですからね」 ギンガナム「うむ! もっとも小生、生まれてこの方風邪などひいたことは無いがな!」 ラクス「まあすごい!」 バルトフェルド「………」 キラ「………」 メリーベル「あはははは! さっすがギム!」 ギンガナム「それにしても、プライベート・アイランドをポンとお買い上げの上に、 ガンダム家ご一同様ご招待とは…トレーズ・クシュリナーダ、 並みの変態さんとは一味違うな!」 キラ「(ギンガナムさんは並? …特上、かなぁ…)」 メリーベル「もちろん特上だよね」 キラ「っ!!」 メリーベル「大盛りつゆだく卵のせ!って感じ?」ニヤニヤ ラクス「はい?」 ギンガナム「むう、メリーベルもそう思うであるか!」 キラ「なんだ、トレーズさんのことか…」 メリーベル「んん~?」 キラ「え…」 メリーベル「考えてることがそんなに顔に出るようじゃ、まだまだ修行が足りんよ~、坊や」ケタケタケタ ロザミィ『ぎゅ~~~~ん!』 ファ『ロザミィ、推進剤を無駄遣いしてると帰れなくなるわよ』 華麗にバレルロールなんぞを決めるギャプランを見れば、通信器など通さなくても 彼女の上機嫌は判るというものだ。 ロザミィ『もう! ファお姉ちゃんってばうるさいんだから… そんなことじゃ、フォウにお兄ちゃん取られちゃうわよ!』 ファ『ロザミィ!』 ロザミィ『きゃー♪ お兄ちゃん助けてー♪』 ファ『ちょっと! カミーユどきなさい!』 カミーユ『え? ちょ、ちょっと待て二人とも!』 ウェーブライダーの周りでドッグファイトを始めるギャプランとメタス。 フォウ「あらあら…」 クリス「あの子達も相変わらずねー」クスクス エターナルの展望デッキ。 対空監視にも使われる場所だけに、視界は広く、周囲を飛び回るMSや、二隻の戦艦に並ぶ ビグ・ラング、GP-03デンドロビウムの姿も一望できる。 クリス「フォウもMS持ってこなかったの?」 フォウ「私が動かせるのはサイコだけだから…プルたちも来るって聞いてたし」 変形すれば飛行できるとは言え、サイコ・ガンダムの移動速度そのものはかなり遅い。 浮いているところを大型艦で曳航するのが常だった。 フォウ「戦闘にでかけるならともかく、バカンスにはあまり相応しいものじゃないから」 クリス「それを言うなら、MSとかMAとか引っ張り出す時点でおかしいの。 毒されちゃだめよ?」 フォウ「はぁい」 ザビさんちの事情 時系列は少しさかのぼって… ドズル「クシュリナーダ? OZ総裁のトレーズか?」バサリ ミネバ「そうです。 マリーメイアからご招待されました」 ドズル「ほう…お招きをしてくれるお友達が出来たのはいいことだな。 ハマーンも同行するのか?」 ハマーン「は。 …教職にある者が同行するのもどうかと思いましたが 」 ドズル「ならば問題はあるまい。 ミネバ、楽しんでおいで」 ミネバ「やったーー! ありがとうございます、お父様!」ギュッ ゼナ「もう…ミネバには甘いんですから…」 ドズル「はっはっは、可愛いミネバのお願いだからな」ヒョイ 小柄とは言え、10歳になる子供を軽々と抱き上げるドズル。 ミネバ「お、お父様! ミネバはもう子供ではありません!」 ドズル「何を言うか。 大人になっても、お前は俺達の子だ。 親には娘を抱く権利があるのだ!」 ミネバ「もう…」 ドズル「さて、そうと決まれば旅行の準備をせねばな! ハマーン、すまんが手伝ってくれ」 ハマーン「はっ」 ハマーン「という訳で、お前達にも同行してもらうことになるんだが…」 プル「やったー!! 海だー! おでかけだー!!」プルプルプルー!! 部屋中を走り回るプルと、その姿に額を押さえるプルツー。 プルツー「姉さん…」 ハマーン「キュベレイを運ぶ必要上、ジオン航空からメロゥドを廻してもらうことに なると思うが、どうする?」 プル「あたしジュドーと一緒がいい!」 プルツー「…ジュドーはGフォートレスか、メガライダーを使うのでは?」 ハマーン「まあ、そうだろうな」 プル「えーーーー!!」 ハマーン「兄弟達と合流するなら、エターナルか、月からのアルマイヤー級… おそらくホエールに便乗させてもらうことになる」 プルツー「ガンダムの半数近くが高速飛行能力を持つとはいえ… ペイロードはほぼいっぱいですね…」 指折り数えてプルツーがつぶやく。 ハマーン「なんだかんだと飛び入りも多そうだしな」 プルツー「了解しました。 私はメロゥドに乗ります。 姉さんはどうするの?」 プル「むー…せめてプルツーと一緒がいいけど、ハマーンがいるし… あ!そうだ! ZZってコクピットもう一つあるんだよね!?」 ハマーン「コアトップに乗るつもり、か?(汗」 Gフォートレスの機首にあたる、コアトップのコクピットは、 MS形態ではビームライフルのお尻にあり、戦闘になると派手に振り回されることになる。 ハマーン「まあ、戦闘など起きないとは思うが…」 プルツー「姉さんが長距離飛行でシートにじっとしていられるわけ無いでしょう… どちらにせよ、姉さんのキュベレイはメロゥドでいいかと。 最悪、私がリモートでコントロールしますから… 姉さんの身ひとつならなんとかなるでしょう」 ハマーン「そうか。 …いつもすまんな、プルツー」 プルツー「は? あ、い、いえ…」 ハマーン「だがまあ、たまには子供らしいワガママも言っていいのだぞ? 誰かさんのように、いつもではかなわんが」 プル「ん?」 プルツー「そういえば、(保護者役の筈の)グレミーは?」 ハマーン「なにやら…」 グレミー「クーラーの効いた場所でルーさんと尊い労働に従事してきますよ。 社会に責任のない階級の方々は、どうぞ非生産的な時間を満喫してきてください」 ハマーン「…と、いう事だそうだ」 プル「あれ? ルーは行かないの?」 プルツー「行かないわけないだろう…どうせまた、口先で丸め込まれたんだよ」 ハマーン「……優秀なヤツだと思ったんだがなぁ…」 プル「ハマーン?」 プルツー「ふぁ、ふぁいと!」 ハマーン「コホン! とにかく、旅行の件に関しては以上だ。 二人とも、出発までに荷物を纏めておくように。 それと、今週末にミネバ様の新しい水着を買いに行くので、 希望するなら同行してもかまわんぞ」 プル「わーい! みんなとお出かけー!」 プルツー「了解です」 ちなみに… グレミー「たしかに、クーラーは効いてるけど…」 コズン「オラ新入り! ぼさっと突っ立ってるんじゃねぇ!」 アコース「ルーちゃんの紹介じゃなきゃ、とっくに蹴り出してるぞモルァ!!」 港に程近い、製氷業者がバイト先だったそうな。 その頃、もちろんルーは――― アムロ『プラスの調子はどうだい、ルー・ルカ』 ルー「もうご機嫌です! さっすがアムロ・レイ仕様!」 アムロ『そうか…並のパイロットじゃ、反応が敏感すぎて使いづらいらしいんだがな』 ルー「そうなんですか? 私はこれくらいキビキビ動いてくれたほうが気持ちいいですけど♪」 アムロ兄さんから借りたZプラスで兄弟たちに同行していたとさ。 到着・海よ ジュドー「いっちばーん!」 ビーチャ『あっ! てめっ!』 プル『あーーっ! ジュドーずるいーーー!!』 GフォートレスをZZへ変形させて砂浜に降り立ったジュドーは、 膝を着いたZZを駆け下りながら服を脱ぎ捨てる。 ジュドー「あち!あち!」 砂の熱さに悲鳴を上げつつも吶喊、 ジュドー「イーーーーーヤッッッホウ!!」 エメラルドの海に飛び込んだ。 アムロ「あいつら…」 ディアナ「うふふっ、元気でよろしいではありませんか」 アムロ「元気すぎです。 まだここの主に挨拶も済ませてないのに…」 ハリー「その主が参られたようです」 アムロ「う…」 ディアナ「まあ♪」 トレーズ「ようこそ、“エメラルドの島”へ!」 にこやかに笑う男はサングラスにアロハと言う砕けた格好だったのだが… ロラン「どことなく…」 ガロード「いや、変だろ、それ…」 エ レ ガ ン ト だった。 ラクス「まあ! 私、世界で一番アロハが似合うのは、バルトフェルドさんだと思ってましたのに… 考えを改めなければなりませんわね」 トレーズ「いえいえ、本来アロハとは夏の海を前に、心安く纏うもの… 我が着こなしも、まだまだバルトフェルド氏の足元にもおよびません」 バルトフェルド「いやいや、それを言うならアロハの着こなしとは本来無形のもの。 上だ下だと言うのが野暮ってもんだ」 トレーズ「なるほど…さすがは“砂漠の虎”…」 バルトフェルド「フッ…トレーズ・クシュリナーダ…噂にたがわぬ男のようだ…」 ラクス「…男同士の友情ですのね…」ウットリ キラ「そう…なのかな?」 アスラン「違うだろ、断じて」 トレーズの言う“エメラルドの島”は直径1Kmほどのほぼ円形の島で、そこから南西に向かって 丸くさんご礁が広がっている。 島には熱帯雨林特有の濃い緑がしげっており、空から見れば緑の石を嵌めた指輪に見えなくも無い。 遠浅の翠の海と相まって、「エメラルド」と名づけるのはなるほどと思わせた。 キラ「『オズの魔法使い』で魔法使いの住む町が、『エメラルド・シティ』って言うのもあると思うよ」 ガロード「へぇ~ …っと、キラ兄、もうちょっと引っ張って」 キラ「ん」 アスラン「将来的にはOZの保養地になるそうだが…」 ウッソ「それまでは、テント暮らしって、訳です…ねっ!」ガッチン! テントと言っても、軍でも使われる大型のもので、設備的にはほとんど仮設住宅のそれである。 アスラン「(その辺に売ってるもんじゃないだろう…どうやって手に入れたんだ?)」ヒソヒソ キラ「(よく判んない…こういうのって、 いつもガロードかジュドーが、何処からか持ってくるから…)」コソコソ ウッソ「(あんまり突っ込まない方が良いみたいですよ。 そこんとこ)」ボソボソ シロー「こぉら、手が止まってるぞ!」 三人「「「はーい!」」」 ディアナ「私たちも、お手伝いをしなくてよいのでしょうか?」 ターンエーとスモーが遮光シートを広げて作った日陰の下。 白いテーブルとデッキチェアを並べて、月の女王は優雅にトロピカルドリンクを召し上がられていた。 もちろん、製作者は傍らに控えるロラン少年である。 ロラン「大丈夫ですよ。 みんなああいうの得意ですから」 ハリー「彼らは簡単に片付けているように見えますが、ご婦人に手伝っていただくには、 些か厳しい作業です。 それくらいなら、海を満喫していただく方が安心と言うもの」 ディアナ「ふむ…それでは、“大尉さん”は何をなさってらっしゃるの?」 ロラン「え…」 ハリー「は? …いえ、私は、御身の警護が…」 ディアナ「大変ですわね。 ですが、こんなに離れていて、いざという時ディアナ様を お守りできますの?(訳:お邪魔虫はとっととお行きなさい)」 ロラン「………」 ハリー「ああ…いえ、もちろん、お近くにあればなお確実ですが。 それでは…ロラン君、キエル・ハイム嬢のお相手は頼んだぞ」 ロラン「お二人とも…」 ロランの恨めしげな目をものともせず、ハリーは波打ち際ではしゃぐキエル達の元へ向かう。 ディアナ「前から思っていたのですけれど、この炎天下で暑くないのかしら?」 長袖シャツに黒のジャケット、長ズボンとロングブーツ…とても夏の海に臨む装いではない。 ロラン「なんでも、見えない所に汗をかくコツがあるそうですが…あ」 キエルとソシエのハイム姉妹に、水飛沫による攻撃を受けるハリー。 ギンガナム「無粋者がああああっ! この雄大なる海に失礼であろう!!」 トドメとばかり、巨大な水鉄砲による一撃を加えるギンガナム。 ディアナ「おやおや」クスクス ハリー「……ギム・ギンガナム!!」 ギンガナム「ほほう、怒ったか! ならば武人としてなんとする!?」 ハリー「むろん! 目には目を以て!」 ソシエ「お使い下さい、大尉どの」 絶妙のタイミングで水鉄砲を差し出すソシエ。 ハリー「かたじけない! ギム・ギンガナム! そこへ直れ!!」 かくて始まる水撃戦。 砂浜に、少女たちの笑い声が弾けた。 遅れてきたあんちくしょう ミリアリア「ん?」 メイリン「? どうかしたの?」 ミリアリア「なんか飛んでる…こっちに向かってる?」 ルナマリア「あ、フォウが言ってた第二陣かも…ガルダ・タイプと…ザンジバル?」 ミリアリア「…詳しいんですね…」 女子高生にしてみれば、全部『飛行機』で一くくりである。 メイリン「そうなのよー。 お姉ちゃん、こう見えてミリオタだから…」 ルナマリア「オタ言うなっ! パイロットライセンスもってれば誰でも知ってるわいっ!」 ガロード「CCM-87…リリー…マルレーン?」 コウ「げっ!」 ポーチから取り出した双眼鏡でザンジバルの艦名を読み取ったガロードの声に、 コウが悲鳴を上げる。 キラ「あれ? シーマさん、お仕事で来れないんじゃなかった?」 シーブック「コウ兄のために仕事を放り出して…ってタイプじゃ、ないよなぁ…」 口は悪いし態度は横柄だが、やることはきっちりやるタイプ、 と言うのが彼ら兄弟のシーマに対する評価である。 何かと迫られるコウはさておき、飾らない人柄に好意を持っている兄弟は多い。 シーマ「アルマイヤー級が一に、あれは、クラインのエターナルかい? 隣のデカブツといい、なんだか随分と賑やかだねぇ…」 コッセル「無人島、って話だったんですが…」 シーマ「これから無人島じゃなくなるんだろうさ。 お前たち、クライアントも居るって話しだし、素人衆に迷惑をかけるんじゃないよ?」 乗員s「「「へい!」」」 コッセル「シーマ様! あれは…」 シーマ「GP…03? まさか…」 プル「プルツーーーー!!」プルプルプルプルーーー!! プルツー「姉さ…んんっ!」ガシイッ! ザブーーン! ドラム缶のフロートに板を渡しただけの即席桟橋から、 飛びついたプルと飛びつかれたプルツーが転落する。 ミネバ「大丈夫か、二人とも…」 ハマーン「…なにをやっとるんだ、お前たちは」 プルツー「“たち”は心外です…」 マリーメイア「相変わらず騒々しい御付ですこと」 父とおそろのアロハに飛沫を(ちょっぴり)かけられて、 眉を引きつらせながらマリーメイアが出迎える。 トレーズ「賑やかでいいじゃないか、マリーメイア」 こちらはマリーメイアよりも爆心地に近い立ち位置ながら、なぜか飛沫を浴びていないトレーズ。 マリーメイア「くっ…さすがお父様…私はまだお父様の域に達してはいないと…」 ミネバ「マリーメイア! それに、マリーメイアのお父様、本日はお招きありがとうございます」ペコチャン トレーズ「ようこそ、我が魔術師の都、『エメラルドの島』へ! あいにくと何も無いが、自然だけはたっぷりある。 都会の喧騒を忘れて、のんびりして行って欲しい」 シーマ「やぁれ、こんな辺鄙な所で、見慣れた顔に逢うとはねぇ…」 アムロ「ようこそ、と俺が言うのもなんだが…まったく世間は狭いね。 そちらは仕事のようだが?」 シーマ「ああ、OZから保養施設の建設を請け負ってね。 今日はその施工前調査さ」 そのため、涼しげなサファリルックのアムロに対して、シーマは一分の隙も無いスーツ姿である。 シーマ「クライアントにも挨拶しとかないとねぇ…居るんだろ?大将」 アムロ「相変わらずさ。 ちょっと覚悟をしておいた方がいい、かな?w」 遠くのコッセル「シーマ様! こちらは作業を始めます!」 シーマ「ああ! そっちは任せたよ!」 シュウト「あ! ワーカージムだ!」 アル「ほんとだ…ちぇっ、ザコじゃないのか…」 バーニィ「ほんとだな。 性能はザコの方がいいのに…」 シーマ「ウチみたいな現場で使うなら、ジムの方がいいんだよ」 バーニィ「ぎくっ!」 シュウト「こんにちはー」 アル「こ、こんにちは…」 アムロ「ジムの利点は整備性の良さと、ローカルデータ通信によるデータの共有、分散処理にある。 一箇所に大量投入するような使い方をするなら、ザコソルジャーよりも コストパフォーマンスがいいんだ」 一機で作業を行うならザコの方が能力は上だが、 一つの作業を5機、10機で行うなら、作業効率はジムの方が高い。 ジムは投入された数に作業量が正比例するが、対して大量のザコソルジャーを投入するには、 小さなグループ毎にリーダーを置く必要があり、全体での作業効率は大きく落ちることになる。 バーニィ「それで、工事現場とかじゃジムが使われてるのか…」 アムロ「…あれは、アナハイムがライセンス生産してるタイプだな」 シーマ「相変わらずいい目してるねぇ…外面は変わらないはずなんだけど。 ちょいとあそことは縁があってね。 営業の人間から使ってくれって頼まれたから使っちゃいるんだが…」 アムロ「何か問題でも?」 シーマ「造りが雑って言うのかね? 細かい故障はしょっちゅうだし、なーんか、愛嬌がなくってねぇ… あっちのグループはアンタの所(ラーカイラム社)の奴だけど、 現場の評判はあれの方がいいね」 シーマが畳んだ扇子で指すワーカージムの周りには、いかにもな荒くれ男たちが集まっており、 和やかに談笑している。 アムロ「ウチは現場主義だから」 シーマ「ははっ、いい心がけだ。 がんばって大きくなっとくれ」 大きな音を立ててアムロの背中を叩くと、シーマは手を振って踵を返した。 ミネバたちを出迎えているトレーズに挨拶をするつもりらしい。 コッセル「んじゃあ、いつも通り頼むぜ、ガーベラ」 プロフェッサー「了解している」 応えて、プロフェッサー・ガーベラは専用のフライングベースを駆り、ザンジバルから飛び立った。 ジム達が集めたデータを受信し、精密な地図を構築するためである。 シュウト「あれ? 見たことないタイプ…」 アル「ほんとだ」 バーニィ「モノアイだけど…」 アムロ「ああ。 フレームがジオン系とも違う。 多分、アナハイムのプロフェッサー・タイプだろう」 シュウト「へ~、あれが…」 アル「プロフェッサー?」 シュウト「学術研究用に、情報処理能力を強化したタイプなんだって」 アムロ「しかし…構造はキャプテンに近いな…」 バーニィ「アナハイムお得意のコピー品ですか?w」 大手重工業メーカーのアナハイム社は、市場を脅かすほど優秀な他社商品があれば、 よく似たコピー商品を売り出すことがあった。 アムロ「かもしれないが…あれは特殊用途向きで、量産にはコストが見合わないんだが…」 そもそも、キャプテン・ガンダムはまだ量産計画すら無く、当然の事ながら アナハイム社が気にするほどの業績を上げているわけでもない。 シュウト「あ! 兄さん、キャプテンが帰ってきたよ!」 アル「噂をすれば、だね」 シュオォォォォォ… キャプテン「ただ今戻りました」 シュウト「お帰り、キャプテン」 キャプテン「ただいま、シュウト」 アムロ「パトロールご苦労さま。 どうだった?」 キャプテン「危険レベルの高い大型獣の類は、痕跡も含め発見できませんでした。 島内に限れば、ほぼ安全かと思われます。 それと、密林の中をコウが必死になって走っていましたが…」 アムロ「ああ、それは気にしないでいい。 それじゃあ、すまないが以後はシュウトたちの相手をたのむ」 キャプテン「了解しました、マスター」 プロフェッサー「あれが、この世界のキャプテン…コマンダー同様、ぬるま湯に慣れきって… むっ?…これは!?」ピピピッ 南の島に降る雨は ポツン… アイナ「あら? 雨かしら…」 ノリス「むっ!」 シロー「いかん!」 空を見上げたアイナの前に、モクモクと育ち始める積乱雲。 シロー「みんな! 物陰に入る…うわっ!」 どざーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 『バケツをひっくり返したような』などという表現では生ぬるい。 まるでプールの水がそのまま落ちてきたような、水圧すら感じるほどの雨が 『エメラルドの島』を襲った。 ジュドー「うひゃー、これがスコールってヤツか…」 強風を伴う豪雨は『濡れて行こう』などと言えるような暢気なものではない。 まともに受けていれば、体温をあっという間に奪われる。 皆大慌てで木陰やテント、二隻の戦艦に駆け込んだ。 アル「これじゃ身動き取れないよ…」 ガンダイバー01「そんな時は!」 ガンダイバー02「我らにおまかせ!」 シュウト「ガンダイバーズ!」 キャプテン「近隣海域の調査は終わったのか、ガンダイバーズ」 ガンダイバー03「はっ! サメやシャチなど危険な海棲生物は」 ガンダイバー04「この付近には居ない模様です!」 キャプテン「ご苦労。 それでは、みんなの移動を支援してくれ」 ガンダイバーズ「「「「「「了解!」」」」」」」 ステラ「ガイアーー!」 ガイア「!!」ヴィン! MA形態に変形したガイアガンダムが砂浜へ駆け寄り、 水辺ではしゃいでいた少女たちをボディの下へ招き入れる。 ルー「ガイアって、無人で動くの?」 ルナマリア「………AIとかリモートシステムとかは、無いはずだけど…」 ステラ「ガイア、いい子♪」 ガイア「♪」 ディアナ「ここまで激しいと、雨という気がしませんね」 月の、完全に制御された気候しか知らないディアナにとって、それは『雨』の範疇を越えていた。 ロラン「話には聞いてましたけど…僕も初めて見ます」 ディアナ「これが、地球… 大自然と言う言葉がありますが…自然の、なんと大きなことか… ロラン・セアック?」 ロラン「はい」 ディアナ「今、この時のためだけでも、ここに来た甲斐はありました。 ありがとう、ロラン」 ロラン「はい…」 マイ「うわ…」 ホルバイン「へぇ…外から見ると面白いな」 モーター付きのゴムボートで外洋に出ていた二人の視線の先には、 雨雲で傘を被ったような『エメラルドの島』があった。 さんご礁冠からそれほど離れていないのに、 二人の頭上はこれでもかと言うほどの青空が広がっている。 ホルバイン「ま、海に潜っちまえば一緒だがな。 それじゃぁ行くぜ」 マイ「えっ…も、もうですか?」 ホルバイン「爺さんが待ってる」 ウェットスーツのジップを引き上げると、慣れた様子でバックパック―宇宙服の 呼吸システムと同じもの―を背負い、ゴーグルを下ろした。 ホルバイン「エントリー」 くるり、とバックロールで海に飛び込む海兵あがり。 マイ「ああっ! 待ってください、ホルバインさん!」 その頃のヨーツンヘイム社。 モニク「えぐえぐ…」カチャカチャ ジーン「…相変わらずうっとおしいわねー」 ハンナ「大泣きするぐらいなら、最初から素直に誘われてればいいのに…」 エンマ「いい加減、あの天然のリズムに慣れて欲しいもんだわ」 ザビエル「航路すら設定されてないんだから、後から追いかけるわけにも行きませんしねぇ」 デュバル「これはジ(ry」 エンマ「はいはい、判りましたから仕事してください。 なんだかんだでマイ君が居ないと、業務が滞るなぁ…」 テントの設営作業を続けていたガロードは、近くの日陰でスケッチをしていたティファ ―もちろんモチーフはガロードなのだが、当人は知る由もない―の手を取って、 設営の終わった一つへ飛び込む。 ガロード「うわっちゃー、アレだけでもうずぶ濡れだよ…」 言うが早いか、着ていたパーカーとシャツを脱ぎ、ぎゅうぎゅうと絞るガロード。 ティファ「…!!」 とっさに顔を背けたティファだったが、 絵描きとしての観察眼がきっちりとイロイロを焼き付けていた。 鎖骨のあたりとか、引き締まった腹筋とか。 ティファ「(ガロード、無防備すぎ…)」(////) ガロード「ティファ?」 ティファ「はっ、はいっ!」 つい裏返るティファの声。 ガロード「俺、着替えとか取ってくるから、ちょっと待ってて。 俺のシャツ、タオルにしちゃっていいからさ」 ティファ「えっ?」 ティファが振り返った時には、ガロードは上半身裸のままでテントを飛び出していた。 実に落ち着きが無い。 そして、傍らの二段ベッドには、ガロードの着ていたパーカーとシャツが干してある。 ティファ「あう…」(////) 恋する乙女は、様々な意味でいっぱいいっぱいだった。 ドモン「はあっ! せいっ! ふん!!」 滝のような雨の中、これ幸いと型稽古を始めるドモン。 拳の一撃、蹴りの一振りごとに、飛沫が飛び散る様はさすがと言えよう。 クリス「あらら、やってるわねー」 レイン「あ、クリス…」 クリス「まったく…試合が近いんでしょ? もっとのんびりすればいいのに」 レイン「そうね。 でも、あれが、ドモンだから」 クリス「おやおやー、相変わらずオアツイですねー」 レイン「もう! …そっちも、相変わらず?」 クリス「おおっと! ええ。ええ! 相変わらずですとも!」 バーニィ「へぷしっ! うー、風邪ひいちゃったかな…」 ↑エターナル格納庫にて、ザク・マリン整備中。 クリス「あんにゃろ、せっかく南の海に来たってのにーーーー!」 レイン「でも…いえ、『だから』ほっとけない…でしょ?」 クリス「ぐっ…」 レイン「お互い、大変な相手を選んじゃったけど」 クリス「…そうね、がんばりましょ」 アイナ「すごい雨…」 シロー「典型的なスコールだな。 たしかこの辺りは今、乾季だから、そんなに長くは降らないはずだけど… ノリスさん、大丈夫かな?」 大きな木の下で雨宿りする二人。 アイナの傍らにあったノリスは、“足”を確保する、と、豪雨の中へと駆けて行った。 アイナ「ん~、心配はいらないんじゃないでしょうか?」 別れ際の笑顔を思い出しながらアイナが言う。 意外と茶目っ気のあるあの男は、いたずらっ子のような目をしていた。 実は近くに潜んでこちらを伺っているかもしれないが――雨のために5mも離れれば、 人影すらまともに見えない状況である。 アイナ「そう言えば、こんなふうに二人きりになれたのって、久しぶりですね」 シロー「えっ? …そういえば、そうか…」 つい、指折り数えてしまうシロー。 アイナ「いつも兄さんか…」 シロー「ウチの弟たちが回りにいたからなぁ… そうか、二人きりか…」ポリポリ アイナ「そうですね、二人きりです…」(////) ベルトーチカ「なんか…静かね…」 チェーン「そうですね。 船体も固定しちゃって、主機はアイドリング状態ですし… 上陸してる乗員も多いんじゃないでしょうか」 ムーンレイスの船ならば、もちろん乗員もムーンレイスの筈である。 地球人以上に地球の自然は珍しいだろう。 アルマイヤー級戦艦、ホエールの客室デッキには雨の音も届いておらず、 二人の妙齢の美女が話し、歩く音だけが響いている。 それだけに。 べしゃり… 重々しい水音は、廊下に朗々と響いた。 ベルトーチカ「ひっ!」 チェーン「………だれ?」 硬直するベルトーチカの姿に違和感を覚えつつも、 チェーンは何者かの気配を感じて誰何するがいらえは無い。 気のせいかと、一歩踏み出した、その瞬間であった。 ????「うらめし~~~」 チェーン「っ!!」 ベルトーチカ「 き ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ っ!!! 」 軍用艦の、正反対まで届きそうな、ベルトーチカの悲鳴が上がった。 チェーン「あう…」クワンクワン 三半規管をソプラノボイスに直撃され、チェーンが目を回す。 ベルトーチカ「いやあああああっ! 神さま仏さま、アムロ!たすけてーーーー!!」 ????「…あー、ベル? 落ち着いてくれる?」 チェーン「…セ、セレーネ、さん?」ドッキンドッキン セレーネ「あろーはー」ボタボタ 前に降ろしていた髪をかき上げると、そこには化粧ッ気の無い白皙の美貌が現れる。 チェーン「びっくりさせないでくださいよ、心臓が止まるかとおもった…」 セレーネ「あっはっは、ごめんね~。 むしゃくしゃしてやった。 反省は…ちょっと、してる…かな?」 木陰にハンモックを吊るして、気持ちよく寝ていた所に突然の大雨である。 人の一人や二人は驚かせたくなるというものだが… セレーネ「正直、ここまで驚かれるとは思わなかったけども」 チェーンにしがみ付いたまま、般若心経を唱え始めるベルトーチカ。 チェーン「ベルトーチカさん、もう大丈夫ですから! セレーネさんの悪戯ですよ? ね?」 何事かと集まり始める乗員、ハムラビ経典を声高に暗唱するベルトーチカ… セレーネ「いや、もう、大騒ぎね」 チェーン「誰のせいですか、誰の」 エターナルの展望ラウンジで、近々行われる父、ドーリアン外務次官の遊説で使う 草稿を纏めていたリリーナが、ふと手を止めて顔を上げた。 リリーナ「ヒイロ、大丈夫かしら…」 シャクティ「………」 およそ『サバイバル』と言う戦場において、もっとも心配するだけムダな相手が ヒイロ・ユイと言う少年であるのだが…そこはそれ。 一応、仮にも乙女の一端であるシャクティとしては、色々ツッコミたいところを ぐっと我慢してマグのココアをすするしかない。 セシリー「そういえば、ヒイロはテント村に居なかったみたいだけど、どうしたの?」 シャクティ「密林の奥に危険なところがないかどうか、確認してくるそうです」 セシリー「ふーん…そういうのって、衛星写真とかで判るんじゃないのかしら?」 リリーナ「いえ…切り立った崖などは上からの写真では判り難いですし… 実際に人の目で確認しなければいけないところはいっぱいあると…」 セシリー「ははぁ…それで、そんなに心配そうな顔をしてるわけだ」 リリーナ「はい。 ヒイロの強さは判っていますが… もし、イカのお化けとか、蟹のお化けなんかと出くわしたりしたら、 なんて思うと…」 セシリー「いや、そんなの居ないから」 シャクティ「っていうか、南海の大○獣って。 セレクトが渋すぎません?」 ロックオン『ちょうどいいや、今のウチに片付けちまうぜ、刹那』 刹那『了解だ』 デュナメスとエクシア、二体のガンダムが、巨大なGN熊手で砂浜の砂をさらう。 さんごの欠片や、漂着したビンや缶、木片など、自然の砂浜には意外と危険物が多い。 一般的な海水浴場であるならば、地方自治体などが行っているのだが… 刹那『刹那・F・セイエイ、ガンダム・エクシア…海岸整備ミッションを開始する』 ロックオン『きちんとしとかないと、フェルトの可愛いあんよに傷が付くからな』 さすがはガンダム!強風くらいものともしないぜ! シーブック「うわぁ…シュールな光景…」 ウッソ「ニナさんとかが見たらなんて言うでしょうね…」 そして。 ガロード「ティファ! ティファー!!」 ティファ「!!」 ぐるぐると思考の迷路に迷い込んだまま、ガロードのシャツに手を伸ばそうとしていた ティファは、テントの外から聞こえた元気のいい声に、軽いパニックに陥る。 ガロード「ティファ! 出てきて、早く!」 ティファ「?」 なにやら随分と興奮しているようだ。 テントから出ると、先ほどの雨は幻だったのかと思うほど、空は晴れ渡っていた。 ガロード「ほら! あれ!あれ!」 空を指差すガロードに、視線をめぐらせて見ると… ティファ「わぁ…」 シュウト「うわっはー」 アル「おっきな虹ー!」 シュバルツ「うむ!」 東方不敗「見事なり!」 アル「…えっ!?」 混迷の度合いをさらに深めて続く。 カレーの女王さま 殺気―― そんな不確かなモノを感じて、とっさに振り返ったのは、 さすがにガンダム兄弟の五男という所だろう。 だが… どさん! ヒイロ「こちらスネーク。 目標を確保した」ッピ! 4つも年下とはいえ…断固たる、自らの意思で以て、大人でも逃げ出すような訓練を修め、 現役でフリーランスの工作員をやらかすような弟が相手では… 一介の大学ラガーマンに勝ち目はない。 コウ「ヒ、ヒイロ?」 ヒイロ「動かないほうがいい。 今回の任務には手段を選ぶなと言われている」 アムロ『こちらビッグボス。 でかしたぞスネーク。 すぐに迎えをやる』ッピ! ヒイロ「了解」ッピ! コウ「おい、いきなりなんだよ!」 ヒイロ「夕飯の時間だ。 『可能な限り家族そろって』が我が家の決まりだ」 コウ「…だからって、人を投げ飛ばすことないだろう」 ヒイロ「身体能力ではコウ兄さんは俺をはるかに上回る。 確実に確保するには奇襲が最も有効だと判断した」 その間にもヒイロはねじ上げた腕を畳んで、ケーブル・タイでコウの両親指を縛り上げる。 コウ「あだだっ! いくらなんでも、やりすぎ!」 ヒイロ「俺はコウ兄さん相手に油断はしない。 まともな力比べになれば、俺は圧倒的に不利だからな」 ヒイロが小柄で痩せていると言うこともあるが、二人の体重差は実に倍近い。 コウ「む…」 普段、周りから地味だの影が薄いだの、散々な言われようなだけに、ちょっぴり嬉しいコウ。 もちろん表情に出すわけには行かないので、なんとも微妙な気分になる。 ヒイロ「…迎えが来たようだ」 シュオオオオォォォォォ… キャプテン「ご苦労様です。 お迎えに上がりました」 ヒイロ「ご苦労。 目標の搬送を頼む」 キャプテン「了解しました」 コウをお姫様だっこで抱き上げるキャプテン。 彼の構造上、人間を担いだり背負ったままで空を飛べないのである。 コウ「うわっ! うわわわわっ!」 バーニア・スラスターを吹かして舞い上がったキャプテンに、ヒイロはワイヤーガンを撃つ。 噴射炎の影響を受けない距離を保って、コードネーム・スネークも空の住人となった。 ヒイロ「…いい夕日だ」 アル「あ! コウ兄さん」 シュウト「ああーーっ! 兄さん、遅いよ! 僕、もうお腹ペコペコだよ!」 コウ「ご、ごめん」 テント脇の広場―もちろんMSで密林を開墾した―には、この手のイベント定番メニュー、 カレーライスの芳香が漂っている。 小学生の類に漏れず、カレー大好き少年の二人には、 つらい待ち時間だったことは、想像に難くない。 ロラン「はい、ライス。 カレーは甘口中辛辛口お好みでどうぞ」 ロランの指す先には三つ並んだ寸胴鍋。 コウ「ありがとう…だけど、なんか、人が多くない?」 ただでさえ大家族に加えて、そのご友人さまご一同。 マイ「さらにエターナルとホエールの乗組員の皆さん、 リリー・マルレーン社の皆さんもご一緒ですよ」 ジュドー「って訳なんで、お代わりは早い者勝ちだぜ」 キャンプファイヤーの炎に照らされている広場には、むくつけき野郎どもの集団がいくつもある。 何処と無くスマートなホエール乗員はともかく、 リリー・マルレーンの連中は見るからに食べそうだ。 この後訪れるであろう争奪戦を憂いつつ鍋に近づくと、 さりげない風を装って、アイナがすすすと歩み寄る。 コウ「?」 アイナ「ちなみに、辛口はニンジン抜きですわ」ヒソヒソ コウ「!!」 よくよく見れば、それぞれのカレーは味付けだけではなく、具も微妙に異なるようだった。 辛口カレーはスープを思わせるサラサラとしたもので、一口サイズのジャガイモや タマネギ、カボチャ、ブロッコリーなどがゴロゴロと入っているが、 確かにニンジンは見当たらない。 コウ「やた!」 コウももちろん日本人として、カレー大好き人間ではあった。 が、ニンジンの対処だけは苦労させられていたのである。 一方で、 ドモン『ニンジンの入っていないカレーはカレーじゃないっ!』 風雲再起&炎天号『『ヒン、ヒン』』 ロラン『馬にカレーを食べさせない!』 ――というやり取りが過去にあり、とにかくガンダム家のカレーにはジャガイモ、 ニンジン、タマネギが基本となっていた。 アムロ「よし、それじゃあ、揃ったな。 頂こうか」 兄弟たち「「「「「 い っ た だ き ま ー す !!」」」」」 いっせいに翻るスプーンたち。 コウもちょっと期待しながら一口―― コウ「辛っ!!!…いけど……」 さらに一口。 コウ「…けど… うっ……ンまぁぁぁ~~~い!!!」 口から金色のビームでも吐きそうな、極上の笑顔で叫ぶ。 セレーネ「そんなに美味しい?」 ニヤニヤと、とても悪い顔で笑っているセレーネ姉さん。 しかし、コウはカレーに夢中で気付いていない。 コウ「いやこれ、絶品ですよ! 最初は火を噴きそうになるくらい辛いのに、 辛味が舌に残るのは一瞬! あとは山盛り野菜とベースのチキンの旨味が怒涛のごt(ry」 体育会系大学生らしい豪快なスプーン捌きでカレーを掻き込むコウ。 カガリ「アスラン、このカレー、旨いか?」 アスラン「ああ、これは、旨いな。 店で売れるレベルだぞ…」 カガリ「そうか、辛くても、アスランにも旨いんだ…」 アスラン「? ん? どうした?」 カガリ「わたしも、このカレーは旨いと思う。 でも、アスランも旨いって言う。 …とりあえず、わたしの目指すべき所が見えたかもしれない…」 アスラン「…そう言えば、辛いのに、旨いな」 キラ「辛さのレベルで言えば、カガリの料理よりも上なぐらいなのに…」 ラクス「美味しいですけど…辛いです(涙」 キラ「ああああ、ほら、お水…」 アスラン「辛いのがダメなくせに、辛口なんかよそうからだ。 残りは俺とキラで片付けるから、甘いのもらってこい」 ラクス「ううううう~、アスランはいつもそうやって、私のことを子ども扱いするんです」 アスラン「実際子供なんだから仕方ないだろう。 だいたい君は…」 ガン! カガリ「アスラン、言い過ぎ!」 アスラン「------!!!」←悶絶中 キラ「カガリも、すぐ手を出すのは、止めたほうがいいと思うよ…」 カガリ「だって、言っても聞かないじゃないか。 だったら拳で聞かせるしかないだろ」 ルナマリア「くぅ…なんて仲良しフィールド…」 メイリン「割り込める空気じゃないね…」 コッセル「…評判はよろしいようですな」 シーマ「ん…ま、まあ…あんたたちのお陰で、この手のメシは慣れてるから…ね。 ………なにヘラヘラ笑ってるんだい! さっさと喰っちまわないと片づけができないだろ!」(////) ↑辛口カレー担当。 甘口編中辛編をどうするか苦悩しつつ、続く。 カレーを食す女神さま セシリー「あら? 中辛なんだ?」 シーブック「……当たり前だろ」プイ セシリー「んふふ~♪」 エル「うわ~、野菜たっぷりって言うか…」 イーノ「野菜しか、無いって感じ…」 中辛カレーはいわゆるキーマカレーと呼ばれるものに果てしなく近く、 細かく刻まれた様々な野菜がこれでもかっ!と入っていた。 ジュドー「このプチプチサクサクとした食感がなんとも…」 ルー「コウさん、これ出されてもニンジンより分けるのかしら?」クスクス ジュドー「コウ兄ならやるね。 喰い終わるのいつになるやら」ケラケラ モンド「ナンって旨いんだな~」モグモグ ビーチャ「後引くな」ムシャムシャ リリーナ「セシリーさんの包丁捌きときたら、それはすごかったですわ」 ヒイロ「…おそらく、毎日作る食数で、ロラン兄さんを上回る数少ない存在だ。 ほとんどが特殊なメニューとは言え…その技量も、推して知るべし、だな」 リリーナ「………一応、私も手伝いましたのよ?」 ヒイロ「っ!! ………(滝汗」 リリーナ「もう! 材料を切るお手伝いを少ししただけです。 味付けはセシリーさんがされましたから、安心して召し上がってください!」ツーン ロラン「ハリー大尉?」 キエル「どこかお加減でも?」 ハリー「あ、いえ…このカレーの材料をディアナ様が手ずからお切りになられたのかと思うと、 感無量と言いますか…あまりに勿体無くて…」 ディアナ「私が手伝ったのは、ほんの一部です。 それでセシリーさんたちのご好意を 無にするというなら、こちらにも考えがありますよ、ハリー・オード?」 ハリー「はっ! ハリー・オード、参ります!」 ギンガナム「相変わらずめんどくさい男なのである」 メリーベル「うまうま♪」 その時、世界が凍りついた。 ロザミィ「はい、お兄ちゃん、あーん♪」 それは、誰もがパートナーに向かってやってみたい、あるいは、 されてみたい奥儀の一つと言えよう。 だが、“世間体”と言う見えない強敵の前に、誰もが挫折してきたのである。 それに果敢に挑む少女(見かけは大人♪)があった―― ファ「…ロ…ロザミィ…あなた………」 カミーユ「まて、ちょっとまて、ロザミィ!」 ロザミィ「あ~ん♪」 カミーユ「(くっ…な、なんてプレッシャーだっ!)」 主に背後から。 食べなければロザミィが臍を曲げ、ワガママがエスカレートする可能性がある。 食べれば食べたで、ファやフォウ、そしてなにより一人身連中の有形無形の攻撃がオソロシイ。 ヒイロであったなら、埋設式の対人地雷を踏んでしまった気持を思い出したかもしれない。 すなわち。 ヒイロ「進むも地獄、留まるも地獄…さあ、どうする、カミーユ兄さん…」 思い出していたらしい。 ロザミィ「あ~ん♪」 カミーユ「………(滝汗」 ファ「カっ、カミーユ?」 フォウ「………」 喰うのか? やっちゃうのか? 『あーん』をやっちゃうのか? そのとき、みんなの心が一つに! ――は、ならなかった。 ロザミィ「お兄ちゃん、あ~ん♪」 フォウ「あむ」パクッ カミーユ「へ?」 ファ「あ…」 ロザミィ「あああああーーーーっ!!」 フォウ「ムグムグ…甘口も、けっこう美味しいわね」ニッコリ ファ「フォウ…」 ロザミィ「違うの! あれはお兄ちゃんのなの! フォウはダメなの~」 カミーユ「た、助かった…」 ロザミィ「フォウ、ひどいーーー!」 フォウ「ふっふっふ、隙を見せれば死、あるのみ。 まだまだ甘くてよ、ロザミィ」 ノリス「…外部からの援軍、か。 なるほど、強運の星がついているらしい…」 トレーズ「星、というよりは、幸運の女神たち、と言うべきではないですかな?」 ノリス「トレーズ殿… ははっ、なるほど、確かに」 ロザミィ「ばかばかばかばかばか! フォウのばか~!!」ポカポカポカ フォウ「お~っほっほっほっ、敗者の遠吠えは心地よくってよ!」 ファ「もう、二人とも静かになさい。 フォウは高飛車プレイ止める! 似合い過ぎよ…」 続いちゃう。 カレー?の王子さま アル「リンゴー♪」 シュウト「パイナップル!」 プル「パパイアだ!」 プルツー「…レーズン?」 リィナ「レーズンは普通のカレーでも使うよね?」 マユ「えーー! それは無い!」 リィズ「…ウチは使うなぁ」 マユ「うそっ! ウチって少数派?」 ミネバ「…バナナ……」 プル「ええーーっ!」 リィナ「ホント?」 プルツー「ほんとだ…バナナ、入ってる…」 ミネバ「あ、けっこう美味しい…」 ソシエ「ちっちゃい子たち、おおはしゃぎね」 ロラン「あはは、ちょっと、がんばりすぎちゃいました?」 キエル「でも…さすがね、ロラン」 ディアナ「まったくです。 普通、こんなにフルーツを入れたら、甘くてカレーになどならないでしょうに…」 ギンガナム「理屈などどうでもよろしい!」 トレーズ「ふふふ、確かに… 美味なるものは美味なるものとして頂く。 それこそエレガントというもの…」 ギンガナム「うむ! そしてカレーとは軍隊食である! ただひたすら喰らうべし!」 ↑三味コンプリート&二週目突入中。 メリーベル「いやぁ、スエッソン連れてこなくて良かったねぇ♪」 ギンガナム「む…彼奴ならば寸胴で飲み干しかねんからな」 ティファ「ごちそうさまでした」 ガロード「ありゃ? もうおしまい?」 二皿目に、中辛カレーに挑んでいたガロードが目を丸くする。 ティファ「うん。 もうお腹いっぱい」 ガロード「…ティファって、ホントに食べるの少ないよな」 ガロードが使っている皿よりも一回り小さいものに、彼からすればほんのちょっぴりライスと カレーが乗っていただけのものだったのだ。 育ち盛りの少年としては…ましてやガンダム家の食卓という激戦区を知る身としては、 心配が先に立ってしまう。 ガロード「疲れてるとか、どっか調子悪いとかはないんだな?」 ティファ「ええ。 大丈夫よ、ガロード。 本当にお腹いっぱいだし…今日はちょっと食べ過ぎちゃったくらい」 ルー「まあ、ティファはあたしから見ても小食だけどね」 ジュドー「いえいえ、ルーさんに比べれば大抵の女性は小しょ」グエッ ルー「氏ね!氏んでしまえ!」ギリギリ エル「ティファってほっそいもんなぁ…あたしもちょっとダイエットしようかな…」 レイン「あなた達の歳で、不必要なダイエットなんて、考えなくて良いわよ(苦笑」 ちょいちょい。 ガロード「ん?」 シャクティ「女性には、甘いものは別腹と言いまして。 どんな小食な人でも、デザートならまだ入るというものです」 ガロード「デザート…甘いもの、か…」 ウッソ「シャクティ?」 ガロード「ティファ、ちょっと待ってて」 言うが早いか、ガロードは皿を置いて立ち上がった。 ティファ「ガロード?」 ガロード「すぐ戻る。 ジュドー!俺のカレー食うなよ!」 ジュドー「ちっ!」 シャクティ「ふっふっふ、デザートげ~っと、です」 ウッソ「あ、そういうつもりだったんだ」 ルー「いや、それで安心するのはどうなのよ?」 ロープを持ち出したガロードは、それを使ってひょいひょいと枝のない椰子の木を 登り始める。 シロー「猿だ…猿がいる…」 アイナ「まぁ…器用ですねぇ」 アムロ「おーいガロード、俺の分も頼む!」 ガロード「知らねーよ! 自分の分は自分で取ってくれよ!」 と言いつつも、ナイフで熟していそうな実を全部切り落とす。 そして、ロープの摩擦をブレーキにして木の幹を滑り降り、 落とした椰子の実を二つ拾い上げた。 この間、僅か数分。 セシリー「すごいすごい」パチパチ あまりの早業に、周囲から喝采が起こる。 ガロード「えっ! や、や、どもども」 両手がふさがっていたため、頭をぺこぺこと下げて応えるガロード。 アムロ「おい、残りはどうするんだ?」 ガロード「欲しい人が持ってけばー?」ドップラー・エフェクト アムロ「あいつ…」 マイ「ふむ…あれが、ティファさん効果ですか…実に興味深い…」 セレーネ「人体実験は、ダメよ?」 マイ「駄目ですか?」 アムロ「駄目だ!!」 マイ「駄目ですか…」 この上ココナッツを使った氷菓を作り上げると言う、意外な才能を魅せるガロードでは あったのだが、それはまた別のお話。(書いてて長くなりすぎた^^;) ティファと、その恩恵を得た女性陣+年少組は大満足だったようである。 ティファ「……おいし♪」 もうちょっと続くんじゃ。 Bonus track ※リズムが悪くなりそうだったので、投下時に削除した部分です シュウト「あ、ヤシの実だ」 アル「ガロード兄さん、どうするの?」 リィズ「え? なになに?」 ガロード「えーい、集るなチビども! 刃物使うから近くに寄るんじゃねー」 椰子の実は外側を強靭な繊維の分厚い層が包んでおり、それを切り落とすには かなり勢い良く大降りのナイフを振り回す必要がある。 キャプテン「ガロード、よければ私がやろう」 ガロード「キャプテンが?」 キャプテン「私なら刃物を使わずに外殻部分を外せる」 椰子の実の一つを取り上げると、マニピュレーターの出力を上げて、 みかんの皮を剥くように繊維層をむしりとってしまった。 ガロード「おおー、こいつはいいや」 シュウト「キャプテンすご~い!」 ガロード「んじゃ、こっちもたのむぜ」 キャプテン「了解だ」 胡桃を大きくしたような内殻を地面に固定すると、今度こそガロードはナイフで その先端を切り飛ばす。 ガロード「おし、チビども、コップもってこい。 キャプテンはこっちのジュース注いでやって。 100ccずつくらいなら、全員分あるだろ」 硬い殻の内側には1~2cmほどの白い層があり、さらにその内側には液状の胚乳がある。 果汁ではないが、それはココナッツジュースと呼ばれ、観光地などでは普通に屋台などで 売っている飲み物だった。 シャクティ「ガロードさん、まさかココナッツの果肉をそのまま出して、 デザートと仰るおつもりですか?」 エル「ひねりがないぞー。 お前のティファたんに対する愛はそんなものかー」(棒読み) ルー「ちょ、あんたも便乗する気?」 エル「いやぁ、言うだけならタダだし♪」 ティファ「あ、あの、ガロード、私は別に…」 ガロード「フッ…このガロードさまを、その程度の男と思ってもらっちゃぁこまるな…」 エル「お♪ なんか期待できそうなヨカーン♪」 ルー「え、マジ?」 深めのバットにもう一つのココナッツジュースを空け、実をナイフで二つに割る。 それにスプーンを添えるだけでも立派なデザートにはなるのだが・・・ ガロードは手を止めず、スプーンで果肉をすべてそぎ落としてしまった。 イーノ「なんか、妙に手際がいいよね…」 リィナ「やっぱりロランさんのご兄弟?」 そして、小さなボンベを取り出すガロード。 ウッソ「それって、強制冷却用の…」 ジュドー「液化窒素ぉ!?」 ガロード「下がってたほうがいいぜ?」 ぶしゅーーーー… あっという間に凍ってしまうココナッツジュース。 ジュドー「なんつー強引な・・・」 ガロード「これで、仕上げだ♪」 ナイフで凍ったココナッツジュースを砕き、果肉と共に携帯用のミキサーに入れる。 そしてスイッチオン。 ガロード「ガロード・ラン特製、ココナッツのシャーベット、完成! さ、食ってみてくれ」 椰子の実の内殻を皿にして、ガロードはティファに差し出した。 むしろスムージーに近いが、真っ白な、見た目からして涼しげな氷菓である。 ロラン「意外な才能…」 シロー「ほんとにティファが絡むと油断ならんやっちゃなーw」 器の用意が無く、色気よりも食い気な男子はカレーに使った皿を差し出す者もいたが、 貝殻を加工するちゃっかりさんもいる。 ジュドー「ほら、リィナ」 リィナ「うわ~、ステキー♪ ありがとう、お兄ちゃん!」 プル「いいないいなー」 天国に一番近い?島 ヒューーーン……ぽん! 打ち上げ花火の炸裂音と、子供たちの歓声が潮騒に乗って聞こえる。 トレーズとブランデーを燻らせながらのんびりしていたアムロの元に、 プロフェッサー・ガーベラを伴ったシーマが現れた。 シーマ「お寛ぎのところ、邪魔するよ」 トレーズ「これはこれは、美女の来訪はいつでも歓迎いたしますよ。 秘蔵のヘネシーですが、いかがですかな?」 シーマ「いいねぇ。 役所に提出する書類を放り出していいんなら、ご相伴に預かるんだけどね」 トレーズ「失敬、ガラハウ女史はお仕事でいらしたんでしたな」 アムロ「俺は、外したほうがいいのかな?」 シーマ「ああ、いや、要件は仕事の話じゃないんだ。 ちょいとした余禄でね。 むしろアンタのほうにかかわりがある」 アムロ「伺いましょう」 プル「温泉!?」 ハマーン「この島にある、と?」 アムロ「正真正銘、ついさっき見つかったらしい。 現在、泉質なども含めて調査中らしいが…どうやら使えそうと言うことだ」 プル「わーーーい♪ 温泉だ♪ 温泉だ♪」 マイ「…ですが兄さん、信玄公の隠し湯でもないでしょうに、 今更見つかる温泉と言うのも変じゃないですか?」 セレーネ「そうね、赤外線の衛星写真があれば、一発で見つかるわよね?」 アムロ「ああ、トレーズも気にしているみたいだ。 本格的な調査隊を編成するようなことを言っていたが… いずれにせよ数日はかかるだろう。 それはさておき、リリー・マルレーンの連中が簡単な設備を設置中だ。 済み次第、使って良いらしい」 プル「やたー! 温泉♪ お風呂♪」 プルツー「ね、姉さん、落ち着いて」 両手を取られたプルツーがぶんぶんと振り回されて目を回す。 セシリー「あの、それって露天風呂…なんですよね?」 アムロ「いや、見つからなかった理由の一つでもあるんだが…」 プル「プルプルプルプルプルプル~~~~~~♪」ザッパーーン プルツー「姉さん! 湯に入る時はかかり湯を…」 エル「へぇ~~、なんか、いい感じ」 ルー「鍾乳洞の中に、温泉とはねぇ…」 先陣を切るのはやはり、怖いもの知らずな連中だった。 入り組んだ洞窟の奥に差し渡し10mほどの広場があり、源泉と地下水が ややぬるめの温度で混ざった温泉になっている。 照明はありあわせのライトを使っているとのことだったが、 岩陰をうまく使った間接照明が濡れた岩肌に反射して雰囲気を出していた。 ルナマリア「メイリン! あんた、温泉に入るのに水着なんて着てどういうつもりよ!」 メイリン「だって、恥ずかしいじゃない…」 ルナマリア「喝! 産まれた時はみな裸。 その姿になって同じ湯船につかる。 これこそ『裸のお付き合い』! これぞ温泉の醍醐味でしょうが! 混浴のスパってんならともかく、あたしは姉として認めませんからね!」 キエル「だ、そうですよ、ソシエ」 ソシエ「…判ったわよ、脱げばいいんでしょ、脱げば」 ステラ「うぇ~~い♪」ザッパーーン ルナマリア「あんたはもちっと慎みって言葉を覚えろ!」 カガリ「…大変だな、お前も」 ルナマリア「己のツッコミ体質が恨めしいわ…」 ラクス「ふぁ、ふぁいとです!」 セレーネ「う゛あ゛~~~~…」 チェーン「もう…おじさんみたいな声ださないでくださいよ…」 セレーネ「いや~、あとは、星が見えれば完璧だったんだけどねぇ…」 クリス「ま、これはこれで気楽ですけどねー。 どうです?お一つ」 セレーネ「む~、でかした、クリス。 あんたいい嫁になるわよ」オトト チェーン「ちょっと、こんな所で酔っ払わないでくださいよ?」 ベルトーチカ「まあまあ、あんまりカリカリしてると小皺が増えるわよ。 くぅ~~五臓六腑に染み渡る~」 チェーン「もう、ベルトーチカさんまで…クリス! 私も!」 アイナ「あら? なにやらとってもいい香り♪」 ベルトーチカ「なぁに? アイナってばいけるクチ?」 ディアナ「ふむ…伏見の大吟醸ですか…おいし♪」 無邪気にはしゃぐ女性陣。 そして、彼女たちに魔の手が忍び寄っていることを、まだ誰も気付いていなかった。 たった一つの影を除いて… ちょい短めだけど今回はこれまで。 まだまだ続く…といいなぁ。 目覚め 光りの一切が差し込まない闇の中。 だが、そこには何かが蠢く気配だけがあった。 シュバルツ「なるほど…胸騒ぎの正体は、これかっ」 ガーベラ「マスター」 シーマ「あん?」 ガーベラ「そろそろお休みになられませんと…」 シーマ「…もうそんな時間かい?」 補助モニターのデータグラスを外して、目頭を解すシーマ。 シーマ「ん……」 大きく伸びをすると、からだのあちこちでボキポキと音がする。 シーマ「あ゛~、随分なまってるねぇ…」 ガーベラ「…定型の書類作成でしたら、私もお手伝いできますが」 シーマ「ふん…貧乏性だから、仕事は仔細まで把握しときたいだけさ。 別にあんたの能力を疑ってるわけじゃないよ」ポンポン 立ち上がってプロフェッサー・ガーベラの頭を叩いたシーマは、 部屋のクローゼットから着替えと洗面用具を取り出して適当なマチルダに詰める。 ガーベラ「どちらへ?」 シーマ「せっかくだからね、温泉だよ、お・ん・せ・ん♪」 ガーベラ「ご案内します」 シーマ「別に夜道を怖がる歳でも…」 ガーベラ「ご案内します!」 シーマ「…はいはい、好きにおし」 アイナ「あらん♪ 社長さん、遅いですわよ~♪」 ほんのり桜色に染まったその顔は、お湯のせいだけではないだろう。 チェーン「アムロのォ、ばかーーー!」 ベルトーチカ「唐変木ーーー!」 チェーン「朴念仁ーー!!」 ベルトーチカ「エロ大名ーー!!」 なにやら色々と鬱屈していたらしいチェーンとベルトーチカ。 ディアナ「いいですか、ロラン。 だいたいあなたは人が良すぎます」 壁に向かって滔々と説教を続けるディアナ。 そこは、すでに魔女の宴の様相を呈していた。 シーマ「あんたたち…って、こんなに飲んでるのかい!!?」 ゴロゴロと転がる陶器やガラスの一升瓶に目を丸くするシーマ。 セレーネ「んふふ~、だいじょうぶですよぉ…かんざけはのこりませんから~」 シーマ「ひらがなしか喋れないくせに、大丈夫もないだろさ… ハマーンとレインが混じってないのがせめてもの救いかねぇ」タメイキ クリス「まぁまぁ、ため息をつくと、幸せが逃げると言いますよ? ささ、景気付けに、お一つ♪」 シーマ「あんたも酔ってんだね…ガーベラ!」 ガーベラ『はっ』 申し訳程度の壁越しに応えるプロフェッサー・ガーベラ。 シーマ「悪いけどレインを呼んできておくれ! 寝てたらたたき起こしてよし!」 ガーベラ『………』 シーマ「ガーベラ?」 ガーベラ『マスター、洞窟の奥で異常振動を感知…接近中!!』 シーマ「なんだって?」 ガーベラ「御免!!」 バンバン! ティファ『ガロード! ガロード!!』 ガロード「ん…ティファ?」 3段ベッドが二つ並んでいるテントの中。 真面目なティファに付き合ううち、すっかり早寝早起きが身に付いてしまったガロードは、 年少組を起こさないように気をつけつつ、テントのジップを引き上げた。 ガロード「ティファ、どうし…」 ティファ「危険が…破壊が迫っています! 早く! シーマさんが!」 星明りでも青くなっているのが見て取れるティファは、軽いパニックになっていた。 ガロード「ティファ…」 ティファ「ああ…こんな…こんなに近くにあったのに!」 ガロード「ティファ! 落ち着け!」 ティファ「っ!」 ガロード「大きな声だして、ゴメン。 でも、大丈夫だから! 俺が、ぜったい何とかするから!」 ロラン「がろーどぉ? なにかあった…」 轟! ガロード「!!」 ティファ「………」 ロラン「みたいですね」 寝ぼけ眼だったロランの表情が、スイッチを切り替えたように精悍なものになる。 ガロード「ティファ、チビスケどもと一緒にホエールに行くんだ。 ロラン兄は皆を起こして!」 ロラン「わかりました。 ガロードは?」 ガロード「ダブルエックスを出す!」 シーマ「っっ痛ぅ…」 ガーベラ「大丈夫ですか、マスター」 シーマ「大丈夫なもんかね。 腰ぶつけちまったよ…あたた」 ガーベラ「申し訳ありません…」 シーマ「いったい何が…暗くて良く見え…」 照明は先ほどの衝撃で全て破壊されてしまったらしい。 僅かに、自分に覆いかぶさるプロフェッサー・ガーベラのモノアイ光と、天を満たす星明り。 シーマ「星?」 ガーベラ「マスター、お静かに…何か…います」 ビィン… それは、はるか高みからシーマたちを見下ろしていた。 シーマ「ガン…ダム?」 ダイスケ「総員起こし急げ! サーチライト全点灯!」 乗組員「艦長! 左舷前方に未確認人工物!」 ダイスケ「照明弾! 確認急げ!」 ルー「うそ…」 エル「なんで、アレが…」 ジュドー「………」ギリッ ギュアアアアァァァァァァ…… ヒイロ「ガンダムヘッド…デビル・ガンダム!」 ふははははー、やっちまったぜーとハイになりながら終盤へと続く。 しーちゃん様大人気だったのでヒロイン差し替えましたw 出撃 ドモン「ばかな! デビル・ガンダムはあの時確かに!」←腰タオル一枚+フルーツ牛乳 東方不敗「いや…まだ処分されていなかったDG細胞があったとすれば…」←越中+白牛乳 トレーズ「自己進化、自己増殖、ですか… しかし、あの後行われた、連邦軍の徹底捜索をどうやって…」←コーヒー牛乳のみ ぴっぴっぴ… ジェネラルジオング『グガー(はぁ~い、居酒屋ざくれろ)』 アムロ「…なんでお前が…まあ、ちょうど良かったけど…」 Gジオング『グガ?(あらぁ、アムロ? どうしたのよぉ、ヒソヒソ声で…)』 アムロ「ああ、ちょっと立て込んでてね。 すまないが、そこにデビル・ガンダムはいるかい?」 Gジオング『グガガー(あんにゃろなら店長相手にクダ巻いてるわよ。 替わりましょうか?)』 アムロ「いや、それには及ばないよ。 楽しんでいるところをすまなかったな」 Gジオング『グガー(いいってことよ♪アタシとあんたの仲じゃない。 それよりタマには顔をだしてよ? スペちゃん、最近あんたの顔みてないって寂しそうなんだから)』 アムロ「あー…この所、ハロたちが行きつけてるって聞いてたからなぁ」 Gジオング『グガ…(あ、そっか。あんたが居たら、あの子達が寛げないわねぇ…)』 アムロ「スペリオルにはこっちから埋め合わせしておくよ。 じゃあな」 Gジオング『グガガー♪(あのおチビちゃんとキャプテンによろしくね~♪)』 ぴっ! アムロ「さて、オリジナルがあそこに居るということは、 アレは生き残ったDG細胞から成長したヤツか… どの程度の戦闘経験が蓄積されているか、だな」 ガロード「ダブルエックス、出るぜぃ!」 比較的近くに駐機してあったこともあり、最初に空へ舞い上がったのは ガロードのガンダム・ダブルエックスだった。 V2ガンダムほどの巡航能力は無いが、 短時間なら量産型空戦用MSを空で追い回すだけの運動性能を有する。 ガロード「リリー・マルレーン! こちらDXのガロード! そこにシーマさん居るかい!?」 コッセル『こちらリリー・マルレーン、コッセルだ! それが、シーマ様の姿が見えないんだ。 ウチの連中でさがしちゃいるんだが…』 ガロード「やっぱり、温泉にいるのか…」 コッセル『その可能性は高い。 ガーベラが一緒だったらしいから、めったなことは無いと思うんだがな』 ガロード「とにかく、退避の準備だけは進めといてくれよ! ヤツがデビルなら、本体はあんなもんじゃない!」 コッセル『わかってるよ! 俺だって去年のGF中継は全部見てるんだ』 シーマ「どうだい」ヒソヒソ ガーベラ「……全員の呼吸、脈拍、正常…どうやら目を回しているだけのようです。 アレだけの崩落に巻き込まれて…」ボソボソ シーマ「ふん、やっこさんの生体コアには若い女が向いてるらしいからね… わざわざ避けてくださったんだろうさ」ヒソヒソ 見下ろす巨大なガンダムの頭部…通称、ガンダムヘッドと 目が合ってしまったシーマは身動きが取れないでいた。 こちらを認識しているのは確かなのだろうが、次にどう動くかが予測できない。 ガーベラ「MS飛行音接近…DXです」 ゴゥ… 僅かに覗く空を横切るDX。 明らかに攻撃用のアプローチではなく、こちらの状況を見極めようとする機動だった。 ガロード「Gヘッドの根元に熱源8…こいつだけ熱分布が違うから、プロフェッサーだな… ってことはこれがシーマさんか…クソッ! 近すぎだぜ…」 攻撃すれば巻き込みかねないし、接近、救助しようとすればGヘッドが黙っていないだろう。 ガロード「どうする…」 シーマ『ザザー ガロード、聞こえるかい?』 ガロード「シーマさん!? 無事だったんだな!」 シーマ『はん、あたしをだれだとお思いだい。 …と、言ってもこっちも身動きが取れないんだけどね』 シーマ「あたしもガーベラもとりあえず怪我はない。 他の子たちも、目を回してるだけみたいだけど… さっき見た感じじゃそーとー出来上がってたからね。 目を覚ましても自力で逃げられるかどうか…」 ガロード『出来上がってって…酒盛りしてたのかよ…』 シーマ「ガンダム頭はさっきからこっちを見たままピクリとも動いてない。 多分、こっちの品定めをやってるんだろうがね…」 ガロード『だーーっ! こっちからは手が出せねーし…』 シーマ「せめてそっちに気を取られてくれればいいんだけどねぇ…」 偽ディアナ「ダイスケ艦長、状況は?」 ダイスケ「は、今のところ、未確認物体は動きを止めております。 全乗員の収容は完了、発進いつでも可能。 民間人の収容と、MSの発進でデッキは大混乱のようですが」 オペレーター「ハリー大尉、発進よろし!」 ハリー『ハリー・オード、出る!』 偽ディアナ「大尉、誰一人とて犠牲を出すことは許しません。 よろしいですね!」 ハリー『承知しております!』 偽ディアナ「民間人収容の後、ホエールは戦闘域より脱出。 本艦は後方支援に徹します」 オペレーター「エターナルより入電! 『ワレ戦闘域ニテ敵ヲ討タントス。 ほえーるハ民間人ヲ収容ノ後、直チニ離脱サレタシ』」 ダイスケ「あちらも考えることは同じようですな。 しかし…エターナルは民間籍の筈ですが(苦笑」 偽ディアナ「ですが、戦闘力はあちらの方が上。 ちがいますか?」 ダイスケ「ちがいませんとも。 ストライク・フリーダム、インフィニット・ジャスティスの 支援を行うには向こうの方が適しているのも確かですし。 まあ、軍人としての矜持の問題ですな」 偽ディアナ「それは、犠牲者を出さずにすませることで示しなさい」 ダイスケ「それがディアナ・カウンターと、承知していない不心得ものは この艦にはおりません。 ご安心を」 偽ディアナ「それではダイスケ艦長、よしなに」 ダイスケ「はっ!」 キエル「(ディアナ様…どうか、ご無事で…)」 ガロード「大尉さん!」 ハリー『ガロード君、状況は?』 ガロード「あんま良くねぇ。 ガンダム頭の根元に気を失った6人込みで 人が7人、モビルシチズンが一人」 ハリー『気を失っている?』 ガロード「シーマさんの話じゃ、相当出来上がってたらしい。 んで、ガンダム頭が洞窟を吹っ飛ばした時の衝撃で目を回しちゃったんだと」 ハリー『怪我人は?』 ガロード「見て判るような大きなキズはないって。 のんきに寝言いってる人もいたから、大丈夫だと思う」 ハリー『この位置では攻撃して排除する訳にもいかないか…』 ガロード「スモーのIフィールドで押さえ込めない?」 ハリー『質量が質量だ…拘束を逃れるためにGヘッドも暴れるだろう。 だが、ターンエーとターンX、三機がかりでなら…』 ガロード「あとは、ガンダム頭がいつまでじっとしててくれるか、ってとこか…」 シュウト「キャプテン、気をつけてね…」 キャプテン「大丈夫だ、シュウト。 私も対MS戦闘をまともにやるつもりはない。 要救助者を確保したら、すぐに戦闘域を離脱する」 アル「がんばって、キャプテン!」 キャプテン「シャクティ、二人を頼む」 シャクティ「ええ。 がんばってね、キャプテンさん」 キャプテン「キャプテン・ガンダム、出動する!」 ホエールのMSデッキからキャプテンが飛び立ち、彼を見送る三人の背後を 青いザク…水陸両用MSの元祖とも言うべきマリンタイプが歩いてゆく。 バーニィ『バーナード・ワイズマン、ザク・マリンタイプ出ます!』 ゆっくりと浮上を始めたホエールから、ザクは夜の海へと飛び込んだ。 トレーズ『聞こえるかね、ガロード君』 ガロード「トレーズさん? こちらガロード、感度良好」 トレーズ『先ほど東方先生とドモン君がそちらに向かった。 Gヘッドの動きを止められれば、直ちに姫君たちの救出にかかるそうだ』 ハリー『どうやら、目が揃いつつあるようだな』 ガロード「そうだね。 了解だよ、あんがと、トレーズさん」 トレーズ『…招待した庭先に、あんなものが潜んでいたとは…全く以て、思いもよらなかったよ。 これはまさに己が不徳の極みと言ってもいい。 どうか、皆を無事に助けてやって欲しい』 ガロード「へへっ、大丈夫だって! この炎のMS乗り、ガロード・ランさまに万事お任せってね!」 その頃― ノイン「あれだけのガンダム、あれだけのパイロットが揃っているんです。 こんな無茶をやる必要は…」 ゼクス「まあ確かに、駆けつけた所で全て終わった後という可能性のほうが大きいが… だからといって、何もしないでは、トレーズはともかく、リリーナが怖い。 …ノインにはいつも心配かけてばかりだ。 酷い男だな、私は」 ノイン「…それでも、付いていくと決めたのは私です。 御武運を、ゼクス」 ゼクス「すまん、ノイン」 サリィ『3段ロケットにブースター4連装。 計算では20分もかからないはずだけど、 もちろんGもそれなり、よ?覚悟はいい?』 ゼクス「もとより!」 サリィ『それじゃ、緊急シークェンスということで、カウントダウンは30から♪』 ゼクス「レディの様子はどうだ?」 サリィ『とりあえず、見た目は平静で連邦軍と交渉してるわ。 たいしたものね、彼女』 ゼクス「それくらいでなければ、トレーズのパートナーは務まらんよ」 サリィ『確かにw それじゃ、がんばってね』 もうちょっと、もうちょっとだけ続くんぢゃ。 戦端 ギンガナム『ふはははは! ディアナに貸しを作れるとは、まことに重畳!』 ハリー『くっ…ギム・ギンガナムの手を借りねばならぬとは…』 ロラン「ははは(乾いた声)…お、お二人とも、人の命が懸かってるんですから…」 ギンガナム『うむ、ディアナはどうでもよろしいが、 アイナ嬢をはじめ、皆失うには惜しい美姫である。 それにセレーネはガンダム家のお姉さん! その危機を救うとなれば、男子の本懐でもあるな! ディアナなどどうでもよろしいが』 ハリー『ぐっ…ぐぐぐっ…』 ロラン「(ハリーさんも、からかわれてるって、判らない人じゃない筈だけど…)」 シロー『アイナアアアアアアアア!!』ゲッショゲッショ… ノリス『アイナ様ああああああああ!!』ズシャンズシャン… アムロ「要救助者!? どういうことだ!」 ガロード『ガンダム頭の根っこん所に、温泉の女湯があんだよ! 酒盛りしてたおねーさま方が気を失って倒れてる!』 アムロ「…あンの“うわばみ”どもめぇ~~~」 マイ『ドモン君は?』 ガロード『東方先生と一緒に、おねーさま方を助け出すのにどっかに潜んでるって。 ターンエーとか3機がかりのIフィールドでガンダム頭を押さえ込んで、 その隙に助け出す段取りなんだけど…』 アムロ「……この位置ではそれがベストか…ヤツの気をそらせられればいいんだがな。 ガンダム各機! 救出作戦が始まれば、デビルが大暴れを始めるのは間違いない。 DG細胞の拡散を防ぐためにもここでケリをつけるぞ」 兄弟たち『『『『了解!』』』』 ロラン「斥力場座標設定…Iフィールド!」 ギンガナム「小生、今宵も、 絶 好 調 で あ る !」 ハリー「ユニバァアアアアアアアアアアス!!」 Gヘッド「ゴアアアアァァァァ!!」 キャプテン「始まりました!」 東方不敗「応っ! 遅れるなよ、ドモン!」 ドモン「はい、師匠!」 密林の闇を駆ける鋼と人の獣たち。 ドモン「姉さん、ご無事で……………ぐはぁっ!」バタッ! 亀裂に飛び込んだドモンの視界に、真っ先に入ったのはベルトーチカだったそーな。 ドモン「………」ドクドク 東方不敗「女子の裸ひとつでその有様とは…レインも苦労するのう…」 シーマ「じいさん!」 大急ぎでバスタオルを体に巻いたシーマが、脱衣所で目に付いたタオルや服を投げつける。 東方不敗「着せとる暇はないぞ」 シーマ「被せるだけでも、無いよかマシだろ」 ガーベラ「接近警報! 大きい!」 ズガーーーン! Gヘッドs「「「ギュラアアアアアア!!」」」 シュバルツ「クッ、これ以上は押さえきれんかっ!」 山を、森を割って、ガンダム・シュピーゲルを追う無数のガンダム・ヘッドが現れた。 アムロ『援護を!』 ライフルが、ミサイルランチャーが一斉に火を噴き、Gヘッドを貫く。 夜間でありながら、それらは驚異的な命中率を見せたが… キラ「数が…多すぎるよ!」 キャプテン「離脱します!」 クリスを抱いたキャプテンがスラスターを煌かせて空へ舞い上がった。 東方不敗「くぁあっ!」 驚! 新手のGヘッドを、マスター・アジアの掌から放たれた巨大なエネルギーが粉砕する。 東方不敗「いつまで寝とるか、このバカ弟子がぁっ!!」 ドモン「はっ!」オハナバタケハ… 東方不敗「引くぞドモン! 急げ!」 チェーンとベルトーチカを軽々と両肩に担ぎ上げるマスター。 ドモン「は、はいっ!」 シュバルツ「アイナ嬢はまかせろ!」 自らのコートをかけてアイナを抱き上げるシュバルツ・ブルーダー。 ドモン「シュバルツ!」 シーマ「へ?」 目を転じれば、Gヘッドと大立ち回りを繰り広げるガンダム・シュピーゲル。 シュバルツ「ゲルマン忍法、空蝉の術だ! 急げよ!」 すでにディアナはプロフェッサー・ガーベラが抱き上げていた。 ドモンはバスタオルを被せられ、気を失っている…というか、 幸せそーに大口を開けて寝ているセレーネを抱き上げる。 ガーベラ「マスター!」 スラスターを点火、ゆっくりと上昇を始めたプロフェッサー・ガーベラが 右手をシーマに差し出した。 シーマはその手に飛びつこうと… ふみっ! …して、床に転がる一升瓶(肥後熊本の銘酒『美少年』)を踏みつける。 シーマ「え?」 ごろん! シーマ「えええええっ!!」 Gヘッド「ウゴァアアア!」イタダキマス! ガーベラ「マスター!」 シーマ「しまっ…」 ばくん! ガーベラ「マスター!」 ガロード『まだまだぁ!!!』 ゴッ! 襲い来るGヘッドをかいくぐり、ろくな減速をせずに シーマを捕らえたGヘッドへ突撃するガロード。 ハイパービームソードを眉間に突き立てて動きを止めると、 シーマをくわえ込んでいる口に両手を差し込んでこじ開けた。 ガーベラ「なんと言う無茶を…」 ガロード『プロフェッサー!早く!』 すでにロランやハリーたちは襲い来るGヘッドの相手に忙殺されている。 ガーベラはディアナを抱いたまま、かろうじて上半身が外に出ているシーマに近づいた。 シーマ「後ろ!」 ガーベラ「むっ!」 シーマの警告に、ガーベラが身を翻す。 ガロード『こっちくんなっ!』 突進するGヘッドを、DXが蹴り上げる。 そこへフィンファンネルのビームが集中する。 ガロード『アムロ兄、ナイス!』 アムロ『総員DXを援護! なんとしてもシーマを助け出せ!』 ずるり。 だが、ヘッド部分は機能を停止していたが、首の部分はまだ幾ばくかの機能を残していたらしい。 否、DG細胞の三大機能の一つ、「自己再生」の効果であったのかもしれない。 シーマを捕らえたGヘッドは、ゆっくりと地中へ潜りはじめていた。 ガロード『んなっ!』 量産など端から考慮されていないDXは、MSとして破格の出力を誇る。 が、それでもウェイト差が大きすぎた。 物理的な力の差は歴然である。 ガロード『だからって~~~~~』 リミッター解除、ラジエータープレート開放、強制冷却開始! アクチュエーターが、フレームが、ミシミシと悲鳴を上げ、 コクピットには警告ランプが片端から瞬きはじめる。 ガーベラ「マスターーー!!」 シーマ「お行きガーベラ! あんたはその子を守るんだよ!」 ガーベラ「ですが!」 シーマ「お行き。 あんたには、やることがあるんだろう? まあ、ついでにその子を…その“子”って言っていいのか微妙だけどさ… その子を助けてやっておくれよ。 ただでさえ月の女王なんてやらされて大変なんだ。 こんな所で怪我したり、死んじまったらバカみたいじゃないか」 ガーベラ「マスター…」 あまりに静かな口調、穏やかな表情(バスタオル一枚の艶姿であったが…)に、 ガーベラは二の句が継げなかった。 その間にもGヘッドは次々にプロフェッサーとDXに襲い掛かる。 コウ「くそっ! こんなことなら…」 GP-03デンドロビウムのメガ粒子砲で長距離射撃を加えながら、 コウは己のうかつさを呪っていた。 動く武器庫ともあだ名されるデンドロビウムだが、 その武装コンテナの中には武器がほとんど入っていなかったのである。 とは言え、そもそもバカンスに行こうと言う人間が、 MS一個大隊を相手に出来るほどの武器弾薬を用意する方がどうかしている。 かくしてデンドロビウムのコンテナには食料やテントなどが納められていたのだった。 アムロ『コウ! シーマがGヘッドに捕まった!』 コウ「なんだって!!」 アムロ『ガロードがかろうじて踏ん張ってるが、分が悪い! 行け!』 コウ「コウ・ウラキ、吶喊します!!」 多人数で戦闘シーンやると、話が進まん…orz まだつづくよ! チクショーメ! 奪還、そして コウ「うわあああああああああっ!」 メガビーム砲を撃ち込み、大型ビームサーベルを構えて突進するGP-03。 反射行動なのか、ガンダム・ヘッドたちも口からビームを吐き出すように撃ち返すが、 GP-03のIフィールドを突破はできない。 コウ「あれか!」 兄弟たちの火線が集中する先に、唯一“外”を向いていないGヘッドの集団がある。 コウ「タッチダウン!」 GP-03にランディング・ギアなどない。 いわゆる胴体着陸で理矢理着陸させ、機体を地面にこすりつけることで減速させるコウ。 Gヘッドも立ち塞がるが、暴走するトラックに“竹の子”が立ち塞がるようなものだ。 コンテナが空でも200tを超える自重にものを言わせて跳ね飛ばす。 コウ「ガロード! 下がれぇ!!」 Gヘッドと文字通り格闘していたダブルエックスが、あわてて飛びのいた。 シーマを捕らえたGヘッドが、地中に逃げ込もうとする。 が、既にGP-03は目前である。 コウ「これで!!」 メガビーム砲の砲身を突き出し、Gヘッドの顎の下に突き通す。 スロットルレバーを押し込む。 機体前方下部のスラスターが点火。 大型ビームサーベルでGヘッドの胴?をなぎ払う。 コウ「どうだあああああっ!!」 ほんの僅かな間に、ガンダム家の五男坊はこれだけの操作をやってのけた。 メインノズルの噴射炎を地面に叩きつけ、急上昇するGP-03。 その、騎士の馬上槍よろしく、高々と掲げられたメガビーム砲の先端には、 シーマをくわえ込んだGヘッドが突き刺さっていた。 ジュドー『よしっ!』 ガロード「やった!」 アムロ『ガロード! 止まるな!』 ガロード「っ!!」 報復、と思う知能があるわけではないだろうが、Gヘッドたちが残ったDXへめがけて殺到する。 あわてて離脱しようとするガロードだったが、無茶の祟ったDXの動きはいかにも鈍い。 シロー『ガロード!!』 ガロード『このっ!!』 ステラ『うぇ~~い♪』 四足獣型のMA形態に変形したガイア・ガンダムが乱立するGヘッドの間をすり抜け、 よろめいたDXをビーム砲身とウイングに引っ掛けるようにして器用にすくい上げた。 シン『ナイス! ステラ!』 ステラ「うぇい♪」 ガロード『…さんきゅー、助かった……』 とびっきりの衝撃が来たかと思うと、さらなるGに振り回され、 身に纏うものはバスタオル一枚しかないというのに、空を目掛けて寒風に吹き晒される。 シーマ「まったく、なんて無茶をしでかしてくれるんだい」 コウ『シーマさん、大丈夫ですか?』 シーマ「これで大丈夫だったら、ガンダム・ファイターでもやってるよ!」 あちこち痛むし、寒いし、髪は乱れる、肌はホコリとオイルでドロドロだ。 コウ『す、すみません…』 だが、気分は悪くない。 シーマ「ククッ…」 思わず喉の奥が鳴る。 そう、悪い気分ではなかった。 コウ『す、すぐ収容しますから、じっとしててください』 同時に、咆哮を上げていたGP-03のスラスターが絞られ、 コロニー出身者であるシーマにとって慣れ親しんだ浮遊感が彼女を包む。 自由落下による無重量状態。 コウはステイメン――GP-03の中核をなすMSをアームドベースから切り離し、 滑るようにシーマに近づく。 ステイメンが手を差し伸べる。 シーマ「(まるで、ダンスに誘われてる気分だねぇ)」 ヒイロ『警報! 直下!!』 衝撃、そして、暗転。 ちと尺のバランスが悪いけど、今回はここまで。 続くぜー! 機神、参戦す それは、あたかもさかしまの雷のようだったと言う。 アムロ「よし、全員、一時後退だ! 体勢を立て直す!」 コウがシーマをどこぞの海賊よろしく確保したのを確かめると、 アムロはMS全機に後退を指示した。 それなりの連携を見せるのは流石に兄弟ゆえ――ダテに日登町を何度も焦土化させるような ケンカはやらかしていない――のだが、発端がそもそも突然の遭遇戦で、 戦力も準備が整った者から投入というドロナワな展開になってしまっていた。 ひとえに、早急に救助しなければならない者たちがいたせいなのだが… それが無ければ、もっと効率的に戦えたはずなのだ。 アムロ「なにより、最大戦力の一つであるドモンが遊兵になってしまっているのが…」 ロラン『アムロ兄さん!』←最大戦力其の弐 アムロ「どうした」 ロラン『高熱源を感知! MSクラス…早いっ!』 ゴウン! 衝撃波の輪を引きずり、“それ”は一直線に天を目指す。 ヒイロ『警報! 直下!!』 コウ『えっ?』 とっさに警告を発するヒイロはさすがだったが、警告を受ける側には、 実戦はともかく、集団戦における訓練が圧倒的に不足していた。 コウ『うわぁっ!!』 オーキスが弾き飛ばされ、ステイメンが文字通り叩き落される。 アムロ「コウ!」 ロラン『コウ兄さん!』 刹那「…っ!」 ガンダム・エクシアが謎の影を追って空を舞う。 肉弾にてGP-03を攻撃した敵性MSは、放り出されたガンダム・ヘッドへ手を伸ばしていた。 刹那「(武器選択、GNロングブレイド…)」 間合いは必殺。 抜き打ちに放たれた一撃は、しかし… 刹那「なっ!」 敵MSの人差し指と中指、わずか二本で挟み取られた。 GN粒子をコーティングすることで驚異的な切断力を発揮するエクシアのセブン・ソードであったが、 刃が当たらなければ豆腐一丁斬ることはできない。 刹那「馬鹿な…」 シン『このぉお!!』 斬艦刀アロンダイトを振りかぶり、ディスティニーが背後から肉薄する。 だが、謎のMSはあわてたそぶりすら見せずにGNロングブレイドを掴んだ腕を振る。 刹那『ぐっ!』 シン『んなぁっ!!』 横合いからエクシアを叩きつけられ、バランスを崩すディスティニー。 アスラン『まだだっ!』 ディスティニーを目隠しに使ったインフィニット・ジャスティスが全身の ビーム・エッジを起動、斬りかかろうとするが…シーマを回収した謎のMSは、 Gヘッドの残骸をインフィニット・ジャスティスに力任せに投げつけた。 アスラン『くっ!』 とっさにそれをシュペールラケルタで両断するアスランの反射神経も並ではないが、 結果として無防備な隙を敵に晒す結果となる。 アスラン『ぐああっ!!』 VPS装甲が貫かれることはなかったが、わき腹へ加えられた蹴りの衝撃は そのままコクピットのアスランをなぎ倒す。 ロックオン『くっそ、長距離射撃じゃ、どうやったってシーマさん巻き込んじまう…』 アムロ「だが、近づけばウチの近接自慢があの様か…何者だ?」 ウッソ「どうする…あと、空中で接近戦が出来るとしたら、僕か、 ウィングのヒイロ兄さんくらい… ロラン兄さんは人質のいる状態で戦える人じゃないし…ここは僕がっ」 ヒイロ『ウッソ、待て』 ウッソ「ヒイロ兄さん?」 ヒイロ『ヤツに殺意は無い…今は機会を待て』 ウッソ「殺意って…なんでそんなこと判るんですか!」 ヒイロ『エクシアもディスティニーも体勢を崩されただけだ。 ジャスティスも胴部の一番頑丈な所を蹴っている。 ヤツの機動性なら、追撃を加えることは容易だったはずだ』 ウッソの脳裏に、一瞬でGP-03に追いついた姿がフラッシュバックする。 ヒイロ『牽制射撃すら封じられたキラや俺たちに、 シンやアスランが勝てなかった相手をどうにかするのは無理だ』 ウッソ「だからって…」 ヒイロ『ヤツを牽制しろ。 これ以上動くなら、俺たちも黙っていない。 そうヤツに判らせろ』 ウィング・ゼロがビームサーベルを引き抜き、腰を落として すぐにでも飛びかかれる姿勢を作る。 ウッソ「わかりました!」 V2ガンダムが両手でビームサーベルを構え、“光の翼”を最大まで展開する。 ヒイロ『ドモン兄さんがすぐ駆けつける。 それまでヤツを好きにさせるな』 東方不敗「ほう、あやつ、なかなかやりおるぞ」 ドモン「…あの動き…まさか」 シュバルツ「いや、あれは、正しく流派東方不敗!」 未だ目を覚まさぬ女性陣を担ぎ、あるいは抱きかかえ、エターナルを目指す三人。 ガーベラ「水の上を走る、だと?」 キャプテン「右足が沈むより早く左足を前に出せば、可能なのだそうだ。 私にはできないが、爆熱丸もやったことがある」 ガーベラ「これが、ガンダム・ファイターなのか…」 エターナルは海上50mほどのところで遊弋しており、 飛行能力を持たない2機のキュベレイmk-Ⅱが直援として甲板上にあった。 東方不敗「ちと高いか…ドモン、肩を借りるぞ!」 ドモン「はっ、どうぞ!」 東方不敗「ぬん!」 ドモンの肩を踏み台に、東方不敗が宙へ舞い上がる。 シュバルツ「はあっ!!」 ドモン「せいっ!」 気合と共に、続く二人。 プル『すごーーい!』 プルツー「…非常識な……」 はしゃぐプルと、額を押さえるプルツーの目の前で甲板に降り立った三人は そのままMSデッキへと飛び込んだ。 ドモン「ふう、届いたか…」 東方不敗「むう、とうとう軽身功でも抜かれたか…」 ドモン「こちらは人一人、そちらは二人。 抱えている重さがちがいますよ」 レイン「ドモーン!!」 ストレッチャーを押す衛生兵――正確にはエターナルの医療スタッフという名目――を 引き連れたレインが、大急ぎで駆け寄る。 女性スタッフ「くぉらっ! 男どもは散れっ!!」 主が女性と言うこともあるのだろうが、そこはかとなく女性の立場が強いようだ。 レイン「大丈夫? 怪我はない?」 ドモン「ああ。 デビル・ガンダムが相手とは言え、戦ったわけじゃないからな」 レイン「でも、これ、血でしょ?」 ドモン「そっ、それわぁっ!!」 東方不敗「さて、ようやく肩の荷が降りたわい」 ドモン「師匠、マスター・ガンダムは…」 東方不敗「既に呼んではあるが…このようなことになるとは思ってもいなかったのでな。 到着までまだしばらくはかかろう」 シュバルツ「東方先生、あの、謎のMSに心当たりはありませんか?」 東方不敗「ふむ、暗くて良くは見えなんだが…なにやら見覚えがあるような… だが、確かにあやつの技は流派東方不敗。 …しかし、わしの弟子はドモンと風雲再起のみ。 てすさみにウッソ坊を鍛えたことはあったが、技は教えておらん」 シュバルツ「ふむ…」 ドモン「なに、捕まえてみれば全て判ることだ。 それでは師匠、行って参ります」 東方不敗「うむ。 ゆめ敵を侮り、油断することなきように、な」 ドモン「は。 とう!」 MSデッキから、大空へ身を躍らせるドモン。 ドモン「出ろぉおおお! ゴォォォッド・ガンダァアアアアアアムッ!」 パキィィン!! 夜の海原を割り、世界最強のMF、ゴッド・ガンダムが顕現する。 シュバルツ「ガンダム・シュピーゲル! 来いっ!」 操者不在のまま、なおも戦っていたガンダム・シュピーゲルが印を組むと、 装甲の隙間から猛烈な勢いで煙幕が噴き出す。 MFならではの爆発的な機動で、ネオ・ドイツのMFはシュバルツの元へとはせ参じた。 ドモン「そういえば、シュバルツ。 なんであんたがここに?」 シュバルツ『胸騒ぎを感じて…と言えば、乙女のようだがな。 今にして思えば、デビルの存在に呼ばれたのかもしれん』 ドモン「お互い、デビル・ガンダムに呪われた身、か…」 シュバルツ『ふ…泣き言を言っても始まらん。 デビルだろうとなんだろうと、眼前に立ち塞がるなら打ち倒すのみ!』 ドモン「ああ、それが俺たちガンダム・ファイターだ!」 シュバルツ『行くぞ、ドモン!』 ドモン「応っ!」 謎MSの正体、引いちまった… 続くよ! 驚天 ダコスタ「医療班より連絡。 救助者6名は無事! …えー、気持良さそうに寝てる、とのことです…」 バルトフェルド「大物だね、彼女たちは」 ラクス「良いことではないですか。 あとは…」 バルトフェルド「シーマ女史を残すのみ、ですな。 砲術! 照明弾を絶やすなよ!」 アスラン『あれはっ!』 シン『おいおいおい』 ジュドー『マジかよ…』 ウッソ『兄さん、あれって…』 ヒイロ「やはり、お前か…」 刹那『ガン…ダ…ム…』 鎧武者を―どことなく爆熱丸を思わせるシルエット。 間接稼動域が広く、マッシブに見えるのはMFの共通した特徴である。 シュバルツ「………」 ドモン『ば…ばかな…』 両手の上にシーマをのせ、ゆっくりと降下した謎のMSを、エターナルから 打ち上げられた照明弾の、マグネシウム光が照らす。 ドモン「なんで、お前がそこにいる! シ ャ イ ニ ン グ ・ ガ ン ダ ム !!」 それは、第13回ガンダム・ファイトにおいて、ドモンとともに予選大会を戦った ネオジャパン代表モビルファイター、シャイニング・ガンダムであった。 ジュドー「ぼろぼろじゃん…」 装甲はいたる所にヒビと欠けがあり、アンテナブレードも曲がっている。 デュアル・カメラも右目側に光りが無く、フェイスプレートは左側が脱落して、 アンダーフェイスがむき出しになっていた。 そして何より、胴中央――コクピットの正面から、背後まで貫く巨大な、破砕孔。 シン『ドモン兄?』 ドモン「うそだ…なんでお前がここにいる… なんで俺たちの邪魔を…デビル・ガンダムに与するような真似をする!」 シュバルツ『落ち着けドモン! 見かけがどうあろうと、ヤツが敵であることは間違いない!』 ドモン「だけど…あいつは、シャイニングは…」 ウッソ『シーマさんが!』 地上に降り立ったシャイニング・ガンダムの傍らに、Gヘッドが近付く。 ぱっくりと開いたその口の中へ、シャイニング・ガンダムは、 いっそ恭しいとも言えそうな手つきでシーマを下ろした。 ドン! シャイニング・ガンダムの手からシーマが離れた瞬間、 ウィング・ゼロのスラスターが吼えた。 ヒイロ「(ラストチャンス…)」 誰もがシャイニング・ガンダムの姿に驚いていた中で、 ヒイロだけがシーマ奪回の隙を伺っていたのである。 ヒイロ「(相手がシャイニング・ガンダムなら、無傷と言うわけにはいかないか…)」 手足の一つ二つ…それはパイロット自身も含む…失う覚悟で突進するヒイロ。 不意に、視界の隅に捕らえていたシャイニングが姿を消す。 ヒイロ「!!」 両の手足と背中のバインダーを振り回し、AMBAC機動で無理矢理進路を捻じ曲げる。 剛! シャイニングが振り下ろした拳の衝撃で、大地に小さなクレーターが出来た。 直撃こそ避けたものの、地面に叩きつけられたウィング・ゼロは勢いを失ってしまう。 ヒイロ「想定より30%以上早いっ!」 シュバルツ『DG細胞かっ!』 手裏剣型爆弾・メッサーグランツを放ち、ヒイロの離脱を援護しつつ、 最悪の事態にシュバルツが唸る。 アムロ『全員、退けっ! カミーユ!シロー!援護をっ! マイはコウを回収!!』 シン『でもシーマさんが!』 アムロ『想定外の事態が多すぎる! シーマを救うためにも、一度後退しろ!』 フィンファンネルと、キュベレイのファンネルがビームの雨を降らせ、 メガビームランチャーが、180mmキャノンが、GNスナイパーライフルが吼える。 シュバルツ「退くぞドモン!」 ドモン『だ、だけど、シャイニングが…』 シュバルツ「ええい、突発事態に弱いのは相変わらずかっ!」 ロラン『手伝います!』 シュバルツ「すまん、ロラン君!」 ラクス「援護を!」 バルトフェルド「主砲、ミサイル、斉射三連!」 ウッソ『ヒイロ兄さんが食いつかれた!』 ヒイロ「構うな! 行け!」 ウッソ『でもっ!』 アスラン『退くんだウッソ君!』 ヒイロ「アスラン、ウッソを頼む」 アスラン『判った!』 ウッソ『兄さん!』 ウッソの声を無視することに決めたヒイロは、アムロたちが切り開いた脱出路から外れる “道”へとウィング・ゼロを飛び込ませる。 常人なら気を失ってもおかしくないその機動に、難なく追いつくシャイニング・ガンダム。 ヒイロ「もう少し付き合ってもらうぞ!」 ゼロ・システム起動、同時に、リミッターのレベルを“機体の限界”に設定する。 ヒイロ「ぐっ!」 ゼロ・システムから流れ込む膨大な情報量と、全身を締め付けるG。 だが、それでもシャイニング・ガンダムは振り切れない。 ヒイロ「チャンスは一度…フッ、いつものことか…」 樹木を、岩を、Gヘッドを回避しながらの追撃戦だったが、元々がそう大きくない島である。 あっという間に目の前に黒々とした海原が広がる。 ヒイロ「今っ!」 ウィング・バインダーを開いて急減速。 その衝撃でMSに数倍する高さの水柱が起立した。 星空へ向かう大瀑布にまぎれて上昇、ツイン・バスターライフルを起動! 水飛沫を割って肉薄するシャイニング・ガンダムであったが、 その鼻先に、一撃でコロニーを崩壊させるツイン・バスターライフルの銃口が突きつけられた。 ヒイロ「チェックメイトだ、シャイニング!」 豪! マイ『やった? ……っ!!』 ヒイロ「………そこまで…」 ビームの閃光に備えて、感度を落としていたメインカメラに一つ、輝く手のひらが映る。 流石にビームの圧力に押されて距離は開いていたが―ツイン・バスターライフルの ビームを、シャイニング・フィンガーで弾き飛ばしたのである。 僅かな距離を稼ぎはしたものの、次弾のチャージが出来るほどの時間はないだろう。 ヒイロ「(すまない、リリーナ…)」 身構えるシャイニングに、ヒイロは自爆装置のカバーを外す。 ゼクス『お前の悪いところは、覚悟を決めるのが早すぎる点だ』 遥か高みから、ツイン・バスターライフルに劣らぬビームがほとばしる。 ヒイロ「メガキャノン…ゼクス!」 ゼクス『どうやら、出番には間に合ったようだな』 次はバトル無いかもー。 つづく。 インターバル トレーズ「やれやれ、バカンスのつもりがとんでもない事になってしまったなぁ…」 バルトフェルド「総帥殿、あの島はどういう経緯で?」 ホエール内のブリーフィングルームに、主だった顔ぶれが集まっている。 かつて“エメラルドの島”だった場所からおよそ30km。 ガンダム・ヘッドの群れは水平線の彼方である。 トレーズ「あの島は元々連邦軍が演習場として所有していた島だ。 ところがあまりに辺鄙な場所なので使い勝手が悪いらしくてね、 ここ何年も使われていなかったらしい。 で、この所の軍縮の煽りを受けて、逼迫した予算を解消するために 売りに出されたところを私…というか、OZ財団が買い取ったと言うわけさ」 偽ディアナ「事前に、その、調査といったものはなさいませんでしたの?」 トレーズ「お恥ずかしい話ですが…衛星軌道上の、バルジから撮影した写真だけで 安全と判断してしまいました。 赤外線や磁気写真で見た限りでは不振な所は無かったそうなのでね」 アムロ「連邦軍が黒幕なのか、それとも連邦軍があの島を売りに出すとは 考えていなかった第三者の仕業なのか…」 ゼクス「そちらについては現在プリベンターで調査している。 レディ・アンが張り切っていたから、成果の程は期待してもらっていいだろう」 バルトフェルド「やれやれ、連邦軍もお可愛そうに…」 トレーズ「レディも無茶をしなければいいが…」 痛む腹、痛くない腹、ともども纏めて微に入り細を穿ってとことん探られる事であろう。 ラクス「ともあれ、我々の成すべきことは決まっています」 偽ディアナ「シーマさんの奪回、そして…」 アムロ「デビル・ガンダムの殲滅、ですね。 まぁ、シーマを助け出せればデビル“ごとき”に手こずりはしませんが」 レイン「ごときって…女性を生体ユニットとして取り込んだデビルは、 あと数時間で完全体へ成長するはずです! いくら皆さんでも…」 アムロ「大丈夫だよ、レイン。 侮っているわけじゃない。 でも、強大だとは言え、ヤツは一つの機動兵器でしかない。 そんなモノで世界は変えられないのさ。 むしろ問題は、シャイニング・ガンダムの方だな…」 東方不敗「そうか…アレはシャイニング・ガンダムであったか…」 シュバルツ「外見は損傷が激しいものでしたが、動きそのものはゴッドに匹敵するかと」 東方不敗「DG細胞…」 シュバルツ「レインの話では、ギアナ高原で放棄されたシャイニングは、 デビルともどもネオホンコン政府が回収したそうです。 ネオジャパンのカラト委員長が返還を求めていたらしいのですが、 デビル騒動でうやむやに…」 東方不敗「何者かの手に渡ったとしたら、その時か」 ドモンがゴッド・ガンダムを得た、ギアナ高原での戦いにおいて、 シャイニング・ガンダムにトドメを差したのは、 マスター・ガンダムのディスタントクラッシャーだった。 当時のマスター・ガンダムの前腕部――それはすなわち、DG細胞の塊である。 東方不敗「それが今回のデビルの元、だな。 ウォンめ、まったく不用意な…」 シュバルツ「取引相手が、それほどの存在だった、とも考えられます。 あの島は元々連邦軍の所有だったそうですから…」 東方不敗「やれやれ、市民を守るための軍がそのありさまか。 余も末じゃのう…」 ジュドー「でも、ウチの格納庫にシャイニングあるよな? ドモン兄の」カチャカチャ カミーユ「あれは、予備用のパーツを集めて組み上げた2号機だってさ。 イベントやなんやで必要になったからって、急遽組み上げたものらしい」ジジー ジュドー「ふ~ん…でも、シャイニングってAIとか積んでなかったと思うんだけどさ? パイロットも乗ってなかったのに…どうやって動いてるんだ?」チュイーーーン カミーユ「知らないよ。 後でレインさんにでも聞け」ピッピッピッ 刹那「ガンダムだ!」 ジュドー「はい?」 カミーユ「ん?」 刹那「シャイニング・ガンダムは、ガンダムだ!」 ジュドー「いや、うん…そうだよな?」 カミーユ「またか…」 刹那「ガンダムだから、闘うんだ」 ロックオン「はいはい、みんなの整備の邪魔しない」 東方不敗「ガンダム…そうか!」 シュバルツ「まさか…」 東方不敗「いや…お主の例もある。 確かに、ありえるやもしれん…」 シュバルツ「―――だとすれば…ヤツは…」 東方不敗「うむ。 わしか、お主か…」 ティファ「ガロード…」 ガロード「げっ! ティ、ティファ」 ホエールの医務室。 まさに戦場そのものといったMSデッキに比べると、こちらはまったく静かだった。 冷却パッチを額に張り、点滴を受けていたガロードだったが、 空いた左手でMS情報誌を読みふけるほどの余裕はあるようだ。 ファ「軽い脱水症と熱中症よ。 コクピットの温度が相当上がったみたいね」 ガロード「いや、だから、大げさなんだって。 こんなもんすぐに…いいっ!」 ファ「ぁ…」 はらはらと、ティファの大きな目から涙が零れる。 ティファ「ごめん…なさい…」 ガロード「ええええっ! な、なんで?」 ティファ「私が、もっと早く気付いてたら…シーマさんも、 ガロードがこんなことにもなら…はうっ!」 額に弾けた痛みに、ティファが顔を上げると、憮然としたガロードが左手を上げている。 ファ「デコピンは無いと思うわ、ガロード…」ボソッ ディアナ「まったくです」ヒソヒソ ファ「え?」 クリス「そうですよね、そこは、こう…」コソコソ チェーン「やさし~く…」ポショポショ ベルトーチカ「力いっぱい…」ヒソヒソ チェーン&ベルトーチカ「「む…」」 アイナ「抱きしめてあげるべきですよねぇ…」コショコショ ファ「みなさん、いつの間に…」ボソボソ ついたての裏に避難したファの背後から、エターナルに運ばれたはずの面子が顔を出す。 ディアナ「しっ! みなさんお静かに」ヒソヒソ ガロード「ティファの悪い癖だぜ、それ。 いくらNTだからって、神さまじゃないんだ。 悪いのはデビル・ガンダムのヤロウだし、あんな所にデビル・ガンダムを隠したヤツ! 逆に、ティファが知らせてくれたお陰で、セレーネ姉とか助けられたみたいなもんだし!」 ティファ「でも…」 ガロード「でもは無し! もう一発いっちゃうぜ?」 ぐぐっ!と指に力を込めるガロード。 思わず額を両手でかばうティファ。 ガロード「ドモン兄だってデビルに取り込まれたレインさん助けてるんだ。 俺たち兄弟がそろってて、シーマさんを助けられないなんてことはない! ぜったいに!」 ティファ「ガロード…」 ガロード「…ひょっとしたら、コウ兄のハズカシイ大告白が聞けるかもしれないし? ちょっと楽しみじゃね?」にぱっ☆ ティファ「……もう、ガロードったら」 セレーネ「むにゃむにゃ…ろらーん…おかわりぃ…zzz」 メイリン「接近するMS一! …シャイニングですっ!」 ダコスタ「第一級戦闘態勢! 迎撃戦用意!」 アムロ「来たか…」 シン「来たかって…どーするんだよ! なんか対応策あんの?」 キラ「いつもドモン兄さんを相手にしてる時と同じで充分でしょ?」 カミーユ「そういう事だ。 ヤツの間合いに入らせないで、アウトレンジから攻撃する。 今回は人質も居ないし、お互い援護しあえば死角も無い」 シン「…あ」 ジュドー「前回の状況が特殊すぎたんだよ。 ガチの殴り合いオンリーでMFに勝てるわけないじゃん」 ヒイロ「………」 ゼクス「また、自爆して動きを止めれば、とか考えてるな?」 ヒイロ「ゼクス…」 ゼクス「兄弟を傷つけたくない気持は判らんでもないが…もう少しみんなを信頼してやれ」 ヒイロ「む…忠告には感謝する」 東方不敗『あいや、待たれい!』 ウッソ「東方先生?」 ドモン「師匠…」 東方不敗『ちとわしに思うところがある。 この場は任せてもらえんか』 シュバルツ『何かあれば、私が必ず食い止める。 ガンダム・ファイターとして、どうしても確かめねばならぬ事なのだ』 ざわざわざわ… 刹那『刹那・F・セイエイ、ガンダム・エクシア。 マスター・アジアとガンダム・シュピーゲルの援護を開始する…』 ロックオン『おい、せっちゃん?』 カミーユ「なんだ?」 ふわりと宙に舞ったエクシアが、接近する光に背を向け、三隻の戦艦に向き合う。 介入を許さない…無言の宣言がその姿に見て取れた。 ジュドー「ドモン兄ならともかく…なんで刹那兄が?」 アムロ「何か、あるのか? ブリッジ!」 バルトフェルド『了解した。 お隣さんとそろって、皆さんにお任せします、とのことだよ』 ダコスタ『迎撃中止! ただし、警戒態勢を維持! 第一目標が囮の可能性もある! 周辺警戒を怠るな!』 うぐぐ…話がすすまん… つづくぞー。 ガンダム サーチライトの光りを受けながら、シャイニング・ガンダムはゆっくりと しかしまっすぐにエターナルの上甲板へと舞い降りる。 ウッソ「傷が治ってる…」 アムロ「デビルが生体ユニットを取り込んだことで、再生能力があがってるんだな」 ロックオン『こちらロックオン・ストラトス。 デュナメス、配置についた』 アムロ「ご苦労さま。 だけど」 ロックオン『わかってる。 攻撃はギリギリまで待つよ』 シーブック「…ホントに、東方先生の所へ行ったな」 セシリー『どう言うことなのかしら?』 シーブック「わからない。 刹那は何か知ってるみたいだったけど…」 東方不敗「わしに何か用かね!」 朗々とした声で東方不敗、マスター・アジアが話しかけると、 シャイニング・ガンダムは抱拳礼を返した。 中華圏で武を嗜むものには、日本人の土下座にも等しい最敬礼である。 カミーユ「…なんだ?」 東方不敗「―そうか…おぬし、やはり…」 感極まった様子で星空を仰ぐ東方不敗。 東方不敗「あい判った!」 ジュドー「判り合っちゃってる!」 東方不敗「この老いぼれにどれだけのことが出来るかわからぬが、 義によっておぬしに手を貸そう!」 まさに驚愕。 驚く一同の目の前でシャイニング・ガンダムが膝をつき、恭しく右手を差し出すと、 東方不敗は一瞬の躊躇も無くその上に乗った。 ドモン『し、師匠!』 東方不敗「お、来おったか、バカ弟子が」 ドモン『いったい何を…』 ドモンの言葉に、苦虫を噛み潰した顔で額に手を当てる東方不敗。 東方不敗「まぁだ判らんのか、この愚か者!!」 ロックオン『アムロにいさん?』 アムロ「もう少し待ってくれ」 東方不敗『ドモン! そもさん!』 ドモン『せ、せっぱ』 東方不敗『ガンダム・ファイターとは何ぞ!?』 ドモン『ガンダム・ファイトを戦う者です!』 東方不敗『ならばガンダムとは!』 ドモン『ガンダム・ファイトを為すもの…まさか!』 東方不敗『ようやく判ったかこの阿呆! ガンダムが、ガンダム・ファイト以外の何を望むと言うのか!』 「「「「えええ~~~~!!」」」」←色々と納得のいかない人たち 東方不敗『答えよドモン! ガンダム・ファイト国際条約、第三条!』 ドモン『破壊されたのが頭部以外であれば、何度でも修復し決勝リーグを目指すことが出来る…』 東方不敗『しかるに! シャイニング・ガンダムは頭部を破壊されたか!』 ドモン『いえ…損傷著しく…継戦は無理と思われましたが…』 ぎしり、とドモンの拳が鳴る。 ドモン『頭部は破壊されておりません!』 東方不敗『ならば! …シャイニング・ガンダムの無念、いかほどのものであったか…』 レイン『でも! ゴッド・ガンダムの中には、シャイニングから受け継いだプログラムが… 魂が宿っています! それなのに…』 ドモン『いや、レイン。 それはちがうんだ…確かに、ゴッドはシャイニングの魂を受け継いだ。 だが、それは、ネオジャパンのモビル・ファイターとして、だ。 シャイニングの、ガンダムとしての魂は、未だここにあるんだ…』 レイン『そんな…』 東方不敗『ガンダム・ザ・ガンダムを前に、真のガンダムが取るべき道は一つ!』 ドモン『真のガンダムを前に、ガンダム・ザ・ガンダムの取るべき道もまた一つ!』 東方不敗『ガンダム・ファイト国際条約、第七条!』 ドモン『地球がリングだ!』 アムロ「いかん! 総員退避っ!!」 東方不敗『ガンダム・ファイトォ!』 ドモン『レディー…』 東方不敗&ドモン&刹那『『『ゴーーーーーッ!!』』』 ルー「えー、突如始まりましたガンダム・ファイト! 実況は私、なぜか担ぎ出された宇宙世紀の最強アイドル♪ ルー・ルカがお送りします。 解説はネオドイツのガンダム・ファイター、シュバルツ・ブルーダーさん」 シュバルツ「よろしく」 ルー「ゲスト解説者として、ドモン選手のアシスタントを勤めていらっしゃる レイン・ミカムラさん」 レイン「よ、よろしく…」 ルー「そして、放送席特別ゲストとして、刹那・F・セイエイさんにお越しいただいています」 刹那「ガンダムだ」 キラ「仕事早っ!!」 ラクス「ウチのスタッフは優秀ですから♪」 エル「だぁれがアイドルだー!!」ブーブー ルナマリア「ぶーぶー!」 ビーチャ「えー、おせんにキャラメル、ポップコーンはいかあっすかー」 ジュドー「コーラいかがっスかー」 アムロ「き、緊迫感が…」orz ルー「さて、本来ならドモン選手とのプライベートを、 レインさんに根掘り葉掘り伺いたい所ですが…」 レイン「えっ? ええっ?」 ルー「この勝負の行方を握る鍵はどの辺りにあるのでしょうか、解説のシュバルツさん」 シュバルツ「うむ。 DG細胞の力で強化されているとは言え、 スペック的には多少ながらゴッド・ガンダムに分がある。 パワー、スピード、ともに勝る相手に、老練なマスター・アジア選手の 技術がどこまで対抗できるのか。 その一点に尽きると思います」 ルー「おおっとぉ!! などと言っている間に、両者、激しい拳の応酬! 能力で劣るといわれたシャイニング、一歩も引けをとりません! というか、押してる?」 シュバルツ「マスター・アジア選手の位置取りがうまいですね。 ドモン選手の内側へ内側へと遷移して、常に距離で優位に立っています。 これは見事だ」 ドモン「くっ! 流石は師匠…ならばっ!」 ルー「こっ!これはっ! ドモン選手、ここでいきなり大技の体勢!」 シュバルツ「技で勝る相手に、力押ししかないとは言え… いや、ここで必殺技を繰り出す思い切りの良さがドモン選手の身上ですね」 ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える!」 東方不敗「ふ…ならば! わしのこの手が光って唸る!」 ルー『すかさずマスター・アジア選手も必殺技の体勢! ですが、右手のドモン選手に対し、マスター・アジア選手は左手! これはどういうことだ~』 ドモン「!! …勝利を掴めと、轟き叫ぶ!」 東方不敗「貴様を倒せと輝き叫ぶ!」 ドモン「ぶぁあくねつ!!」 東方不敗「ひっさぁつ!!」 ドモン「ゴォォォッッド…」 東方不敗「シャイニングゥゥゥ…」 ドモン&東方不敗「「フィンガーーー!!」」 燃える右手と、輝く左手がぶつかり合う。 レイン『無茶です! いくらなんでもゴッド・フィンガーに、 シャイニング・フィンガーで対抗しようなんて…』 均衡は一瞬。 東方不敗「すまんシャイニング…」 シャイニング・ガンダムの左手を粉砕したゴッド・フィンガーは、 そのまま前腕部を、上腕部を破壊して、シャイニング・ガンダムの頭部を捕らえる。 ルー『ああっと! これは、早くも決着か~~~!!』 ドモン「獲った!」 背中のジェネレーターに蓄えられたエネルギーが最高潮に達し、一層の輝きを見せる。 ドモン「ヒィィィトォ…」 東方不敗「(まだじゃ…その“時”を見極めろ…)」 ドモン「エンドォッ!!」 東方不敗「勝機ぃ!」くわっ!! ゴッ! “右手”のシャイニング・フィンガーが、ゴッド・ガンダムの右前腕部を貫く。 ドモン「なっ!!」 爆発! ドモン「ぐああぁぁぁぁっ!!」 ルー『…ゴッドです! ここで倒れたのはゴッド・ガンダム! いったい両者になにが起こったのかーーーーー!!』 つづく♪ 光輝、星天に散る 激しい爆炎をほとばしらせ、ゴッド・ガンダムがさんご礁の上に倒れる。 ドモン「ぐああぁぁぁぁっ!!」 ルー『…ゴッドです! ここで倒れたのはゴッド・ガンダム! いったい両者になにが起こったのかーーーーー!!』 東方不敗「ふはははは! 最大の技を放つその瞬間! それこそが最大の隙よ!」 哄笑と共に言い放つ東方不敗。 だが、シャイニング・ガンダムからフィードバックした左腕と頭部の痛みは、 歴戦の彼をして、ありったけの気力を注がねば気を失いかねないものだった。 東方不敗「(あやつを呼び込むにはこれしかなかったとは言え…老骨には堪えるわい)」 ドモン「くっ…さ、さすがは師匠…」ギギギギギ… ピピピッ… レイン「エネルギー伝達系全体に重度の損傷? まさか、そんな…」 ルー「あの~、いったい、何が、どうなったんでしょーか…」 シュバルツ「…おそらく、ゴッド・ガンダムの背部ジェネレーターで増幅されたエネルギーが、 ゴッドの右腕に流れ込んだ瞬間、 シャイニングがエネルギー・チューブを破壊したのでしょう」 ルー「ははぁ…」 シュバルツ「判りやすく言えば…水鉄砲を最大の力で発射しようとした寸前に、 水の出口を塞いでしまったと思えばよろしい。 行き場を失った水の圧力は、水鉄砲そのものを破壊してしまったと言うわけです」 レイン「ありえない…エネルギーの逆流を防止する安全装置も備えてるのに…」 シュバルツ「僅かでもタイミングが遅ければ、シャイニングは頭部を破壊されていたでしょう。 そして、僅かでも早ければ、今度はゴッドの安全装置が作動して、 右腕に多少の損傷を与えただけで終わっていた… 数百…いや、数千分の一秒のタイミングを見極めたマスター・アジア選手… まさに、絶技と言うしかありません」 ルー「なんと! 解説のシュバルツさん大絶賛! まさに武神! 生ける伝説は、未だ健在だったーーー!!」 刹那「ガンダムだ…」 東方不敗「さて、どうするドモンよ。 まさかこれで終わりというわけではあるまいな?」 ドモン「無論!」 ダメージ・コントロール・システムが、エネルギー経路を迂回、あるいはショートカット することで回復させようとしているが、いかんせん被害が大きすぎた。 立ち上がりはしたものの、ゴッド・ガンダムの動きはいかにも重い。 ルー「ここで試合は再び乱打戦! ですが利き腕を失い、エネルギー伝達系にダメージを 受けたゴッド・ガンダム、やはり旗色が悪いか!」 レイン「ドモン!」 シュバルツ「いや…この期に及んで、まだ何か企んでいるな…」 ルー「どういうことでしょうか、解説のシュバルツさん!」 シュバルツ「ドモン選手は…ゴッド・ガンダムは確かに打たれてはいますが、 致命傷はギリギリでかわしています。 何か時間を稼いでいるようですね…」 東方不敗『どうしたドモン! ガンダム・ザ・ガンダムが亀の真似事か! (こやつ…何を狙っておる?)』 ドモン「(70…75…)」 ルー「おおっと! 強~烈なシャイニング・ガンダムのローキックが決まった! たまらず膝を着くゴッド・ガンダム!」 レイン「!!」 東方不敗『もらったァ!!』 シャイニング・ガンダム渾身のミドルキックが、ゴッド・ガンダムの頭部を襲う。 直撃すれば、間違いなく頭部粉砕の一撃である。 ドモン『なんのっ!!』 回避など不可能と思われたその一撃を、ドモンは踏み込むことで―と言うより、 シャイニングの脛に頭突きを喰らわせる勢いで受け止める。 ドモン『ぐうっ…』 東方不敗『こやつっ!』 アンテナブレードが折れ、右目のセンサーが砕けるが、ゴッド・ガンダムの頭部は健在。 シュバルツ「蹴り足が伸びきる前にぶつかりました。 威力は本来の半分もありません!」 ドモン『まっ…まだまだぁっ!』 背部スラスターまで使って立ち上がり、その勢いでシャイニングの頭部にもう一撃。 東方不敗『ぐおっ!』 ドモン『チャージ完了! 俺のこの手が真っ赤に燃える…』 東方不敗『なにっ!』 踏みとどまり、ノイズだらけのモニターを睨む東方不敗に、 ゴッド・ガンダムは左手をかざしていた。 ドモン『勝利を掴めと、轟き叫ぶ!』 東方不敗『この期に及んで、ゴッド・フィンガーのエネルギーをっ!』 だが、肝心のゴッド・ガンダムの機能はまだ回復しきっていない。 東方不敗『(技を出す前に、潰す!)』 肉薄するシャイニング・ガンダム。 対して、ドモンは右前方…シャイニングの左側へ倒れるように飛び込んだ。 東方不敗『しまった、死角にっ!』 ドモン『ヒート・エンドは決まらなかったが、 ゴッド・フィンガーの直撃を受けて無事ですむはずはないっ!』 前回り受身で投げ出した体を、背中のゴッド・フィールドの推進力で跳ね起こす。 ドモン『爆熱!』 東方不敗『なんの、必殺!』 ルー「燃える指と輝く指! 再び激突かーーー!!」 シュバルツ「いかん!!」 東方不敗「しまった!」 ドモンの読み通り、最初のゴッド・フィンガーを受けたシャイニングの左半面は、 センサーがほとんど全滅していた。 そこに飛び込まれた焦りから放たれたシャイニング・フィンガーは、 まっすぐゴッド・ガンダムの鳩尾…つまり、コクピットへと向かう。 シュバルツ「シャイニング・フィンガーの破壊力なら、ゴッドの装甲とて貫くぞ!」 レイン「ドモン!!」 だが。 バシュゥゥゥゥ… 突如シャイニング・ガンダムの掌を覆う液体金属が飛散、その一撃は、中途半端な 張り手のようになってしまう。 東方不敗『ドモンを護った…いや』 倒し、倒されは武人の常。 その道理がわからぬ筈がない。 東方不敗『ガンダム・ファイト国際条約、第二条…』 シュバルツ「相手のコクピットを攻撃してはならない…」 東方不敗『過失による攻撃は認められておるというのに…あくまでMFとしての矜持を守るか。 主に似て、不器用な漢じゃのう、お前は…』 そして、ゴッド・ガンダムの左手は、再びシャイニング・ガンダムの頭部を捕らえていた。 ドモン『ガンダム・ファイト国際条約、第一条…』 東方不敗『頭部を破壊されたものは失格となる。 良き闘いであったな、シャイニング・ガンダムよ…』 ドモン『さらば、友よ…ヒィィィィトォ・エンドォ!!』 爆!! ざばーーーーん… 倒れようとするシャイニング・ガンダムを、突如海から現れた黒い影が受け止める。 東方不敗「おお、やっと着いたか…」 マスター・ガンダム。 東方不敗、マスター・アジアの愛機である。 シャイニング・ガンダムのコクピットを出た東方不敗は、マスター・ガンダムの肩へと飛び移る。 東方不敗「そういえば、おぬしもシャイニングには因縁があったのう」 直接拳を交えた数では、ゴッド・ガンダムよりも多いのだ。 マスター・ガンダムのフェイス・プレートを濡らす海水が、別のものに見えるのは感傷であろうか? ぎ…ぎ… ドモン「シャイニング?」←こっそり男泣き中 ゆっくりと、シャイニング・ガンダムが立ち上がる。 その動きはいかにも頼りなく、つい先ほどまでゴッド・ガンダムを追い詰め、 その前には兄弟たちのガンダムを蹴散らした時の精彩は無かった。 レイン「エネルギー反応が急速に弱まってる…融合炉が限界なんだわ…」 自己進化、自己増殖、自己再生…究極のマテリアルとも言うべきU細胞―DG細胞であったが、 エネルギー消費の大きさが唯一の欠点でもあった。 アルティメット・ガンダムが大型MAサイズである理由もそこにある。 そして、MFの動力炉は膨大な出力を誇る一方で、消耗も激しい。 何しろ最大でも一年稼動すれば用は足りるのである。 シャイニング・ガンダムはこの時点で、稼働時間を半年以上超過していた…。 ぎ…ぎ… 頭部と左腕を失ったシャイニング・ガンダムは、残る右腕を、 右手の人差し指を、ゆっくりと星空に伸ばす。 ルー「シュバルツさん、あれは…」 シュバルツ「あれは…シャイニング・ガンダムからのメッセージです。 天を目指せ、さらなる高みを目指せと言う…」ハラハラ 刹那「ガンダムだ…」滂沱 ドモン『ああ、判っているとも… 俺は、お前に…お前の魂に恥じないガンダム・ファイターになる。 あの星々の世界から、静かに見守っていてくれ… シャイニング・ガンダム…』 つづく。 戦ニ臨ム メイリン「リリー・マルレーンより発光信号!」 ダコスタ「諸兄の奮闘と無事の帰還を祈る、です。 あ、追伸ですね…シーマ様になにかあったら、ただじゃおかねー…(汗」 ザンジバルが海上を滑走してゆく。 バルトフェルド「愛されてるねぇ…」 ラクス「うふふ、シーマさんって、とってもステキな方ですもの。 ね、キラ」 キラ「え…う、うん。 でも、ラクスにはあんな風にはなって欲しくない、かな…」ボソ アスラン「なられてたまるか」 フェルト「クリス、そっちはどう?」 クリス「ん、ばっちり。 さすがはガンダム家のおねーさんが組んだAIねぇ… すっごい優秀なフレームだわ」 フェルト「でも、良かったんですか? 勝手に弄っちゃまずかったんじゃ…」 アムロ「可愛い子には旅をさせろって言うしな。 これでスターゲイザーの経験値はかなり上がるはずだ。 研究施設で箱入りに育てるばかりがAIのためになるとは限らないさ」 クリス「私ってば、スターゲイザーちゃんをたぶらかす悪女ってカンジ?w」 アムロ「せいぜい痛い目を見せてやってくれ。 それじゃあ、後は頼むよ」 クリス「は~い♪」 マイ「スターゲイザーにデータ通信管制をやらせると言うアイディアは、 非常に面白いと思いますが…良かったんですか? 姉さんが知ったらまたむくれるんじゃ?」 アムロ「この非常時に寝こけてるヤツが悪い。 ………エンジニアとしての、興味が無かったとは言わんが」 マイ「あの規模のAIって、まだ無いですからね。 アマクサはまた少し違うし…」 アムロ「ヤツと同列にしてやるな。 それこそセレーネが泣くぞ」 マイ「はいはい」 スメラギ『なるほど…そっちの状況は判ったわ。 デビル・ガンダムか…CBとしては放っておける問題じゃないけど…』 ロックオン「ああ。 今からティエリアとアレルヤ呼びつけても、こっち着くのは とっくに終わった後だと思うしな。 さすがはガンダム兄弟、頼りになること」 スメラギ『刹那のお兄さんたちですものね。 それじゃあ、本来なら休暇中の所悪いけど、そちらは任せるわね』 ロックオン「了解! そっちもお仕事がんばって頂戴!」 スメラギ『こっちは球技場と公園の整備だから、気楽なものよ。 アル君によろしくね♪』 シロー「コウ!」 コウ「ああ、シロー兄さん…」 シロー「…なんだ、元気が無いな…頭は大丈夫か?」 コウ「…『頭の傷は』でしょう。 なんか、変な人みたいじゃないですか」 シロー「すまんすまん」 コウ「傷はたいしたことありませんよ。 ちょっとぶつけただけだから…」 言いつつ触れた包帯には、血が少しにじんでいたが、出血そのものは既に止まっている。 がしっ! シロー「じゃあ、どうしたんだ、不景気な顔しやがって!」ギリギリ コウ「あだだ! 開く!傷が開く!」 シロー「あ、悪い」 ヘッドロックを解かれると、コウはそのまま床に尻餅をついてしまった。 コウ「シロー兄さん」 シロー「うん?」 コウ「シロー兄さんは、アイナさんのこと、好きですか?」 シロー「無論!」←即答 コウ「…いいなぁ……」 胸を張るシローを、まぶしいものを見るような目で見上げるコウ。 シロー「なんだ? どうした?」 コウ「俺、そんな風に、胸を張って『好きだ!』って言える相手、居ないんですよね」 シロー「そうなのか? …その、シーマさんはどうなんだ? あと、確か、ニナさん、とか言ったっけ? 彼女はどうなんだ?」 コウ「よく…よくわから無いんです。 好きか嫌いかって言われれば、そりゃ、 す、す…好き(小声)…ですけど…兄さん?」 シロー「ああ、聞いてるよ」 背中で応えたシローは、近くの自動販売機で紙コップのコーヒーを2つ買い込んで戻る。 シロー「ほら。 こういう話は、酒の方が良いんだが… まさか、俺が未成年に酒を勧める訳にはいかないからな」 コウ「あ、ありがとう…苦っ! って、ブラック?」 一口すすった後で、あまりの苦さに顔をしかめるコウ。 シロー「なんだぁ? お前、コーヒーに砂糖入れてるのか?」 コウ「あっ、当たり前ですよ! 好き好んでこんな苦い物飲んでる人の気がしれません!」 シロー「馬っ鹿、砂糖なんか入れたら、砂糖の味しかしねぇじゃねーか。 コーヒー飲むならコーヒーの味をだな…何の話をしてたんだっけ?」 コウ「ちょ! 人が真面目に…」 シロー「ああ! いや、うん、今思い出した。 さ、続けてくれ。 …ホントだって」 コウ「………」 シロー「どうした? お兄ちゃん、これでも職場じゃ頼りがいのある上司として、 相談事も良くされてるんだぞ? …恋愛相談は少ない気もするが」 コウ「とにかく、です」 シロー「うむ」←いつの間にか正座 コウ「アムロ兄さんが、シーマさんを助けるのは、俺がやれって…」 シロー「いや、普通、そうだろ」 シーマがコウを気に入っていると言う事もあるだろうが、縁があるのは確かだし、 パイロットの腕前、機体の特性から考えても、シーマ奪還の任務はコウが相応しいと、 シローも判断する。 コウ「…俺が、アレ…やるんですか?」 シロー「アレ?」 コウ「去年の、ドモン兄さんがレインさん助けた時の…」 シロー「おーおー! アレな!w」 コウ「笑い事じゃないですよ! …俺、あんな風に言えるほど、シーマさん好きかって言うと、違う気がするし… だからって、適当なことを言うのも、間違ってると思うし…」 シロー「いや、そりゃそうだろう。 そもそもあの時のドモンのこっぱずかしい台詞も、 心の底から出た言葉だから、レインに届いたんだ。 適当に調子を合わせた言葉じゃ、相手の心には届かないよ」 コウ「あ、兄さんにもあれは恥ずかしい台詞なんだ…」 シロー「なんだよそれ、人を恥知らずな人間みたいに」 コウ「いや、実際シロー兄さん恥ずかしいことしょっちゅう言ってるし」 シロー「なんだと! 俺をドモンと一緒にするな!」 コウ「(自覚なかったんだ…)」 シロー「はっ!…ゴホン… とにかくだ、アレは、ドモンが心から必要だと思ったから、 起こったイベントであってだな、そっくり真似たから今回もうまくいくとは限らん」 コウ「はぁ…」 シロー「て言うか、二番煎じだと、かえって逆効果だろうな。 お前、シーマさんを助けたいと思ってるか?」 コウ「そりゃぁ…もちろんですよ」 シロー「じゃあ、その気持をまっすぐにぶつけりゃ、大丈夫だろ。 ただし! 変にカッコつけようとか、良く見せよう、なんて考えるなよ? お前くらいの歳だと、一番エエカッコしたがる頃だからなぁ…」 コウ「エエカッコ、ですか」 シロー「世間体とか、男のプライド!とか、そんなモン全部うっちゃって、 お前がやりたいようにやればいいさ。 いよいよとなれば、俺がコア部分ごと引っこ抜いて…」 コウ「Ez-8じゃ無理ですから!」 メイリン「偵察のプロフェッサー・ガーベラから入電! デビル・ガンダムの本体が現れたそうです!」 アスラン「なんだって!」 バルトフェルド「おやおや、いよいよお出ましかい?」 メイリン「映像、出ます!」 増感映像がメインスクリーンに表示される。 無数のGヘッドが乱立する地面を割り、歪な、巨大なガンダムが現れる。 が。 ラクス「あらぁ?」 キラ「なんだか、小さくない?」 レイン「完全体じゃ、ない?」 ドモン「ランタオ島で見たヤツ…よりも小さいな」 東方不敗「ふむ? これがスケールか? …確かに、ギアナ高原でお前と戦った頃のサイズじゃな」 シュバルツ「…なるほど…」 アムロ「あっはっは!」 マイ「に、兄さん!」 映像を見るなり、いきなり笑い出した長兄に、その場にいた兄弟たちが目を丸くする。 カミーユ「兄さんが、壊れた…」 アムロ「失礼なことを言うな。 しかし…デビルもとんだ不運だったなぁ…」クックックッ ジュドー「いったい、何なのさ。 もったいぶらずに教えてくれよ」 アムロ「キョウジ君がデビルに取り込まれた時と同じさ」 シュバルツ「シーマ女史は、その強靭な精神力でDG細胞を…不完全とは言え、制御しているんだ。 そのために、ヤツは完全体に進化できずにいる」 レイン「そんなことが…」 アムロ「よりにもよって、女性陣の中じゃ、精神的に一番タフな彼女を取り込んでしまったんだ。 デビルに運が無かったと言うしかないだろう」 その時、デビル・ガンダムの映像を見ていた全員が、その背後に胸を張り、 腕を組んで高笑いするシーマ・ガラハウの姿を幻視していた。 シーマ(幻)『あたしを誰だとお思いだい!』 シーブック「あー、なんか、すっごい納得…」 アムロ「もっとも、このままでは当時のキョウジ君同様、心身のダメージが測り知れん。 今度こそ、彼女を助け出すぞ」 兄弟一同「「「「はいっ!」」」」 スレまたぎケテーイ! orz アレはどうするかまだ悩みつつ、続く。
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763 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/25(水) 22 21 00 ID ??? 刹那「お前はまだガンダムが嫌いなのか?」 ルイス「うーん…別に今はそんなに…ネーナに乗せてもらったりするし」 刹那「ダメだな歯切れが悪い。よし、強化特訓だ」 ルイス「へ?」 刹那「みんな来てくれ」 グラハム「待ちかねたぞ少年!」 ニナ「この子ね、今回ガンダムを学びたいって言うのは」 ルイス「え…?言ってない…」 ルセット「いい心がけだわ」 コウ「こうやってどんどんガンダムの輪が拡がっていくのはいいよな」 テム「そうだぞ!今から見る映像にはガンダムが写りまくってもう凄いんだからな!」 刹那「今回は映像作品だけじゃなく小説やゲームまで揃えた。時間はいくらでもあるから安心しろ」 ルイス「ちょっと待ってよ…!夏休みあと1週間しかないのにぃーー……」 ルー「連れてかれた…」 ルナマリア「迂闊な言動は身を滅ぼすわね」 ネーナ「南無~」 ファ「いいから助けてきなさい」
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総合解説 / ヴァーチェ / ナドレ 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 GNビームライフル 7 75 普通のBR レバーNサブ射撃 ガンダムエクシア 呼出 1 40~144 BR2連射→ブレイド投げ レバー入れサブ射撃 93 斬り抜け2段 覚醒中サブ射撃 ガンダムエクシア 呼出 1 182 覚醒時1回トランザム斬り 特殊射撃 GNキャノン 2 117 非強制ダウン 特殊格闘 GNビームライフル【投擲】 1 60 後方に宙返りしながら投擲レバー左右対応。虹ステにも対応。 後格闘 トライアルシステム 1 - プレッシャー 格闘 名称 入力 弾数 威力 備考 通常格闘 GNビームサーベル NNN - 174 最終段で斬り抜け 前格闘 突き→斬り下ろし 前N - 133 バウンドダウン 横格闘 斬り払い→斬り上げ 横N - 128 回り込み打ち上げデンプシーは反対方向入力で派生可能 BD格闘 斬り上げ→斬り下ろし→斬り抜け BD中前NN - 174 主力格闘。射撃ガード付き 格闘横格派生 デンプシーロール 格闘→左右左右… - (N始動)〜 交互に入力して連続攻撃N格のみ2段目からも派生可能 覚醒技 名称 弾数 威力F/S/V,C 備考 覚醒技 GNビームサーベル連続攻撃 1 //281 射撃で〆る乱舞系覚醒技 ▼目次 概要 キャンセルルート 射撃武器【メイン射撃】GNビームライフル 【サブ射撃】ガンダムエクシア 呼出【Nサブ射撃】GNソード・ライフルモード GNブレイド【投擲】 【レバー入れサブ射撃】GNソード 【覚醒中サブ射撃】GNソード【トランザム乱舞】 【特殊射撃】GNキャノン 【特殊格闘】GNビームライフル【投擲】 【後格闘】トライアルシステム 格闘【通常格闘】GNビームライフル【サーベル発振】 【前格闘】サーベル二刀流【突き】 【横格闘】サーベル二刀流【斬り払い】 【BD格闘】サーベル二刀流【突撃】【各種格闘横格派生】デンプシーロール 覚醒技【覚醒技】GNビームサーベル連続攻撃 コンボ コメント欄 概要 装甲をパージしたガンダムヴァーチェの中から現れた真の姿であるガンダム。ずんぐりとしたヴァーチェから一転して細身のシルエットへと変貌する。 ソレスタル・ビーイングで内紛が発生した場合、ヴェーダとリンクした機体を掌握する能力を持つため、ナドレの存在は組織内でも極秘とされていた。 ヴァーチェからの一方通行換装でこちらの形態となる。 鈍足高火力といったヴァーチェから一転して、並程度の機動力を持つ万能機になる。一方的な不利を背負うことは少なくなるが癖も独自の強みも少ない。 よって、「ヴァーチェが使いにくいからといって最初からナドレを使うなら他機体でいい」となり、「ヴァーチェでは対応できない状況に対応するために仕方なく脱ぐ」という状況が多い。 だが、格闘機2機が擬似タイを狙っている状況や、逆に射撃機2機にBD格闘を押し付けに行きたい状況などでは即脱ぎも視野に入る。 もちろん、相方も2000の編成事故のケースや、武装相性的に天敵であるスタウィなどが対面にいるときなど、「早い段階で脱がなければならない」マッチングでは迅速な判断が求められることもしばしばある。 そういった戦術でも2000コストとしては決して大きく見劣りはしない、万能機相応の対応力は持っている。 SA付き広範囲プレッシャーを持っている、本作で奪われた振り向きアメキャンの代用となるムーブがあるなど、自衛力は高い方。 だが、その反動で無視されることが辛いのは相変わらずで、「脱がせたあとは放置して適度に捌いているだけでいい」というのが相手側の認識。 本作でもそれは変わらずで、ヴァーチェとは違った形で相方の負担が大きくなるため、多少強引な立ち回りも要求される。 疑似タイ性能はそれなりにあり、誰が相手でも安定して立ち回れるので行動の自由が高い反面、無視されやすい点も3000の後衛としては致命的となる場面もある。 幸いヴァーチェと比べればガン追いするだけなら不得手ではないので、試合展開に合わせた立ち回りを心がけよう。 相変わらず使いこなすのは難しいが、デンプシーロールによる高火力コンボは健在。 そこそこ高い機動力や迎撃力、時には格闘を差し込むなど粒ぞろいの選択肢を的確に使っていこう。 しばしば言われているが、こちらの形態が使えないのはヴァーチェ/ナドレ使いとしては問題ありなので、使うべきタイミングはちゃんと覚えておきたい。 キャンセルルート メイン→特射、特格 各サブ→メイン 特格→特射 射撃武器 どれもクセがなく扱いやすい反面、どうしても圧力が無く放置されやすい。 とは言え全く強味が無い訳ではなく、判定が大きめのメインと誘導切り+虹ステ可能な特格は同じ2000コストでは見かけない独自の性能を持つ。 弱点が無い分強味も薄いのでプレイヤーの技量が如実に現れる構築となっているため、適当にバラ撒くのではなく適切な状態で使用し て少しでも圧力の薄さをカバーしたい。 【メイン射撃】GNビームライフル 一般的な物より少し太いBR。 唯一移動撃ち出来る武装でアメキャンにも対応しているので依存度が高い。適当に垂れ流すとすぐ枯渇してしまうため、弾数管理はしっかりとしよう。 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 常時3秒 ビーム 75(-30%) 2.0 よろけ 【サブ射撃】ガンダムエクシア 呼出 リロード 属性 アシスト消滅6秒 アシスト ガンダムエクシアを呼び出すアシスト攻撃。前作特殊格闘がコマンド移行。 ヴァーチェ時とは異なり、レバーNとレバー入力で2種の動作を使い分け可能。 自衛の要であるため温存したいがBD格闘と合わせて使う事で安定して距離を詰める事も出来るので使い所は多岐に渡る。 今作共通調整によって振り向きがなくなったので前作プレイヤーは注意だが、この点はライフルサーベル投擲で補おう。 【Nサブ射撃】GNソード・ライフルモード GNブレイド【投擲】 GNソード・ライフルモードを2連射後ロングブレイドを投擲。 プレイアブルのメイン2連射→射撃CS。 ロングブレイドの投げ方は異なるがスローネツヴァイのファングを撃墜した動作の再現。 誘導と銃口補正が悪くあまり性能はよろしくないが、レバー入れが中距離以遠だと機能しづらいため弾幕やアメキャンではこちらを使っていきたい。 銃口はブレイド投擲時にかかり直すため、BDで避けようとした相手には刺さる。 ブレイドはスタン属性なので追撃は容易。 動作 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 ライフル アシスト 実弾 72(60%) 40(-20%)*2 よろけ 2段目 ブレイド 実弾 117(%) 75(-%) スタン 【レバー入れサブ射撃】GNソード 2連斬り抜け。プレイアブルのBD格闘。 性能はヴァーチェ時のアシストと同様。 近距離での格闘迎撃、アシスト盾などの用途ではある程度信頼でき、特にカウンターを持たない本機にとって、射撃ガード格闘等に対する切り返しの択となっている。 一方中距離以遠では誘導が他機体のアシストと比べて良いとは言えず、アメキャンで使うとメインのよろけで追撃が入らないことがあるため注意が必要。 また、メインやサブでダウンを奪えたヴァーチェ時と違い、ナドレではレバサブ生当てから特殊射撃1発で追撃しても強制ダウンにならない。非常に限定的だが、ダウンを取ったつもりが受け身を取られていて手痛い反撃を喰らった……ということがないようにしよう。 【覚醒中サブ射撃】GNソード【トランザム乱舞】 トランザム状態のエクシアが格闘コンボを見舞う。 ヴァーチェ時覚醒中後サブと同様。 突進速度が早く、「ナドレには弾速が早い武装が無い」と油断してる相手に刺さる。 火力に難があるナドレの重要なダメージソースであり、なるべくなら当てていきたい。 手癖でアメキャンをするとエクシアヒット後にメインが当たりダメージが安くなったり取りこぼしたりする可能性がある点に注意。 【特殊射撃】GNキャノン 前作のサブ射撃。 足を止めてヴァーチェの両肩にあったGNキャノンを手に持って撃つ単発ダウン系射撃。 2発のビームを横並びに撃つのでそれぞれに判定がある。1hit60の2ヒット。 ナドレにとっては貴重な単発ダウン武装。生当てでも強制ダウンしないが、メインの節約も兼ねて腐らせず要所要所で使用しよう。 ヴァーチェのメイン格闘派生のような曲がり方はしないので、ズンダの〆やアシスト切り抜けヒットを見てから追撃で撃つなど、あくまで確定の追撃要因として使いたい。 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 常時?秒 ビーム 117(%) 60(-%)*2 6.0 3.0*2 ダウン 【特殊格闘】GNビームライフル【投擲】 後方に宙返りし、サーベルを展開したライフルを投げつける。前作の特殊射撃 今作では待望の虹ステ可能武装になった。 中距離戦ではレバー左右入力で投げる際に入力した方向へ慣性を効かせながら宙返りできる。 よってそこから虹ステアメキャンに繋げ大きく横方向へ移動しながら弾幕を張ったりすることが出来るようになった。 当たればスタンするので追撃しやすいが誘導は控えめ。 あまり知らていないが実は誘導切り効果が付いている。 この誘導切り効果と宙返りによる後ろへの後退距離の長さに加えて発生が速い為格闘迎撃に重宝する。 メイン→特格→特射とキャンセル可能。自衛や弾幕張りに。 銃口補正が悪くないので近距離で特に活躍する武装ではあるがメインの節約も兼ねて中距離でも使っていくことにもなる。 S覚醒中では約1秒でリロードされる上に、誘導切りとメインキャンセルによる後方への凄まじい慣性落下が見込める武装に変わり、高度が高ければ メイン 特格 メイン 特格…と正面に射撃しながら誘導切りを含めた後退ムーブが可能となる。 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 実弾 60(-30%) スタン 【後格闘】トライアルシステム プレッシャー系武装。スパアマがある他、パージした直後から使用可能でクールタイムもないというプレッシャーとしてはかなり破格の性能。 今作からの共通修正により入力と同時に弾数を消費するようになった。あまり使用頻度は高くなかったが、フェイントなどの搦め手は使えなくなったので注意が必要。 範囲は狭く広がりも遅めだがナドレにとっては自衛はもちろん能動的に当てにいける唯一の武装。 また広がりは遅いが半透明な事もあり独特な広がりを見せるので範囲は狭いと言えど意外と引っ掛かるプレイヤーは多い。 この武装をいかに意識させられるかが本機の命題。 当てた場合は安定を取って特射で簡単にダウンさせるか少しでもダメージを稼ぐ為に格闘を叩き込むかの二択になる。 格闘の場合でもN格闘等で手早く済ませたい……が、敵の相方が見ていないor疑似タイ状態ならここぞとばかりに必殺のデンプシーロールを叩き込んでやろう。 自分が追われている場面ではかなり強い技でもある。 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 プレッシャー 0(-%) スタン 格闘 発生が早く差し込みに使いやすい前格闘・伸びが良くデンプシー派生もしやすい横格闘・射撃ガード持ちでありながら伸びが良いBD格闘などが優秀で、やや弱体気味の換装形態にしてはクセも無く扱いやすい。 そして必殺のデンプシーロールはカット耐性の低さと操作難度の高さに比例して完走さえすればナドレの弱点であるダメージのとりにくさを解消した特大ダメージを叩き出せる。 ヴァーチェ時とは一転して常時無視されがちなナドレにとってこれらの格闘で如何にしてダメージを取り相手に注目して貰うかが鍵となる。 幸い格闘性能の良さに加えてアメキャンとプレッシャーもあるので、一旦格闘リーチに入れば3000コストすら殴り倒せるポテンシャルを秘めているので恐れず仕掛けに行きたい。 【通常格闘】GNビームライフル【サーベル発振】 サーベルを発振させたGNビームライフルで繰り出す袈裟斬り→横薙ぎ→回り込み斬りの3段格闘。 3段目で相手の背後に回り込む。 見た目ほどサーベルの判定は広くなく、剣先をカスらせるような使い方はできない。 伸びは万能機相応、踏込は良好なため振れる方ではあるが初段は横格やBD格の方が優秀。 1、2段目から横派生あり。詳細は後述。 初段火力が最も高いため、ここから派生を引き出すとダメージを僅かながら伸ばせる他、唯一2段目からも派生に繋げられるため安定して派生に繋げられるという点ではメリットか。 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 【前格闘】サーベル二刀流【突き】 左手のGNビームサーベルで突き→体を捻らせ右手のライフルサーベルで上段から斬り下ろしの2段格闘。 判定や伸びには特筆するような点は無いが発生が速い。 2段目はバウンドダウンなので追撃の好機だが武装の関係上高高度からでは追撃が安定しないので注意。 1段目からN格同様の横派生あり。 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【横格闘】サーベル二刀流【斬り払い】 ビームサーベルで斬り払い→ライフルサーベルで斬り上げる2段格闘。 素直に使いやすく滑りながら進む為か伸びが良いがデンプシー派生を行う場合、横格闘初段の入力方向と逆入力が必要となるため注意。 1段目からN格同様の横派生あり。 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【BD格闘】サーベル二刀流【突撃】 ビームサーベルで斬り上げ→斬り下ろし→ライフルサーベルで斬り抜ける3段格闘。 初段の踏み込み時には前方にバリア判定ありでバリア格闘にしてはかなり伸びる影の主力。 判定や発生も良好であるがとにかく伸びが射撃バリア付きとは思えないくらい長い、放置を受けやすいナドレが強引に攻め込む際にお世話になる。 ここからステアメキャンを使う事でたとえ相手が高コスト機体と言えど強い圧力を掛ける事が出来る。 デンプシー派生が初段から可能であり、非覚醒でも生当てからの完走で格闘機顔負けの300ダメコンが狙える。 ヴァーチェの特射ほどお手軽では無いが瀕死の相手を削りきるには十二分な火力が出るため、油断してる相手に差し込んでいきたい。 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【各種格闘横格派生】デンプシーロール 全格闘の初段から横格派生で可能。N格闘のみ2段目からも派生可能。左格闘派生→右格闘派生→……のように交互に入力することで、左右の拳で連打を叩き込む。 ラッシュ格闘能力を持ち、右と左でそれぞれ交互にループすることができる。 入力毎に要求速度が加速していくため限界まで入れきることは難しいが、万能機らしからぬ火力を引き出すことも可能。 本機の火力源であり、ティエリア機の代名詞。前述の通り高難易度のため完走は難しいが、前作での調整で入力ミスがあった場合は自動でダウンを奪うストレートを放って〆てくれるようになったため、ある程度ローリスクハイリターンの派生となった。 ヴァーチェを使うなら是非練習し、ガンダムナドレの真の能力を引き出すマイスターになろう。 格闘横派生 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 N1段目 袈裟斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗横派生 フック 98(70%) 41(-10%) 1.8 0.1 よろけ ┣逆派生 以下左右派生で繰り返し可能 ┗2段目 ストレート 168~(%) 100(%) 5.0↑ 5.0↑ 強制ダウン 覚醒技 【覚醒技】GNビームサーベル連続攻撃 連続攻撃からの斬り抜けで相手を打ち上げてGNビームライフルで〆。 ラストのビームライフルは24話でパトリック機のGN-Xと相打ちになったシーンの再現であり、この部分だけ両脚と左腕が破損しているグラフィックに変わるこのゲーム特有の原作再現性の高さも兼ね備えている。 手早く終わるが最後のビームライフルは完全に足が止まる。 トランザム覚醒の恩恵もあり初段の伸びは悪くなく生当ても視野に入る。 出し切りからのプレッシャー起き攻めや、相手が高高度まで打ち上がるので放置しやすく片追い状態を作りやすいのも長所の一つ、 放置されがちなナドレがダメージを取るための最終手段であるため狙える場面では狙っていこう。 覚醒技 動作 威力(補正率) F/S/V,C ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発(元値) 1段目 横薙ぎ //65(%) ///(-%) 2段目 逆袈裟 //121(%) ///(-%) 3段目 横薙ぎ //170(%) ///(-%) 4段目 斬り抜け //216(%) ///(-%) 5段目 ライフル //281(--%) ///(---%) ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル キャンセル補正で威力が変動する物は()で併記) 威力 備考 射撃始動 メイン≫メイン≫メイン 158 ズンダ メイン→特射 138 手早くダウンを取りたい時に メイン≫メイン→特射 160 基本 メイン→特格→特射 141 キャンセルのみで繋げる レバサブ≫特射 166 非強制ダウン。追撃も難しい 特格≫レバサブ≫特射 155 特格≫メイン→特射 145 メイン≫BDNN 182 メイン節約コン N格始動 ??? 前格始動 ??? 横格始動 横N>横N 206 打ち上げコン 後格始動 ??? BD格始動 ??? 覚醒中射撃始動 F/S ??/??/?? 覚醒中格闘始動 V・C ??/??/?? コメント欄 更新内容のメモや編集方針に関する議論にご活用下さい 名前 コメント すべてのコメントを見る
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正式名称:GAT-X303 AEGIS パイロット:アスラン・ザラ コスト:1000 耐久力:320 変形:○ 換装:× 盾:○ 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ビームライフル 7 70 コスト相応のBR。弾数が多め サブ射撃 シールド【投擲】 1 90 盾を真っ直ぐ投げつける。スタン属性 特殊射撃 スキュラ【照射】 3 15~186 照射ビーム 変形 名称 弾数 威力 備考 変形メイン射撃 スキュラ (3) 110 単発強制ダウン 変形特殊射撃 スキュラ【照射】 15~186 MS形態と同じ 格闘 動作 入力 威力 備考 通常格闘 横薙ぎ→横薙ぎ→サマーソルト NNN 174 横格闘 横薙ぎ→斬り上げ 横N 134 BD格闘 クロス斬り BD中前 50 特殊格闘 クロー捕縛→追撃→ドリル突き 特NNNN 177 派生 零距離スキュラ 特射 110~155 派生 自爆 特 417~433 変形格闘 ドリル突き 変形中N 120 機体解説 射撃武器 【メイン射撃】ビームライフル [常時リロード 3秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 70%] 同コスト帯で最多の弾数を誇るBR。サブ・特射・特格にキャンセル可能。 射撃戦ではサブや特射を織り交ぜて弾数を温存することも視野に入れよう。 【サブ射撃】シールド【投擲】 [撃ち切りリロード 5秒/1発][属性 実弾][スタン][ダウン値 2.0][補正率 80%] シールドをブーメランのように回転させて投擲する。特射・特格にキャンセル可能。 投擲と言っても軌道はBRなどと同じようにロック対象に向けて直線的に飛ぶ。 【特殊射撃】スキュラ【照射】 [常時リロード 10秒/1発][属性 照射ビーム][ダウン][ダウン値 4.0(0.2×20)][補正率 20%(-4%×20)] その場で変形してスキュラを照射する。変形動作を含むがND可能。 フルヒットしても強制ダウンは奪えない。 変形 【変形メイン射撃】スキュラ [特射と共有][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5.0][補正率 80%] 進行方向に単発強制ダウンの高出力ビームを撃つ。変形特射・変形特格にキャンセル可能。 【特殊射撃】スキュラ【照射】 [特射と共有][属性 照射ビーム][ダウン][ダウン値 4.0(0.2×20)][補正率 20%(-4%×20)] 基本的にMS形態と同性能。こちらもND可能。 【アシスト】ブリッツガンダム [呼出回数 2回][属性 格闘][よろけ][ダウン値 1.6(0.2×8)][補正率 68%(-4%×8)] 前作のバスターガンダムからブリッツガンダムに変更された。 右腕を失ったブリッツが自機の左側に出現し、ランサーダートを持って相手に突撃する。 出現直後にミラージュコロイドを展開し、途中まで姿を消したまま突撃するので闇討ち性能が高い。 格闘 【通常格闘】横薙ぎ→横薙ぎ→サマーソルト 右横薙ぎ→左横薙ぎ→サマーソルトの3段格闘。 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 横薙ぎ 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 横薙ぎ 100(74%) 60(-10%) 2.0 0.3 よろけ ┗3段目 蹴り上げ 174(64%) 100(-10%) 3.0 1.0 ダウン 【横格闘】横薙ぎ→斬り上げ 右腕のサーベルで横薙ぎ→左腕のサーベルで斬り上げる2段格闘。 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 横薙ぎ 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 斬り上げ 134(64%) 100(-20%) 2.0 0.3 ダウン 【BD格闘】クロス斬り 二刀流でクロス斬りの単発格闘。視点変更あり。 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 1段目 クロス斬り 50(84%) 1.7 ダウン 【特殊格闘】変形捕縛 変形して大型クローで相手を捕縛する。視点変更あり。 イージスを象徴する格闘。メイン・サブ・各種格闘からキャンセル可能。 特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 掴み 0(100%) 0(-0%) 0.0 0.0 掴み ┗追撃 追撃 45(100%) 15(-0%)×3 0.0 0.0 掴み ┣格闘派生 ドリル突き 177(70%) 30(-6%)×5 5.0 1.0×5 ダウン ┣射撃派生 スキュラ 155(80%) 110(-20%) 5.0 5.0 ダウン ┗自爆派生 自爆 433(%) (-%) . .× 縦回転ダウン コンボ ( はNDでキャンセル、→はそのままキャンセル) 入力 威力 備考 メイン始動 メイン メイン メイン 147 基本 メイン メイン→( )サブ 137(155) 距離が遠いと非確定 メイン→( )サブ 101(133) 非強制ダウン。距離が遠いと非確定 メイン→( )サブ メイン 136(168) メイン NNN 181 近距離の基本 メイン 横N→( )サブ 174(189) アシスト始動 アシスト メイン メイン 156 距離を問わない アシスト メイン→( )サブ 147(164) メインの節約に アシスト 特射 174 カットの心配がない時に アシスト NNN→( )サブ 204(218) ND繋ぎは不安定 アシスト 横N→( )サブ 183(197) N格闘始動 NN NNN 220 基本コンボ NN 横N→( )サブ 212(229) サブの繋ぎは右斜め前ND。不安定 NNN→( )サブ 203(232) 主力。ND繋ぎは不安定 NNN→( )特射 208(243) お手軽高威力。特射の繋ぎは最速斜め前NDで安定 NNN→(サブ)→特→射 223~252 高威力。特格の繋ぎはサブ盾を投げる前にキャンセルする。タイミングは要練習 NNN→(サブ)→特→自爆 308~337 自爆。非常に高威力 横格闘始動 横 NNN→( )サブ 212(234) 横 NNN→(サブ)→特→射 221~243 自爆を除く横格始動デスコン。特格は最速前NDでも安定する 横 横N→( )サブ 181(203) ND繋ぎだと不安定 横 横N BD格 184 繋ぎは最速前NDで安定 横N→( )サブ メイン 193(222) メインの繋ぎは最速横ND。大抵は振り向き撃ちになる 横N→( )サブ 162(191) 非強制ダウン 横N→( )特射 175(215) 安定 横N→(サブ)→特→射 183~212 横N→(サブ)→特→自爆 303~332 自爆。非常に高威力 BD格闘始動 外部リンク 非公式掲示板 - イージスガンダム Part.1